第5回広報部会を開催/参院選、社会保障会議報告書、歯科医師数問題などの情勢を議論

第5回広報部会を開催/参院選、社会保障会議報告書、歯科医師数問題などの情勢を議論

協会広報部は8月5日、今年度の第5回広報部会を開催しました。担当副会長・部、部員オブザーバーの参加は8名。

議事の中では、この1カ月の政治・経済・社会情勢について議論し、特に明日6日に首相に提出される見込みの「社会保障制度国民会議報告書」が焦点となり、消費税の8%への増税が社会保障関連経費に充てられるようになる可能性が強くなっていることや、消費税・医療・介護への国民負担が軒並み増加され、年金は支給年齢が繰り上げられる可能性が濃厚であること、70歳から74歳までの高齢者の医療機関窓口一部負担金を現行1割から2割へと段階的に引き上げることが打ち出されることなどを取り上げた。この報告書に関しては、すでに先月、自民党の議員有志11名による「国会版社会保障制度国民会議報告書」が取りまとめられており、内容的に酷似している点が注目されます。そのほか、歯科医師養成問題についても議論が行われています。また、先の参議院選挙の結果、歯科医師出身の国会議員が衆参両院合計8名(自民党6名、民主党1名、維新の会1名)となり、医系議員を凌駕していることなども話題となりました。

部会ではそのほか、本年9月の機関紙編集方針と今秋以降の方向性についても議論したほか、ホームページについても議論を重ねています。