歯ブラシ中の転倒事故めぐり注意喚起/消費者庁が発表

歯ブラシ中の転倒事故めぐり注意喚起/消費者庁が発表

消費者庁は2月15日、6歳以下の子どもが歯ブラシを使用時に転倒したり、人とぶつかったりしてけがをした事故が、2010年からの6年間で139件に上っていることを公表した。

それによると、このような事故は、特に1歳児が最も多く、さらに全体のおよそ9割の124件が3歳以下によるものと指摘している。具体的には、歯ブラシをくわえたまま転ぶケースが全体の65.5%、ソファからの転落13.7%、人や物にぶつかっての事故10%などとなっている。

消費者庁は、保護者が近くで見守り、床に座らせて歯磨きをさせたり、喉つき防止カバーなど安全対策が施された歯ブラシを選んだりするよう、注意を喚起している。