理事会声明「北朝鮮の核実験強行に抗議する」

 2月12日、北朝鮮は第3回となる地下核実験を行った。これは核兵器廃絶と平和を望む世界の人々の思いを踏みにじる行為であり、決して許せない。厳重に抗議する。

 広島と長崎への原爆投下では20万人を超える一般市民が亡くなり、今なお多くの被爆者を苦しめている。このような悲劇を繰り返さないためにも、核兵器は廃絶すべきである。

 今回の核実験は「核実験またはいかなる挑発もこれ以上実施しない」ことを求めた国連安保理の2087決議に反するとともに、日朝平壌宣言や2005年の六カ国協議共同声明にも反する行為である。北朝鮮は直ちに核兵器開発を止め、六カ国協議など世界の平和的な話し合いの場に参加するべきである。

 われわれは、国民のいのちと健康を守る歯科保険医の団体として、核兵器廃絶をめざす運動を支持し、すべての核実験に反対する。

 

2013年2月14日 

東京歯科保険医協会

理事会