2016年度次期診療報酬改定率決定/厚労・財務両大臣折衝で/歯科は+0.61%
2016年度4月実施の次期診療報酬改定の改定率が12月21日、塩崎恭久厚生労働大臣と麻生太郎財務大臣とのトップ間の折衝で正式決定された。
診療報酬本体は+0.49%のプラス改定であったが、これに薬価の-1.22%、材料価格の-0.11%となっており、ネットでは-0.84%のマイナス改定。
本体については、医科+0.56%、歯科+0.61%、調剤+0.17%のプラス改定とはなっている。
今後は、2016年1月中に厚生労働大臣が中医協に診療報酬改定率に関する諮問を行い、その後、厚労省は公聴会を開催、パブリックコメント募集などを行い、一般からの意見を求めるのが慣例化している。そして、2月中旬、中医協は厚労大臣に答申を行う。