歯リハなどを重点解説/第3回新点数説明会を開催

歯リハなどを重点解説/第3回新点数説明会を開催

4月24日、協会は第3回新点数説明会をなかのZERO大ホールで開催し、572人が参加した。

説明会では、協会に寄せられた相談の内容を中心に4月診療分の請求を前に改めて留意点を確認しながら説明された。講師は協会講師団が務めた。

歯管については、文書提供について「文書提供しない場合、カルテには管理の要点を記載する必要がある」とし、診療所の実態に沿って対応は判断すべきとした。「歯リハ1」についてはT.コンデとの関係を説明し、特に同月にT.コンデから新製まで進んだケースの場合、歯リハ1を算定すると同月に義管は算定できないため注意が必要と語った。CAD/CAM冠では施設基準や算定要件の内容を改めて確認し、技工所を変える場合は施設基準の技工所等の届出内容の変更に当たるため、再度届出が必要であると注意を促した。加圧根充処置については疑義解釈により原則は従来通り、レントゲンは根充と同日に行い、特別な場合に、異日の撮影が認められると述べた。またその場合であっても加圧根充処置は根充と同日に算定することになると解説した。

症例の解説では歯管、C管理、歯リハ1、加圧根充処置の四事例を紹介し、解説資料に遡りながら丁寧に解説した。

会場から多くの質問が寄せられ講師団が答えた。