患者トラブルに対応!
個人情報保護法の施行、医療法の改正、インターネットの普及による情報の氾濫など社会の変化、医療をサービスと捉える風潮などから患者の権利意識が高まり、患者からカルテ開示を求められたり、過度な要求や言いがかりなど、医療機関では解決できないような事案も増加しています。
トラブル対策に一番有効な方法は、トラブルの重大化やトラブルを未然に防ぐことです。協会ではトラブルを起こさないための説明力、トラブルになりやすい状況への対応、トラブル発生時の注意点をまとめた「患者トラブル対応10か条」を作成していますので、是非ご参照ください。カルテ開示を求められた場合の個人情報開示請求書などの資料集もご用意しています。
個別指導通知が届いたら!個別指導・監査の相談に対応!個別指導・監査に録音、弁護士帯同ができます
個別指導および監査は保険医にとって精神的、経済的な圧力となるため、正しく個別指導を受けるための相談を行っています。
特に保険医の精神的負担に配慮した相談行い、正しい保険請求を理解できるようにサポートします。
個別指導はあくまでも行政指導であり、教育的観点で行われるべきものですが、残念ながら指導の場で「まるで犯罪者扱いのように感じた」といった声も聞かれます。医療機関への個別指導については相談できる窓口が極めて少なく、孤立感や強い不安に苛まれる当事者も多いようです。保険医協会では、会員のために個別指導に関する相談や質問に対応しています。一人で悩まず、まずは保険医協会へご相談ください。個別指導には弁護士の帯同、録音が可能です。協会は顧問弁護団を結成して対応しています。
個別指導の通知が来たときに弁護士を帯同させることができますか?
弁護士の帯同は厚労省も認めており、東京の個別指導でも協会の顧問弁護士が帯同しています。また、個別指導時の録音についても指導を受ける先生の勉強の為であれば認められています。間違った指導をされて、あとで言った、言わないということにならないように録音・帯同をお勧めします
協会から個別指導に帯同してもらう弁護士を紹介してもらうことはできますか?
顧問弁護士のほかに10名ほどの協力弁護士も控えていて、会員からの依頼にこたえられるような体制を整えています。不安な先生はご相談ください
専門家に相談したい!経験豊富な弁護士、歯科医師賠償責任保険代理店も含めて柔軟に相談に対応!
患者さんとのトラブルに一人で対応するのは、精神的にも肉体的にも会員の先生方の大きな負担となります。協会では過去に蓄積されたデータを元に経験豊富な歯科保険医と弁護士、歯科医師賠償責任保険の代理店も含めて相談に対応しています。
また、繰り返しになりますが個別指導時にも弁護士の帯同、録音が可能です。協会は顧問弁護団を結成しており、また顧問弁護士のほかに10名ほどの協力弁護士も控えていて、会員からの依頼にこたえられるような体制を整えています。不安な先生は是非ご相談ください。
相談事例をもとに最新情報を発信!
協会に寄せられた相談事例を集積・分析して研究会等で会員の先生方にフィードバックしています。今後開催される研究会にも是非ご参加をお待ちしてます。
最近の研究会は以下の通りです。
- 2019年度
- 「2019年度指導の特徴と患者トラブル対策」
- ①高点数による指導の現状~どのような理由で指導に呼ばれるのか?~
- ②見返そう!ガイドライン、ポジションペーパー~最近、協会に寄せられた相談事例をもとに~
- 2018年度
- 「歯科医院に求められる患者への応召義務と個別指導の現状」
- ~開示資料から読み解く、「高点数」より怖い「情報」~
- 2017年度
- 「2018年度集団的個別指導と個別指導の特徴」
- ~指導に向けて明日から取り組むべきこと~
- 2016年度
- 「2016年度指導の全容を大解剖」
- ~集団個別より実は深刻な患者トラブルからの個別指導~
- 2015年度
- 「失敗しない患者トラブルの初期対応」