社保・学術部

<受付中>2026年度第8回院内感染防止対策講習会

NEW 初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)の研修会のご案内

※本講習会は当協会会員限定となっており、参加するには入会が必要です。

※他協会会員は原則参加できません。

この研修会は、初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)の研修要件(抗菌薬の適正使用を含む)を満たす内容で開催をします。

※6月の診療報酬改定において、歯初診の研修要件に「抗菌薬の適正使用」の内容が追加されました。それに伴い、6月以降に受講する研修は、「抗菌薬の適正使用」の内容を含む必要があります。

一方で、現時点で4年の有効期限を迎えない受講歴をお持ちの先生は、「抗菌薬の適正使用」の内容が含まれていなくとも、次回の有効期限を迎える前までに「抗菌薬の適正使用」の内容が含まれた研修会を受講いただければ歯初診の要件を満たすことになります。そのため、直近の歯初診に係る研修の受講歴をご自身で確認してください。

以上をご確認いただいたうえで、Zoom登録・受講料の決済を行ってください。受講資格は会員に限定されます。

【日時】

第8回 11月25日(水) 午後1時~午後2時20分

【開催形式】
Zoomウェビナー

【対象】
会員
※未入会の方はご入会が必要です。
※会員確認に時間を要する場合がございます。ご登録から承認まで、2~3日(土日祝を除く)いただいております。予めご承知置きください。

【受講料】
1,000円
※Zoomご登録後、会員資格の確認ができましたら、承認とともに決済URLをお送りします。クレジット決済または銀行振込から決済方法をお選びください。

【予約】
①本ページのZoomウェビナー登録より必要事項を登録
※登録したメールアドレスを使用できる端末(PCやスマホ等)からZoomウェビナーの参加を推奨いたします。
※登録するメ―ルアドレスは、@docomo.ne.jpまたは@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールからの登録は文字制限がかかり、Zoomからのメールが届かない場合がありますのでご注意ください。

②登録後、Zoomウェビナー(no-reply@zoom.us)より登録確認メールが届きます。確認メール本文に記載されているURLから決済(受講料1,000円)へお進みください。
※決済の際に登録するメールアドレスは、Zoomウェビナーに登録したメールアドレスと同様のものをご登録ください。
※決済はクレジットカードもしくは銀行振込をお選びいただけます。また、決済代行サービス「ゼウス」を経由します。

③決済後、「ゼウス」より決済確認メールが届きます。
※決済後、受講料の返金は承れませんので、あらかじめご了承ください。

【修了証明の発行】
・メールの本文内に研修内容を記載予定(書面での発行はしません)。
・修了証明は大切に保管してください。

【レジュメについて】
講習会開催の1週間前と前日、1時間前のリマインドメールに当日の資料のダウンロードURLを掲載します。

【注意事項】
・Zoomが正しく起動するかどうかを受講日までにご確認ください。受講日の直前の確認になると開始時間に間に合わないなど、不具合が生じることがあります。
・当日は、開始時間の1時間前より入室可能です。
・遅れて入室した場合や、途中退室した場合、修了証明は発行しません。
・講義終了後、確認テストを行います。必ず確認テストの回答をお願います。回答がない場合、修了証明は発行できません。

お申し込みはこちら  ↓(会員専用ページのデンタルブックに移行します)

https://dentalbook.tokyo-sk.com/member/public/MemberAuth_input

<次回以降のスケジュール>**************************************

第9回 2027年2月24日(水) 同上 ※予約開始日:2月1日~ 【今年度ラスト開催】

<受付中>2月21日(日) 第2回施設基準のための講習会

本講習会は、以下に掲げる施設基準の「研修要件」を満たす講習会です。

※新規に以下の施設基準を届出する会員の先生方向けの講習会です。
  • 歯初診(歯科点数表の初診料の注1に係る施設基準)
  • 外安全1(歯科外来診療医療安全対策加算1)
  • 外感染2(歯科外来診療感染対策加算2)
  • 口管強(小児口腔機能管理料の注3に規定する口腔管理体制強化加算)
  • 歯援診1・2(在宅療養支援歯科診療所1・在宅療養支援歯科診療所2)

◆お申込みの内容を確認後、開催が近くなりましたら(1月下旬以降)、郵送先(すでに協会に登録済みのDM送付先)に案内状と振込用紙(ゆうちょ銀行用)をお送りします。なお、期日までに振込の確認ができない場合、キャンセル扱いとなる場合がございます。
また、当会会員限定の講習会になっておりますので、未入会の先生はお申込み前にご入会が必要になります。

【日 時】 2027年2 月 21 日(日)
【内 容】
▼5つコース▼ 参加費:8,000円
13時~18時30分
~対応している施設基準~
●歯初診、外安全1、外感染2、口管強、歯援診1・2
※お申込みを頂くコースによって、開始時間および参加費用が異なりますのでご注意ください。

▼3つコース▼ 参加費:5,000円
16時~18時30分
~対応している施設基準~
●歯初診、外安全1、外感染2
※お申込みを頂くコースによって、開始時間および参加費用が異なりますのでご注意ください。

 【場 所】 ワイム貸会議室高田馬場 4階

 【対象者】
会員(東京歯科保険医協会の会員に限ります)
※代理出席は認められません。ご本人の参加が必須です。
※未入会の先生はご入会が必要になります。開催日直前でのお申込みの場合にご参加できないことがございますのでお早目のご連絡をお願いいたします。

【定 員】
100名程度(定員になり次第、締め切らせていただきます)。

【講 師】
・繁田雅弘 氏(東京慈恵会医科大学精神医学講座 名誉教授)
・坂下英明 氏(明海大学名誉教授/朝日大学客員教授/我孫子聖仁会病院口腔外科センター長)
・馬場安彦 氏(東京歯科保険医協会 副会長)
・森元主税 氏(東京歯科保険医協会 理事)
 
【内 容】
在宅医療・介護等、歯科疾患の重症化予防に資する継続管理(エナメル質初期う蝕管理、根面う蝕管理および口腔機能の管理を含む)、高齢者・小児の心身の特性(認知症を含む)、院内感染防止、緊急時対応、医療事故、偶発症等
※施設基準の届出に必要な研修要件を網羅できます。

【問い合わせ先】
社保・学術部:03-3205-2999

【申し込みはこちら】

https://forms.gle/wzQsF6xg87HRnyiE7

【必ずお読みください】
「歯初診」の4年に1度の「更新」のための講習会は、院内感染防止対策講習会(WEB)をご利用ください。
また、「外感染2」の施設基準の要件にあります「感染経路別予防策及び新型インフルエンザ等感染症等を含む感染症に係る対策・発生動向等に関する研修」は年1回の受講が必要です。ぜひご受講ください。
ご不明な点は、協会までお問い合せください。

2025年度 「情報提供」による指導実績が計画を上回る 個別指導は103件、新規個別指導は244件に実施


2025年度 「情報提供」による指導実績が計画を上回る 個別指導は103件、新規個別指導は244件に実施

協会が関東信越厚生局東京事務所(以下、厚生局)に行った行政文書の開示請求により、2025年度の個別指導は103件実施されたことが明らかになった。選定理由の内訳は、情報提供35件、再指導58件、高点数8件、その他2件(表1)。

◆「情報提供」を  優先して実施
25年度の「情報提供」を理由とした個別指導は11件の計画に対し35件が実施された。情報提供は、患者や保険者、審査支払機関、医療機関等の従事者からの情報に基づくものであり、保険請求の内容を確認し、面談による指導が必要と判断された医療機関に対して行われる。厚生局は、「年度途中の情報等により早急に指導が必要と認める保険医療機関について、適宜選定委員会において選定の上、実施する」としており、情報提供による指導が優先的に行われた結果、計画を大きく上回る実施件数となった。
「高点数」を理由とした個別指導では、24年度が2件、25年度が8件であったが、今年度は20件が計画されており一定の件数が実施されるとみられる。
なお、個別指導全体の指導結果をみると、44・4%が「再指導」となっており、依然として半数近い医療機関が再び個別指導の対象となった(表2-⑴)。

◆新規個別指導での再指導19件
新規指定を受けてからおおむね1年以内の医療機関を対象とする新規個別指導は、244件実施された。指導結果の内訳は、「概ね妥当」53件、「経過観察」172件、「再指導」19件となった( 表2-⑵)。新規個別指導の結果が「再指導」となった場合、次回の指導は個別指導と同じ方法で行われる。対象カルテは30件となり、持参物に金属材料、薬剤、その他歯科材料などの購入・納品伝票なども含まれる。
また、新規個別指導でも持参物不足などにより指導が中断となることがある。そのため、指導当日は必ず持参物を確認し、指導に臨むことが重要となる。

◆正しい知識とカルテ記載12月に講習会を開催
指導対策においては、正しい保険請求の知識と、その根拠となるカルテ記載がもっとも重要である。協会では、26年度改定を踏まえた保険点数の算定要件や指導に耐えうるカルテ記載などを分かりやすく解説する新規開業医講習会を12月に開催する。
これから指導を受ける予定の先生や、カルテ記載・保険請求に不安を抱える先生は、ぜひご参加いただきたい。
(文中に出てくる表は「東京歯科保険医新聞8月1日号」をご参照ください)

10月より歯科技工指示書に「歯科技工所番号」の記載が必須に!


10月より歯科技工指示書に「歯科技工所番号」の記載が必須に!

2026年10月1日より歯科技工士法施行規則の改正が施行され、歯科技工指示書に「歯科技工所番号」の記載が必須となるため注意されたい。すでに歯科技工所には所管の保健所から「歯科技工所番号」が通知されているため、取引先の歯科技工所から「歯科技工所番号」を確認しておく必要がある。「歯科技工所番号」の記載が必要なのは10月1日以降の歯科技工指示書であり、さかのぼって記載をする必要はない。また手書きやゴム印の押印での記載で問題ない。
「歯科技工所番号」が無い歯科技工所への技工依頼は歯科技工士法違反になるため、必ず取引先の歯科技工所に確認をしていただきたい。

第1回 施設基準のための講習会 診療報酬改定後初開催


第1回 施設基準のための講習会 診療報酬改定後初開催

協会は8月9日、ワイム貸会議室高田馬場で、「施設基準のための講習会」を開催した。講師は繁田雅弘氏(東京慈恵会医科大学名誉教授)、坂下英明氏(明海大学名誉教授)、馬場安彦氏(協会副会長)、森元主税氏(協会理事)が務めた。

本講習会は、歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)および歯科外来診療医療安全対策加算1(外安全1)、歯科外来診療感染対策加算2(外感染2)、口腔管理体制強化加算(口管強)、在療養支援歯科診療所(歯援診)の要件に対応している。

今回は、歯初診・外安全1・外感染2に対応したコースに16人、歯初診・外安全1・外感染2・口管強・歯援診に対応したコースに60人の計76人が参加した。

今次改定で歯周病重症化予防治療(P重防)と歯周病安定期治療(SPT)が歯周病継続支援治療(SPT)に統合された。その結果、口管強の届出をした医療機関は、旧P重防の対象患者でも、SPTが毎月算定できるようになるなど要件が緩和された。こうした動きもあり、前回に比べ参加者が増加した。

参加者からは、「1日で複数の施設基準の要件を満たす講習会が受けられて効的だった」「良い講義で勉強になった」などの声が寄せられた。次回講習会は日程が決まり次第、機関紙と協会ホームページ、デンタルブックなどで案内する。


11月18日(水)第1回学術研究会

【テーマ】 保険診療における間接法メタルフリー修復と歯科接着 〜CAD/CAM冠・インレー、エンドクラウン、CAD/CAMブリッジ〜

【抄録】
保険診療の間接法歯冠修復においては、2024年にエンドクラウンが新設された。また、2026年度診療報酬改定でCAD/CAM冠とCAD/CAMインレーの適用が大幅に拡大され、2026年6月の期中改定でCAD/CAMブリッジが新たに保険収載された。すなわち、脱金パラを進めたい行政側の意図がさらに進んだといえる。間接法のメタルフリー修復では、窩洞や支台歯形態の理解、ならびに歯科接着の活用が必須であり、それらを理解、習熟する必要がある。本講演で間接法メタルフリー修復の勘所を臨床の実際を含めて解説する。(講師より)

【日時】 11月18日(水)午後7時~9時

【講師】  坪田 有史 氏(東京歯科保険医協会 副会長)

【会場】 東京歯科保険医協会会議室およびWeb開催

【定員】 協会会議室20名・Web450名

【対象】   会員とそのスタッフ

【参加費】  無料(会場参加の場合、同伴者1名につき1,000円)

【申込】  ここをクリックしてください

 

新規開業医講習会開催


新規開業医講習会開催

協会は8月2日、新規開業医講習会を開催し38人が参加した。協会では年間100件を超える新規個別指導および個別指導に関する相談を受けており、本講習会は、そうした相談事例を踏まえ、指導で指摘されやすい点について理解を深める場となっている。

参加者には、開業から1年未満で新規個別指導を控えた歯科医師が多く見られたほか、日頃のカルテ記載や保険請求を見直すために、ベテラン歯科医師も参加した。

講習会では、まず本橋昌宏副会長が「保険医として知っておくべきこと」と題し、最新の新規個別指導の状況などを解説。続いて、島倉洋造社保・学術部員が「保険点数の算定要件の勘所①」として、指導時に指摘されやすい抜歯や加圧根充の算定時の注意点などを解説した。最後に、濱﨑啓吾理事が「保険点数の算定要件の勘所②」として、実際の症例を例にカルテ記載の方法を解説した。
参加者からは「充実した内容で新規指導への不安が和らいだ」「勤務医時代に知っておきたかった」など、好評の声が寄せられた。

本講習会は、協会が特に力を入れている講習会の一つである。新規個別指導を控えている歯科医師はもちろん、開業後の保険診療やカルテ記載を改めて確認したい先生、保険診療について学びたい勤務医の方にも、ぜひ参加してほしい。次回は年末頃の開催を予定している。

口腔機能実地指導料のための 講習会を開催! 次回(9/16)が今年最後の開催


口腔機能実地指導料のための 講習会を開催! 次回(9/16)が今年最後の開催

協会は2026年8月6日、第4回口腔機能実地指導料のための講習会を開催した。講師は協会の松島良次理事と松島歯科医院の歯科衛生士・塚本佳子氏の2人が務めた。参加予約で400人を超えるキャンセル待ちが出る人気ぶりの中、会員の医療機関に所属する歯科衛生士297人が参加した。

松島氏からは口腔機能低下症と口腔機能発達不全症に対しての臨床上の口腔ケアの考え方、塚本氏は実際に歯科衛生士がどのように声掛けや指導するかなど実践面からそれぞれ講演した。

参加後アンケートでは「参加前は2時間という長時間の講義をやや敬遠していたが、実際に参加してみると分かりやすく、集中して聞くことができた」「どういった内容を指導すべきか、なんとなく理解していたが、歯科衛生士の方のお話を聞くことで、具体的なイメージができた」などの声が寄せられ、好評を博した。

◆次回は9月16日

次回開催は9月16日㈬に予定しており、歯科医師も参加可能となっている。今回参加できなかった歯科衛生士の方はもちろんのこと、会員の先生方にもご参加いただきたい。


ご注意ください! 2026 2026 年度診療報酬改定における 「画像診断」の考え方について


ご注意ください! 2026 2026 年度診療報酬改定における 「画像診断」の考え方について

2026年度歯科診療報酬改定において、一連の症状を確認するための撮影の取り扱いが無くなるなど「画像診断」の考え方の整理・明確化がなされた。以前のままの算定方法だと低い点数を算定してしまうことがあるのでご注意いただきたい。以下に「歯科保険診療の研究2026年6月版」から該当部分を抜粋(表)するので、今後の保険算定の参考にしていただきたい。また、算定に迷った際は、協会にご相談いただきたい。(03―3205―2999)

算定の基本

1 画像診断の費用は、診断料、撮影料、フィルム料を合算して算定する。

2 撮影料は、アナログまたはデジタルの区分により、所定点数を算定する。

3 同一の部位につき、同時に2枚以上のエックス線撮影をした場合、2枚目以降の診断料は、50/100で算定する。

4 同一の部位につき、同時に2枚以上同一の方法により、撮影した場合の撮影料は、特に規定する場合を除き、第2枚目から第5枚目までの撮影については50/100で算定する。第6枚目以後の撮影については算定できない。

⑴「同一の部位」とは、部位的な一致に加え、通常は同一フィルム面に撮影しうる範囲をいう。

⑵「同時に」とは、診断するため予定されるものをいう。ただし、処置または手術後の評価を目的として撮影した場合は「同時に」に該当しない。

⑶「2枚以上」とは、特に規定する場合を除き、撮影方法の別によらず2枚以上のエックス線写真を撮影した場合をいう。

⑷「同一の方法」による撮影とは、単純撮影、特殊撮影、歯科用3次元エックス線断層撮影または造影剤使用撮影のそれぞれの撮影方法をいい、デジタル撮影およびアナログ撮影については「同一の方法」として扱う。

⑸第1枚目の撮影では診断困難な異なる疾患に対する診断を目的に撮影した場合は、2枚目も所定点数で算定する。


2026年度診療報酬改定の疑義解釈(その10)

2026年度診療報酬改定の疑義解釈(その10)

7月17日付で厚生労働省より「疑義解釈資料の送付について(その10)」が通知されたので、多くの歯科医療機関に関わる部分を以下に抜粋する。
【チタンブリッジ】
(問)チタンブリッジについて、④5⑥⑥、⑤6⑥⑦または⑥6⑦などの分割抜歯や分離切断を行った歯を支台歯とする場合も、当該ブリッジは算定できるのか。
(答)分割抜歯または分離切断した歯を支台歯としたチタンブリッジをやむを得ず製作する場合は、残った歯冠や歯根の状態から、歯科医学的に適切な場合に限り、算定して差し支えない。この場合、チタンブリッジは1装置として取り扱うが、支台歯については、分割抜歯を行った場合には、「M017」ポンティックの留意事項通知(7)のハおよびニと同様の取り扱いとし、分離切断を行った場合には大臼歯1歯分として算定する。なお、分割抜歯や分離切断した歯に対するレジン前装加算は、ポンティックのみ算定する。

施設基準の8月定例報告について

施設基準の8月定例報告について

◆報告事項が一部変更に
今年も施設基準等の届出状況報告(以下、8月定例報告)の時期がきた。2026年度診療報酬改定により、定例報告事項の一部が撤廃され、報告内容が変更されている。
25年度まで報告対象となっていた歯科初診料の注1(歯初診)の施設基準、歯科衛生実地指導料(実地指)・訪問歯科衛生指導料(訪衛指)の算定実績および金属床総義歯等の選定療養の実施状況等の報告は不要となっている。
なお、定例報告に使用する様式は、関東信越厚生局のホームページに掲載される予定で提出期限は8月31日(月)とされている。様式の提出先は関東信越厚生局東京事務所となる。
◆ベースアップ評価料の中間報告について
26年6月1日時点で、歯科外来・在宅ベースアップ評価料の施設基準の届出を行っている全ての医療機関は、8月に賃金改善中間報告書(以下、中間報告書)を提出する必要がある。何らかの理由により、算定実績がなかった場合でも、実績「0件」として報告を行わなければならない。
さらに、26年3月1日時点で算定を行っていた医療機関は、中間報告書に加えて、25年度分の実績報告書も提出が必要となる。


協会では、デンタルブックで実績報告および中間報告の届出書の作成方法を解説する動画を公開しているので、ぜひご視聴いただきたい。
なお、歯科技工所ベースアップ支援料の実績報告は、27年8月に提出予定のため、26年の提出は不要。

2026年9月実施 歯科用貴金属随時改定情報/金パラ・銀合金・14カラット金合金引き下げへ

2026年9月実施 歯科用貴金属随時改定情報/金パラ・銀合金・14カラット金合金引き下げへ

7月22日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会で、歯科用貴金属価格の9月随時改定が決定した。
9月1日からの歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金(金パラ)の告示価格は1g当たり5232円(5746円から514円の引き下げ)、30g当たりで15万6960円(17万2380円から1万5420円の引き下げ)となる。
また、歯科用貴金属の随時改定では、金パラのほか銀合金、14カラット金合金も引き下げとなる。
9月からの詳細な点数は、公表され次第、本紙および協会ホームページ、デンタルブックなどでもお知らせする。

光ディスクなどでのレセプト請求継続の届出は8月末まで!

光ディスクなどでのレセプト請求継続の届出は8月末まで!

現在、光ディスクなどでレセプト請求を行っている医療機関が10月以降も引き続き同じ方法で請求を継続するためには、「光ディスク等を用いた請求に係る猶予届出書兼オンライン請求への移行計画書(様式第1号)」(以下、猶予届)の提出が必要となっている。届出は1年更新のため、毎年提出する必要があり、継続を希望する場合には8月31日までに医療機関等向け総合ポータルサイトから猶予届を提出する。
なお、書面での提出も可能だが、その場合は社会保険診療報酬支払基金(支払基金)および東京都国民健康保険団体連合会(国保連合会)にそれぞれ送付する必要があるため、注意してほしい。また、2025年に提出した猶予届の理由と、今年提出の猶予届の間に齟齬が生じないように提出前によく確認する必要がある。
審査支払側は、医療DX化および業務効率化のため、医療機関の置かれている状況を考慮せず、オンライン化を急いでいる。理不尽な理由での差し戻しなど、対応に困った際には、ぜひ協会にご相談いただきたい。

保険収載されたCAD/CAMブリッジ

保険収載されたCAD/CAMブリッジ

協会には毎月1000件を超える保険請求の相談が寄せられている。改定があった今春は、その件数が倍増した。相談の中心はベースアップ評価料、および施設基準に関するものであったが、診療に関する問い合わせで多かったものの一つに、「CAD/CAMブリッジ」がある。
本年6月にこのホームページ上でご紹介したことに続き、今回と来月の2回にわたり、CAD/CAMブリッジの詳細を取り上げることとした。併せて、会員から寄せられている問い合わせを抜粋して掲載するので、診療報酬請求の参考にしていただきたい。
併せて、11月18日(水)にCAD/CAMブリッジに関わる学術研究会を開催するのでご参加いただきたい。

2026年6月、新たに公的医療保険にYAMAKIN株式会社のCAD/CAMブリッジ用材料「KZR-CAD ファイバーブロック シンボー」(図1)が、同社からの保険適用希望書の提出により承認され、企業ルートにより期中収載された。その結果、本材料によるCAD/CAMブリッジが保険適用となった。既に保険適用されてから2カ月が経過しているが、協会には本技術への問い合わせが少なくない。(※)
26年度改定と同時にCAD/CAMブリッジは保険収載されたが、区分C2での新規技術としての期中収載である。したがって、8年前の18年度改定に保険収載された高強度硬質レジンブリッジ「エクスペリア」(株式会社ジーシー)の準用技術の位置付けであり、技術料は3000点が準用されている。なお、この点数の変更は、早くても次期の28年度改定時となる。

表1に高強度硬質レジンブリッジとの違いが比較しやすいよう「CAD/CAMブリッジの留意事項」を示した。


また、(一社)日本歯科理工学会と(公社)日本補綴歯科学会が示したCAD/CAMブリッジの材料要件を表2に示す。現状、表内の(1)はCAD/CAMブリッジとなる。したがって、CAD/CAMブリッジは、2200N以上の荷重に耐える強度が求められている。なお、YAMAKIN社のデータでは、約4500Nの強度があると示されている。次回は、臨床的視点で解説する。

 

 

 

 

 

東京歯科保険医協会
副会長 坪田 有史

集団的個別指導 平均点数1489点以上が選定対象/9月17・18日に実施予定

集団的個別指導 平均点数1489点以上が選定対象/9月17・18日に実施予定

協会が行った関東信越厚生局東京事務所(以下、厚生局)への開示請求により、9月に実施予定の集団的個別指導の基準平均点数などが明らかになった。
◆基準平均点数は1488点
2026年度の集団的個別指導は、25年度のレセプト1枚当たりの平均点数が東京都の平均点数(1240点)の、1.2倍を超える基準平均点数1488点以上の上位8%にあたる433歯科医療機関を対象に実施される。実際に選定された医療機関の平均点数は1489点以上で、9月17日または18日の2回に分けて行われる(表参照)。

25年度と比べ、平均点数は15点、基準平均点数は18点、それぞれ増点となった。なお、平均点数の算出に使用されるレセプトは、社会保険、国民健康保険の一般分、および後期高齢者分となる。
集団的個別指導の当日は、カルテなどの持参は不要で、2時間の講習を受けるのみである。ただし、正当な理由がなく欠席した場合は、個別指導の対象となるため、通知が届いた際は、必ず参加していただきたい。

 

◆社保研究会で最新情報を解説
なお、8月27日㈭には、26年度の個別指導や集団的個別指導についての解説を行う「社保研究会」をWEB併用で開催する。9月に実施される集団的個別指導の選定や仕組み、現在の個別指導の状況など最新の情報をお伝えする。ぜひ、参加いただきたい。

OTC類似薬の保険給付外し/歯科の軟膏や鎮痛薬まで負担増対象か

OTC類似薬の保険給付外し/歯科の軟膏や鎮痛薬まで負担増対象か

厚生労働省は、「OTC類似薬の保険給付の見直しの実施に向けた技術的検討会」(座長:武藤正樹/日本医療伝道会衣笠病院グループ理事)を立ち上げ、一部医薬品の自己負担増に向けた検討を始めた。歯科では、口内炎や口唇ヘルペスに対する一部の軟膏で自己負担額が増加する可能性が高まっている(表1)。

◆顎関節症への影響は… 曖昧な境界線

検討会では、使用頻度の高い鎮痛薬についても議論し、抜歯後の疼痛管理などの処置に伴う数日分の処方は、負担増の対象外とする方向性を示している(表2)。

しかし、例えば、具体的な処置を伴わない顎関節症の関節痛に対するロキソプロフェンナトリウム水和物の処方では、社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険中央会の審査提供事例で、審査上は認められているが、これが負担増の対象になるか否かは、現段階の資料からは読み取れず、境界線は曖昧なままである。

◆症状等に応じた負担割合 の変更は避けるべき

市販のOTC医薬品で対応できる症状であれば、患者は医療機関を受診しない。にもかかわらず、受診した患者の症状や処置などの有無によって窓口の負担割合を細かく変動させる仕組みは極めて不合理だ。

さらに、その複雑な運用への対応や患者への説明などの負担は、全て矢面に立つ現場の医療機関へと重くのしかかる。このような混乱を招き、患者に必要な医療へのアクセスを阻害する複雑な制度は導入すべきではない。協会は、患者が医療を安心して受けられるための働きかけを行っていく。

健康保険証での資格確認 7月末で終了/今後はマイナ保険証・資格確認書で

健康保険証での資格確認 7月末で終了/今後はマイナ保険証・資格確認書で

厚生労働省は、8月以降に従来の健康保険証による資格確認ができなくなると通知した。これにより、医療機関での資格確認は「マイナ保険証」「資格確認書」のいずれかで行う必要があり、健康保険証のみの持参は「保険証忘れ」と同じ扱いになるため注意が必要だ(表1)。

8月は後期高齢者の資格確認書の更新時期だが、今回から84歳以下でマイナ保険証の利用頻度が高い*被保険者には資格確認書が自動発行されない運用へ変更される(表2)。
◆進まないトラブル対応
マイナ保険証の利用拡大が進む一方、転居時の情報反映の遅れによって「資格無効」と表示されるなど、システムトラブルへの対策は不十分なままだ。厚労省は「マイナポータル画面」の提示などの代替措置を講じているが、現場の窓口対応を複雑化させている。マイナ保険証やマイナポータルの利用拡大よりも、カードリーダーを用いたオンライン資格確認システムを改善する方が重要である。

混乱を避けるため、協会は全ての後期高齢者への資格確認書交付の継続を求めており、5月27日には東京都に対して「75歳以上の方への資格確認書の一律公付継続を求める要望書」を提出した。大阪府では2026年度も全員への送付が決定している。
このように、当面は一斉交付を継続するなどの柔軟な対応が求められる。

CD-ROMなどでのレセプト請求 移行計画書は8月末までに

CD-ROMなどでのレセプト請求 移行計画書は8月末までに

厚生労働省は6月10日、2026年10月以降もCD-ROM等を用いた請求を継続する場合には、届出書および移行計画書を8月31日までにポータルサイトで回答するか、書面で様式を提出する必要がある、と保険局長名で通知した。
書面で提出する場合は、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と東京都国民健康保険団体連合会(国保連合会)にそれぞれ提出する必要があるため注意してほしい。
なお、厚労省はポータルサイト上のWEBフォームでの提出を原則としている。昨年は、7月に支払基金や国保連合会から医療機関に案内が届いていたことから、現在も光ディスクでレセプト請求を行っている場合は、今後の通知を十分注視することが必要だ。
◆詳細は8月号で紹介
提出先などの詳細については、東京歯科保険医新聞8月号に掲載予定。

「キャンセル料の徴収は『選定療養』のみ」に!!

「キャンセル料の徴収は『選定療養』のみ」に!!

◆「誤った」解釈広がる

厚生労働省は3月27日付で、「『予約に基づく診察の患者都合によるキャンセル料』を保険診療とは別に徴収できる」と通知したため、歯科診療など一般的な予約においても、キャンセル料を徴収できるとの解釈が広がった。

しかし、厚労省は5月29日付で訂正通知を出し、これは「選定療養費における予約に基づく診察」のみに限定されることを訂正・通知した。通常の歯科診療の予約については、キャンセル料を徴収できないことを明示し、注意を求めた。

◆求められる正確かつ慎重な情報発信

当初公表された通知の文言が誤っていたことにより誤解を与え、医療機関などに混乱をきたした今回の問題。正確かつ慎重な情報発信を行うとともに、訂正は速やかに行うよう再発防止策を講じるよう求める。

CAD/CAMブリッジ 6月1日から保険収載

ブリッジ 6月1日から保険収載

中央社会保険医療協議会総会が5月13日に行われ、6月1日から「KZR-CADファイバーブロックシンボー」を用いたCAD/CAMブリッジが保険適用されることが了承された。適用されたブロックは、グラスファイバーを含有した高強度CAD/CAMブロック材料であり、「歯科高分子製補綴物を作製するため、歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニットを用いて、切削加工を行う加工用材料」とされている。準用技術料は「M017―2 高強度硬質レジンブリッジ」(1装置3000点)とする。適用は上下顎ともに第二小臼歯(④5⑥)または第一大臼歯(⑤6⑦)の1歯中間欠損部に対するポンティックを含む3歯ブリッジのみで、従来の高強度硬質レジンブリッジが原則として失活歯支台のみだったのに対し、CAD/CAMブリッジでは生活歯支台にも適用可能となった点が特徴である。印象採得は印象材料を用いる従来の方法によるとされ、光学印象は認められていない。施設基準の届出自体は設けられていないが、実施要件としてCAD/CAM冠と同様の要件(表参照)を満たす必要がある。

さらに、クラウン・ブリッジ維持管理料(補管)は高強度硬質レジンブリッジと同様に対象になる。メタル価格高騰が続く中、保険診療におけるメタルフリー補綴の新たな選択肢として注目される。

キャンセル料徴収は・・・選定療養を届け出た医療機関に限られる!

キャンセル料の取扱いに関して、厚労省が訂正通知を発出!

厚生労働省は、キャンセル料に関する訂正通知を5月29日に発出し、選定療養における「予約に基づく診察」において、患者都合で予約がキャンセルされた場合に限って費用徴収が認められることを明らかにした。

▼療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について

5月29日、上野厚生労働大臣が会見の中でも「そもそも予約料を取っていない場合には、キャンセル料はもちろん取ることはできません。(中略)この点、現場に混乱を生じさせたことについて、お詫び申し上げたいと思います。」と述べている。

▼上野大臣会見概要(会見日時:令和8年5月29日)

キャンセル料の解釈をめぐり、3月下旬からSNSでは大きな話題となり、どのような状況下でもキャンセル料を徴収できると誤認識されていた。

そもそも通知で示されている「キャンセル料」は、*予約に基づく診察*として地方厚生局に届け出を行っている歯科医療機関が徴収できる対象になる。歯科医療機関は、2026年4月1日時点で29件に留まっている。

▼選定療養を届け出ている歯科医療機関一覧

3月27日に厚生労働省が発出した「療養の給付と直接関係のないサービス等の取扱い」は以下の通り。

選定療養における予約に基づく診察の患者都合によるキャンセル料
Wi-Fi利用料
在留外国人の診療に当たり必要となる多言語対応に要する費用
予約やオンライン診療の受診に係るシステム利用料

▼療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについての一部改正について

 

第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

第2回新点数説明会/900名が熱視線 保険請求の留意点解説

協会は5月21日、2026年度診療報酬改定に伴う第2回新点数説明会をなかのZERO大ホールで開催。改定における要点を解説した第1回に続き、今回は保険請求を行う際の留意点をテーマとし、会員をはじめ、約900名が参加し、講師の説明に耳を傾けた。

第1回新点数説明会の模様は、すでにデンタルブックで公開しており、会員であれば視聴することが可能。第2回、第3回(5月27日)新点数説明会も開催当日から2週間後を目途に順次公開する予定だ。

 

 

 

◆口指導講習会も同日開催

なお、同日に今次改定で新設された口腔機能実地指導料の算定に必要な歯科衛生士向けの講習会を併せて開催した。協会の松島良次理事、松島歯科医院の歯科衛生士・塚本佳子氏が講師を務め、400名を越える歯科衛生士が参加した。同指導料を算定するには、口腔機能発達不全症および口腔機能低下症の実地指導に係る研修を受けた歯科衛生士の配置を明記した施設基準を届け出て、同歯科衛生士が指導を行う必要がある。

医療資材/供給不安も冷静な対応を

医療資材/供給不安も冷静な対応を

昨今、ホルムズ海峡封鎖による原油輸送の停滞を背景に、原油由来のさまざまな製品の供給不足、および値上がりが生じ、生活を脅かしています。医療現場でも注射器、点滴バッグ、医療用ガウン、医療用手袋などが不足し、行政も対策本部を設置し対応を図っています。

医療用手袋に関しては、一部で通常量を大幅に超える発注などにより、結果として歯科医療機関をはじめとする一部の医療機関では入手が困難となっている状況も発生しています。

協会にも医療用手袋などの医療用消耗品が入手困難との相談が寄せられています。診療に欠かせない資材であるだけに、会員の先生方の不安は当然のものです。

一方で流通全体を見渡すと、医療材料の供給が全面的に停止している状況ではありません。一定の流通ルートを確保している医療機関では、比較的安定した供給が続いている例も見受けられます。

今回の混乱は、メディア報道による不安の高まりと、それに伴う一部ルートへの需要集中が重なり、供給の偏在が生じている側面もあると考えられます。

政府は、医療用手袋について備蓄水準を超える余剰分約4億9,000万枚のうち、5,000万枚を 5月下旬よりG-MIS(医療機関等情報支援システム)を活用して放出することを決定しました。4月21日時点でそれ以上の詳細はまだ不明なため、まずはG-MISに登録をしているか、ログインできるかなどを事前に確認することをお勧めします。

また、会員の先生方には、冷静な情報収集と適正な在庫管理に努めていただくようお願いいたします。必要な材料の確保にあたって、まずは日頃から取引のあるディーラーに状況を確認し、確実な情報に基づいてご対応ください。協会としても、引き続き情報収集を進め、必要な発信を行ってまいります。

G-MISログインページ 

→  https://www.med-login.mhlw.go.jp/s/login/?ec=302&startURL=%2Fs%2F

第1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

第1回新点数説明会/新点数説明会に1,300名超 多岐にわたる変更点を解説

協会は4月10日、2026年度診療報酬改定に伴う第1回新点数説明会を文京シビック大ホールで開催し、会員やスタッフほか1,358名が参加した。大勢の会員やスタッフが一堂に会し、2階席まで埋まる中、参加者は熱心にメモを取り、質問は多数に及ぶなど、活気のある説明会となった。

冒頭、早坂美都会長が挨拶に立ち、今次改定について「協会が求めていた項目や現場からの意見が反映された改定であったことは評価できる。しかし、診療報酬の本体は3.09%の引き上げとされたものの、その多くは賃上げ分など使途が限定されている。歯科医療の充実につながる技術料に相当した引き上げ分は、わずか0.31%にとどまった。説明会を通して日本の医療はどのような方向に向かっていくのか、国は歯科に対して何を求めているのか、先生方と共に考えていきたい」と訴えた。

また、政府が77成分・約1,100品目の薬剤について、特別の料金(薬剤費の25%)として患者に追加負担させることに対しては反対の意思を表明し、「ストップ!患者負担増請願署名」への協力を呼びかけた。

本橋昌宏副会長(社保・学術部長)

濱﨑啓吾理事(社保・学術部)

続いて、講師の本橋昌宏副会長(社保・学術部長)が基本診療料からリハビリテーションまで、濱﨑啓吾理事(社保・学術部)が処置から有床義歯、施設基準まで、冊子「2026年改定の要点と解説」を基に、今次改定の詳細を解説した。

その後には参加者との質疑応答が行われ、新設された口腔機能実地指導料(口指導)や算定単位と要件が変更された新製有床義歯管理料(義管)、再編された歯科口腔リハビリテーション料1(歯リハ1)、歯周病継続支援治療(SPT)のほか、ベースアップ評価料、歯科技工所ベースアップ支援料に関する質問が相次いだ。

終了後、参加者からは、「新点数説明会には毎回参加している。分かりやすくて感謝している」「次回の説明会も期待している」などの感想が寄せられた。

新点数説明会は本説明会を含め、計3回開催する。5月21日の第2回新点数説明会は疑義解釈や記載要領などを含め6月からの保険請求時の留意点をテーマとし、5月27日の第3回新点数説明会は在宅歯科医療に関する内容を中心に改定のポイントを解説する。

説明会の模様は、デンタルブック内でオンデマンド配信を行う。第1回はすでに配信を開始しており、第2・3回は6月上旬までに配信を予定しているため、改定内容の理解を深め、算定漏れがないようご活用いただきたい。

【開催終了】9月16日(水)19:00~大会場をご用意しました!口腔機能実地指導料のための講習会

第5回予約受付開始しました!

多くのご要望にお答えし、大きな会場をご用意いたしました!
第5回については会員の先生もご参加いただけます。
また、1会員あたりの参加人数制限もございません。
もちろん会員の先生お一人でのご参加も可能です。
年内の開催は最後の回になります。受講忘れがないようご注意ください。

予約はこちらから https://reserva.be/tokyosk418 
クレジットカード決済導入に伴い、5月までと予約フォームが異なります。
予約方法についてこちらをご確認ください。 予約方法について

今次診療報酬改定により、口腔機能実地指導料(46点)が新設されました。(要点と解説P.47,48参照)
 本指導料を算定するためには、口腔機能発達不全症及び口腔機能低下症の実地指導に係る研修を受けた歯科衛生士が配置されており、施設基準を届け出る必要があります。本講習会は、当該施設基準を満たす内容で開催します。
 講習会の受講に関しては、2027年5月31日まで経過措置がありますので、2026年5月中に受講ができない場合でも、施設基準の届出・算定は可能です。
 講習会を受講せずに、施設基準の届出を行った場合は、2027年5月31日までに講習会を受講し、再度届出を行ってください。

第4回 8月6日(木)19:00~21:00(キャンセル待ちとなっています)
     文京シビックホール(小ホール) 定員300名

第5回 9月16日(水)19:00~21:15
    文京シビックホール(大ホール) 定員1,000名
   ※会員本人も参加可能です。

※講習内容は同じです。いずれか1回の受講で結構です。
 これ以降の年内開催の予定はありません。

講師 松島 良次 氏(東京歯科保険医協会 理事)
   塚本 佳子 氏(松島歯科医院 歯科衛生士)
  
対象 会員と会員の医療機関に勤務する歯科衛生士

参加費 会員本人は無料(受講票・受講証明書の発行はありません。会員証を持参ください)
    歯科衛生士 参加者1名につき2,000円(税込)
    ご予約時のクレジット決済です。
    ご予約時にクレジットカード情報の入力が必要となります。
    ご用意のうえお申込みください。

予約はこちらから https://reserva.be/tokyosk418 
申し込み受付後、順次、会員の登録歯科医療機関に郵送にて受講票をお送りします。
(8月の回は7月10日以降の送付、9月の回は8月17日以降の送付です。)
当日は会員は会員証、歯科衛生士さんは、受講票を必ずお持ちください。
受講票・受講証明書には、参加者氏名(漢字)が記載されます。予約時に入力間違いがないようご注意ください。
ご予約の際には、参加者氏名(フルネーム漢字)、メールアドレス、会員番号、会員氏名、診療所名、診療所電話番号の入力が必須です。
1回の予約操作で1名の予約が可能です。複数名でご参加の場合は、それぞれのお名前でご予約ください。

予約日から開催日まで30日以上ある場合は、クレジットカード会社による与信確認が定期的に実施されることがあります。詳細はクレジットカード会社にご確認ください。

令和8年度診療報酬改定に係る施設基準の届出について

6月1日から算定を行うためには、5月7日(木)から6月1日(月)必着で、関東信越厚生局東京事務所へ提出してください。

なお、この締切に間に合わない場合でも当月中に届け出を行うことで翌月1日から算定可能です。

1 現在の届出状況の確認

現在のご自身の医療機関の届出状況を確認したい場合は、以下の資料をご確認ください。

※届出受理医療機関名簿↓

https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/13shisetsu_shika_tokyo_r0805.pdf 

※Windowsは「Ctrl+F」、Macは「Command+F」でページ内検索ができます。

※検索項目は、「医療機関の電話番号」もしくは「医療機関コード(7桁)」で入力してください。

 

2 届出様式・マニュアル 

「施設基準の届出様式の入手方法 令和8年度版マニュアル」のダウンロード

 

※今次改定で新設された主な施設規準一覧

新設された主な施設基準一覧
(2026年6月以降に算定するためには届出が必要。)
「2026年改定の要点と解説」該当ページ 備考
・電子的歯科診療情報連携体制整備加算1・2 P.28-29 医療情報取得加算および医療DX推進体制整備加算の廃止に伴うもの。
・口腔機能実地指導料 P.47-48

歯科衛生士の研修受講要件については、2027年5月31日までの経過措置が設けられた(みなし届出)。 みなしで届出を行った場合は研修会受講後に再度届出が必要。

▼記載見本(研修会の受講を終えている場合)↓

https://drive.google.com/file/d/1VUIe34byBDJOnToj1YqE9M_v9fB-TUTt/view?usp=drive_link

▼記載見本(これから研修会を受講予定の場合)↓

https://drive.google.com/file/d/1wgLdfpb3NQBwN4RpPvXWZSvpCgAH9DZe/view?usp=sharing

※研修会の受講が終わり次第、再度届け出が必要ですので、お忘れのないように!

・歯科技工所ベースアップ支援料 P.113-114

技工所ではなく、歯科医療機関が届出を行うもの。

▼届出様式はこちら ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html

※1「8.歯科技工所ベースアップ支援料の届出について」の項目をご確認ください。

※2 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

■メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

・歯科外来・在宅ベースアップ評価料 P.218-219

継続する施設基準だが届出が必要となる。デンタルブック上で解説動画あり。

▼届出様式はこちら ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html

※1「2.届出様式(医療機関用)」の項目をご確認ください。

※2 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

■メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

・地域支援・外来医薬品供給対応体制加算1・2・3(名称変更) P.80 処方料算定時に伴うもの。旧名称:外来後発医薬品使用体制加算
・3次元プリント有床義歯 P.139-140 2025年に期中収載され、今次改定で施設基準となったもの。
・歯科疾患管理料の注12に規定する特別管理加算 P.37-38 障害者歯科医療に関わるもの。
・歯科吸入麻酔または歯科静脈麻酔(Ⅱ) P.110 歯科麻酔管理料2。麻酔に専従する歯科医師などがいる場合に届出を行うことが出来るもの。

※歯科点数表の初診料の注1(歯初診)に規程する施設基準について

歯科点数表の初診料の注1に規程する施設基準において、常勤歯科医師が歯科外来診療の院内感染防止対策に係る標準予防策および新興感染症への対策(抗菌薬の適性使用を含む)の研修を4年に1回以上定期的に受講することが届出に必要ですが、職員に対する院内感染防止対策の研修は、届出後に実施してもよいとされています。なお、すでに届出している場合は追加項目をすぐに受講する必要はなく次回の研修受講の際に追加項目を含んだ研修を受講することになっていますので、まだ期限前の先生方は急いで新しい内容の講習会等を受講する必要はありません。次回の受講時に新しい内容を含んだ講習会等を受講してください。また、8月の定例報告も今次改定により廃止されました。

 

3 各種届出書の一覧

※1 ベースアップ評価料と歯科技工所ベースアップ支援料は、Excelに入力し、添付データとしてメールで送付する届出方法となります。

メールの送信先はこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001684691.pdf

※2 ベースアップ評価料の届出書の記載動画をデンタルブックに掲載しております。

デンタルブックログインはこちら→https://dentalbook.tokyo-sk.com/member/private/Member_index

 

4 提出先

 

5 届出後の受理状況の確認

届出後は、以下のリンクから受理状況を確認できます。

 

6 8月の定例報告について(2026年改定の要点と解説 P.154~155参照)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 定例報告の義務が不要になった主な施設基準
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)

・選定療養および歯科衛生実地指導等の実地状況報告
 └ 金属床総義歯の実施状況
 └ 歯科衛生実地指導料または訪問歯科衛生指導料の算定状況 など

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 定例報告の義務が必要な主な施設基準
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・歯科外来・在宅ベースアップ評価料

・歯科技工所ベースアップ支援料

・在宅療養支援歯科診療所1(歯援診1)

・在宅療養支援歯科診療所2(歯援診2)など

社保・学術部長談話「歯科医療提供体制を維持するため、診療報酬本体の抜本的引き上げを」

社保・学術部長談話「歯科医療提供体制を維持するため、診療報酬本体の抜本的引き上げを」

社保・学術部長談話「歯科医療提供体制を維持するため、診療報酬本体の抜本的引き上げを」

3月5日、2026年度診療報酬改定の告示・通知が示された。今回の診療報酬改定は、医科歯科連携の推進や入院患者に対する口腔管理の評価など、口腔管理の重要性がより明確に位置づけられ、歯科医療が全身の健康の維持や生活の質の向上に寄与するという観点も示された。

具体的には、SPTとP重防が歯周病継続支援治療として統合され、小児口腔機能管理料および口腔機能管理料の引き上げや検査の算定に必要な施設基準が撤廃されるなど口腔機能管理の充実が図られた。歯科衛生士による口腔機能実地指導料が独立したことも評価できる内容である。さらに適用条件が難解であったCAD/CAM冠およびCAD/CAMインレーの要件廃止、TeCの臼歯部までの拡大、麻酔薬剤料の算定対象の拡大、画像診断の診断料・撮影料の定義の変更、チタンブリッジの新設による歯科用金属アレルギー患者への対象拡大などが行われた。協会が改善を要望していた不合理な項目が是正され、臨床現場において使いやすさを意識した改定であることが理解できる。しかし、変更点は多岐にわたるため、全体を理解するには一定の時間を要する内容である。

一方、歯科疾患管理料は初診時の減算こそ廃止されたが、点数自体が引き下げられたため、長期の管理ではマイナスが積み重なる。新製有床義歯管理料も算定単位が変更され、歯科口腔リハビリテーション1との併算定が可能になったものの、こちらも点数が下がり、長期管理では同様にマイナスが生じる。SPTおよびP重防については、20歯未満の場合に減算となる。長期的に口腔管理を行う評価がマイナスとなったことは問題である。

今次改定では、歯科診療報酬の財源の大部分が物価・賃上げ対応に振り分けられた。改定率の半分以上を占める賃上げ対応は、歯科外来・在宅ベースアップ評価料の対象者を広げ、大幅な点数配分と継続して賃上げしている医療機関へのさらなる増点措置が取られた。賃上げ対策を行う医療機関を評価することは理解できるが、ベースアップ評価料は、医療行為の評価とは関係なく、使途が賃上げ対応に限定されていることが一番の問題点であり、基本診療料をはじめとした歯科診療報酬本体の点数を引き上げ、歯科医院経営を改善することが先決である。

物価高騰への対応として歯科外来物価対応料が新設されたが、初診時3点、再診時等1点にとどまり、物価高騰への対応には不十分と言わざるを得ない。

また、歯科技工士の確保および処遇改善を目的として歯科技工所ベースアップ支援料が新設されたが、1装置につきわずか15点であり、歯科技工士の確保および処遇改善の目的を果たせるとは考えにくい。歯科技工士不足は長年にわたり指摘されてきた構造的問題もあり、歯科技工士の養成、労働環境の改善、適正な技工評価など、総合的な対策が必要である。

現在、歯科医院の経営環境は、医療材料費、光熱費、人件費などの急激な高騰により極めて厳しい状況に置かれ、オンライン資格確認の設備や機器の改修なども今後の負担となる。今次改定では、一定の物価対応措置が講じられたものの、歯科分野への配分は極めて限定的であり、歯科医療機関が直面するコスト増加を十分に補填する水準とは言えない。

歯科医療費は医療費全体の中でも低い水準にとどまっており、歯科医療提供体制の維持のためには診療報酬本体のさらなる引き上げが不可欠である。保険でより良い歯科医療を国民に提供できるよう、協会は引き続き、診療報酬改定による算定要件の緩和、不合理是正を求めていくとともに、医療界の一致した要求である歯科診療報酬10%以上の引き上げを求めていく。

2026年4月10日

東京歯科保険医協会

社保・学術部長 本橋 昌宏

厚生労働省 児童や生徒の資格確認方法を整理

厚生労働省 児童や生徒の資格確認方法を整理

厚生労働省は、部活動の遠征や修学旅行などの学校行事および保育所・幼稚園・認定こども園の通園時で、保護者から離れた児童、生徒等が医療機関に受診する際の資格確認方法を整理した(下表参照)。

マイナ保険証を利用登録した児童、生徒等について、学校行事等によりマイナ保険証の本体を持参できない場合には、①マイナポータルにある「医療保険の資格情報」のPDFもしくはその印刷物、または②「資格情報のお知らせ」の原本もしくはその写しを用いた資格確認で可能とした。②は保険者から患者に発行されるが、①は患者側でマイナポータルからデータをダウンロードして取得する必要がある。

今回示された取り扱いにより、通常はマイナ保険証との併用が必須なこれらの持参物については、学校行事等における児童、生徒等が受診する場合は単体で資格確認が可能となる。なお、マイナ保険証の利用登録をしていない児童、生徒等については、資格確認書の代わりにそのコピーで資格確認ができる。保護者の立場から考えると、保護者が管理しているマイナ保険証や資格確認書の代わりにこれらを予め準備することで、学校行事等で子どもの緊急受診が必要になった際、これまで通りに保険診療を受けられ、不安解消につながる。

◆薬剤等の情報閲覧はできない

今回示された取り扱いは従来、現場で行われていた健康保険証のコピーを用いた資格確認と同様であるが、マイナ保険証が提示された場合と違って過去の薬剤などの情報は閲覧できない。

そのため、特に持病を持った児童や生徒等の受診では、大きな差が生じる。また、マイナ保険証に資格情報は表記されていないため、マイナ保険証を使用している患者の場合はコピーではないものが必要なことも患者には分かりにくい。

これを解決するためには、当面はマイナ保険証の有無に関係なく資格確認書を一斉交付し、児童や生徒等においてはそのコピーの提示でも可能とするといった導線の一本化を行うべきである。先日、杉並区で国保加入者に対する資格確認書の一斉交付の陳情が採択されたが、協会は引き続き問題の把握と解決を求めていく。

7月末まで延長 保険証での資格確認/上野厚労相 さらなる延長は否定

7月末まで延長 保険証での資格確認/上野厚労相 さらなる延長は否定

厚生労働省は3月25日に事務連絡を行い、2026年3月末までとしていた「健康保険証による資格確認」の期限を7月末まで延長することを発表した。上野賢一郎厚労相は、今回の延長は「円滑な受診を担保するため」と強調し、8月以降のさらなる延長は否定した。


◆続くマイナトラブルタイムラグの壁
マイナ保険証の利用率は26年1月時点で64・62%に達したものの、「資格無効」や「期限切れ」といったエラーが依然として発生している。また、全国保険医団体連合会の調査によると、トラブル発生時の解決方法として、従来の健康保険証で資格確認せざるを得ない実態が浮き彫りとなっている。こうしたトラブルの原因は、保険者が登録した情報がシステムに反映されるまでのタイムラグにある。
◆当面は資格確認書の一斉交付を
厚労省は、タイムラグ問題の早期解決策を提示するとともに、8月以降の延長を行わないのであれば、後期高齢者や一部の自治体(世田谷区・渋谷区)の国保加入者と同様に、当面の間は資格確認書を加入者全員に交付するべきである。
現場の混乱を防ぐため、協会は引き続き国会議員や行政に対して改善を求めていく。