根本匠新厚生労働大臣は厚生政務次官経験者/NAISの会で元厚労大臣の塩崎氏と親交も
自民党の総裁選挙が終わり、安倍晋三氏が三選を果たした。その後、改造内閣の組閣と党人事が10月2日に行われ、第4次安倍内閣が発足した。医療界が注目していた厚生労働大臣には、元環境大臣でもある衆議院議員の根本匠氏(福島2区)が就任した。根本氏は1999年ころ、自民党衆議院議員4氏の政策グループ「NAISの会」を立ち上げたことで注目されたことがある(塩崎氏は、根本新大臣の2代前の厚労大臣で)。Nは根本匠氏、Aは安倍晋三氏、Iは石原伸晃氏、Sは塩﨑恭久氏のイニシャルからとっている。また、小渕恵三内閣時代に、厚生政務次官、党厚労副部会長などを務めてきた経歴がある。
◆歯系議員の副大臣・政務官就任状況
また、新改造内閣における副大臣・政務官は4日に決まり、副大臣25名、政務官27名。となった。
歯系議員の就任状況を見ると、白須賀貴樹(自民党、衆議院議員)が、文科・内閣府・復興政務官に就任した。また、日本歯科医師会推薦の山田宏氏(自民党、参議院議員)は、防衛・内閣府政務官に就任した。
また、医系議員の状況を見ると、阿部俊子(看護師、自民党、衆議院議員)が外務副大臣、高階恵美子(看護師、自民党、参議院議員)が厚労副大臣、新谷正義(医師、自民党、衆議院議員)が厚労政務官に、それぞれ就任している。