第43回定期総会を開催/会員間の連携を強め、安心して医療を提供できる環境整備を

第43回定期総会を開催/会員間の連携を強め、安心して医療を提供できる環境整備を

 

6月21日、協会は新宿区高田馬場のエムワイ貸会議室にて第43回定期総会を開催した。一般会員のほか役員が参加し、メディアからは3社5名の方が取材に訪れた。

総会の冒頭で松島会長は、会長を務めた4年の就任期間を振り返りと、今後取り組むべき課題として医科歯科連携の強化、個別指導や患者トラブルにおびえず安心して治療に専念できる制度づくり、ネットを使った啓蒙活動の3つを掲げ、協会のさらなる発展への意気込みを語った。

森田中医協前会長が診療報酬改定を中心に講演

記念講演では「医療を取り巻く環境の変化と改革の方向」と題して、中医協前会長の森田朗氏に講演いただいた。2016年度の診療報酬改定が主な話題で、前回の診療報酬改定の振り返りと、現在の社会保障費の膨張といった財政上の問題や歯科においての課題として、訪問診療と医科歯科連携などを挙げた。

協会の活動計画や予算案を審議の上すべて承認

総会議事では、まず矢野正明副会長が2014年度の活動を多彩な写真で振り返り、呉橋副会長が2014年度の決算報告と2015年度の予算案を報告した。濱副会長からは2015年度の活動計画の報告がなされた。一般会員からは協会の活動に対する質問が多く出され、審議がなされた上で議案5本はすべて賛成多数で可決された。

懇親会では国会議員などが参加

懇親会では来賓として、まず、東京保険医協会の拝殿清名会長、保団連の田辺隆副会長、東京民医連の前田茂氏、協会顧問弁護士の前川雄志氏、協会顧問税理士の荒川俊之氏あいさつした。続いて、国会議員の初鹿明博氏(衆議院・維新の党)、小池晃氏(参議院・日本共産党)、田村智子氏(参議院・日本共産党)。都議会議員の大山とも子氏(日本共産党)、田中朝子氏(都議会維新の党)、宮瀬英治氏(都議会維新の党)。さらに中野区議の小杉一男氏(日本共産党)をはじめ、多くの方々が参加し、挨拶を行った。