協会ニュース

第47回定期総会に是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

 

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください

東京歯科保険医協会では、下記要領で第47回定期総会を開催いたします。

◆日 時:6月16日(日)午後2時30分~7時45分

・第1部「総  会」 午後2時30分~4時15分

・第2部「記念講演」 午後4時30分~6時

・第3部「 懇 親 会 」 午後6時15分~7時45分

◆会 場:中野サンプラザ 11階 「アネモ」ルームほか

《開催に当たって・・・》

20184月に診療報酬の改定が行われましたが、会員の先生方からのお力添えもあり、現場の声を盛り込むことはできました。しかし、都内では厳しい経営環境の中で、日々の診療に取り組んでいる歯科診療所がまだまだ数多くあるのが実情です。

当協会は来る616日(日)に第47回定期総会を下記の通り開催いたします。総会を機に、誰もが安心して歯科医療が受けられる医療保険制度の実現をめざすとともに、歯科医師の生活と経営改善に一層努力したいと考えています。2020年に実施される歯科診療報酬改定は、2040年に向けた大変重要な改定であると認識しております。そのため、本総会は新役員を選出し、これからを見据えた活動計画と予算を決定いたします。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひ、定期総会にご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。                                        会長 坪田有史

《総会記念講演》

◆テーマ「新しい階級社会と健康格差」

◆講 師 早稲田大学人間科学学術院教授 橋本健二 氏

 ⇒プロフィール

はしもと・けんじ/1959419日、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。2002年から武蔵大学社会学部教授、20134月から早稲田大学人間科学学術院教授。近著に「新・日本の階級社会」(講談社現代新書2018/1/18)、「『格差』の戦後史」(河出ブックス2015/3/6)、「居酒屋ほろ酔い考現学」 (祥伝社黄金文庫2014/12/12)など多数。

★総会・記念講演・懇親会の内容は下記の通りとなっております。会場は、中野駅北口目の前の中野サンプラザです。

※第47回定期総会案内パンフレットのダウンロードはここをクリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

      ★昨年の総会の模様★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

 

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

東京歯科保険医協会では、下記要領で第47回定期総会を開催いたします。

◆日 時:6月16日(日)午後2時30分~7時45分

・第1部「総  会」 午後2時30分~4時15分

・第2部「記念講演」 午後4時30分~6時

・第3部「 懇 親 会 」 午後6時15分~7時45分

◆会 場:中野サンプラザ 11階 「アネモ」ルームほか

《開催に当たって・・・》

20184月に診療報酬の改定が行われましたが、会員の先生方からのお力添えもあり、現場の声を盛り込むことはできました。しかし、都内では厳しい経営環境の中で、日々の診療に取り組んでいる歯科診療所がまだまだ数多くあるのが実情です。

当協会は来る616日(日)に第47回定期総会を下記の通り開催いたします。総会を機に、誰もが安心して歯科医療が受けられる医療保険制度の実現をめざすとともに、歯科医師の生活と経営改善に一層努力したいと考えています。2020年に実施される歯科診療報酬改定は、2040年に向けた大変重要な改定であると認識しております。そのため、本総会は新役員を選出し、これからを見据えた活動計画と予算を決定いたします。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひ、定期総会にご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

                                                会長 坪田有史

《総会記念講演》

◆テーマ「新しい階級社会と健康格差」

◆講 師 早稲田大学人間科学学術院教授 橋本健二 氏

 ⇒プロフィール

はしもと・けんじ/1959419日、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。2002年から武蔵大学社会学部教授、20134月から早稲田大学人間科学学術院教授。近著に「新・日本の階級社会」(講談社現代新書2018/1/18)、「『格差』の戦後史」(河出ブックス2015/3/6)、「居酒屋ほろ酔い考現学」 (祥伝社黄金文庫2014/12/12)など多数。

★総会・記念講演・懇親会の内容は下記の通りとなっております。会場は、中野駅北口目の前の中野サンプラザです。

※第47回定期総会案内パンフレットのダウンロードはここをクリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        ◆昨年の総会の模様◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯科医師数の現状や今後の需要に対する発言多数/今年度第1回メディア懇談会を開催

歯科医師数の現状や今後の需要に対する発言多数/今年度第1回メディア懇談会を開催

協会は5月10日、2019年度第1回(通算第74回)メディア懇談会を協会会議室で開催した。加藤開副会長が説明に当たり、司会は広報・ホームページ部長の早坂美都理事が務めた。参加は5名。今回の主なテーマは、①政策委員長談話「入学定員などの見直しを求める」、財政部長談話「10月の消費税率の引き上げの中止を求める」、②              「保険でより良い歯科医療を」請願署名、③「21世紀にふさわしい歯科改革提言2019年版」、④「保険でより良い歯科医療を求める」6・6歯科総決起集会への当会の取り組みと案内、⑤第47回定期総会の取材案内―などとした。

参加者から注目されたのは、政策委員長談話で、協会から「歯科医師になれない学生が約1700名。また、出願者数3723名と受験者数3231名。明らかに相違がり、現実的には、留年、卒業延期、国試受験できず卒業のみなどの背景が想定できる。この問題は、歯科医師養成予算の観点からみても問題」などを指摘。参加者からは、「一般社会の常識からすれば、歯学部に入学志願する人を理解できないのではないか」、「国公立大学歯学部なら国策として具体的な対応を図る可能性はあるが、私立歯科大学は政府が介入して決めることは、社会問題になるなど懸念がある」、「問題解決の要望を談話として発表しているが、具体的に解決策を念頭においてのことなのか。指摘だけでは、まだ不十分ともいえる」などの発言があった。また、歯科医師国家試験自体について、「医師・歯科医師の国試のあり方はどうなのか。一般の弁護士・公認会計士などと違い、医師・歯科医師を目指す大学に入学している。基本認識は資格試験。他の選抜試験とは違う。この認識が大事。当初はその理念が明確であったが、最近の傾向は、おおよそ3000名が受験し2000名が合格、1000名が不合格という形でで推移。これが歯科医師抑制対策と称されているものではないか。もし、社会的に問題提起した場合、それに対する説明や釈明が整合性、合理性をもち、社会が納得できるものとなるのか不安」とする意見もあった。そのほか、「これからの人口減少と高齢者の疾病構造の変化、歯科訪問診療の必要性など、歯科医療へのニーズ変化に対応するために必要となる歯科医師数はどうなるのか」や、「明確なエビデンスに基づき、具体的な歯科医師数を念頭にしての過剰・不足の議論が、行政でも歯科医療関係団体でも整理されていない」などの点を指摘する声もあった。

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

 

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

東京歯科保険医協会では、下記要領で第47回定期総会を開催いたします。

◆日 時:6月16日(日)午後2時30分~7時45分

・第1部「総  会」 午後2時30分~4時15分

・第2部「記念講演」 午後4時30分~6時

・第3部「 懇 親 会 」 午後6時15分~7時45分

◆会 場:中野サンプラザ 11階 「アネモ」ルームほか

《開催に当たって・・・》

20184月に診療報酬の改定が行われましたが、会員の先生方からのお力添えもあり、現場の声を盛り込むことはできました。しかし、都内では厳しい経営環境の中で、日々の診療に取り組んでいる歯科診療所がまだまだ数多くあるのが実情です。

当協会は来る616日(日)に第47回定期総会を下記の通り開催いたします。総会を機に、誰もが安心して歯科医療が受けられる医療保険制度の実現をめざすとともに、歯科医師の生活と経営改善に一層努力したいと考えています。2020年に実施される歯科診療報酬改定は、2040年に向けた大変重要な改定であると認識しております。そのため、本総会は新役員を選出し、これからを見据えた活動計画と予算を決定いたします。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひ、定期総会にご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

                                                会長 坪田有史

《総会記念講演》

◆テーマ「新しい階級社会と健康格差」

◆講 師 早稲田大学人間科学学術院教授 橋本健二 氏

 ⇒プロフィール:はしもと・けんじ/1959419日、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。2002年から武蔵大学社会学部教授、20134月から早稲田大学人間科学学術院教授。近著に「新・日本の階級社会」(講談社現代新書2018/1/18)、「『格差』の戦後史」(河出ブックス2015/3/6)、「居酒屋ほろ酔い考現学」 (祥伝社黄金文庫2014/12/12)など多数。

 

★総会・記念講演・懇親会の内容は下記の通りとなっております。会場は、中野駅北口目の前の中野サンプラザです。

※第47回定期総会案内パンフレットのダウンロードはここをクリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

東京歯科保険医協会第47回定期総会へ是非ご参加ください/記念講演では橋本健二氏が「健康格差」問題も取り上げます

東京歯科保険医協会では、下記要領で第47回定期総会を開催いたします。

◆日 時:6月16日(日)午後2時30分~7時45分

・第1部「総  会」 午後2時30分~4時15分

・第2部「記念講演」 午後4時30分~6時

・第3部「 懇 親 会 」 午後6時15分~7時45分

《開催に当たって・・・》

20184月に診療報酬の改定が行われましたが、会員の先生方からのお力添えもあり、現場の声を盛り込むことはできました。しかし、都内では厳しい経営環境の中で、日々の診療に取り組んでいる歯科診療所がまだまだ数多くあるのが実情です。

当協会は来る616日(日)に第47回定期総会を下記の通り開催いたします。総会を機に、誰もが安心して歯科医療が受けられる医療保険制度の実現をめざすとともに、歯科医師の生活と経営改善に一層努力したいと考えています。2020年に実施される歯科診療報酬改定は、2040年に向けた大変重要な改定であると認識しております。そのため、本総会は新役員を選出し、これからを見据えた活動計画と予算を決定いたします。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひ、定期総会にご出席くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。                                                会長 坪田有史

《総会記念講演》

 

◆テーマ「新しい階級社会と健康格差」

◆講 師 早稲田大学人間科学学術院教授 橋本健二 氏

 ⇒プロフィール

かしもと・けんじ/1959419日、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。2002年から武蔵大学社会学部教授、20134月から早稲田大学人間科学学術院教授。近著に「新・日本の階級社会」(講談社現代新書2018/1/18)、「『格差』の戦後史」(河出ブックス2015/3/6)、「居酒屋ほろ酔い考現学」 (祥伝社黄金文庫2014/12/12)など多数。

★総会・記念講演・懇親会の内容は下記の通りとなっております。会場は、中野駅北口目の前の中野サンプラザです。

第47回定期総会案内パンフレットのダウンロードはここをクリック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加できます!!医科協会の研究会/「オーソライズド・ジェネリックとは何か」

参加できます!!医科協会の研究会/「オーソライズド・ジェネリックとは何か」

日頃から医科歯科連携でおなじみの東京保険医協会が開催する研究会「オーソライズド・ジェネリックとは何か」について、当協会の会員も無料で参加することができます。開催要項は以下の通りです。

テーマは「オーソライズド・ジェネリック(AG)とは何か―色々なジェネリック教えます―」となっており、講師は京都府立医科大学附属病院薬剤部長の四方敬介氏です。ぜひ、ご参加ください。

※開催要項のダウンロードはここをクリック

 

 

 

 

財政部長談話「10月の消費税率の引き上げの中止を求める」(機関紙2019年5月1日号(№590)2面掲載)

 

財政部長談話「10月の消費税率の引き上げの中止を求める」(機関紙2019年5月1日号(№590)2面掲載)

政府は、2019年10月に消費税率を8%から10%へ引き上げることを予定している。非課税の会費が収入の中心となっている協会にとって、消費税増税は支出のみの増加となり、協会財政を圧迫する。

そこで、改めて10月に予定している消費税率の引き上げについて考えてみたい。

そもそも消費税は、増加する社会保障の財源とする目的で導入された。しかし、その反面、法人税や所得税の減税を行っており、結果的に消費税増税分は相殺され、社会保障財源とはなっていない。消費税率を引き上げる前に、法人税や所得税などの抜本的な見直しを行うべきである。

諸外国と比べて消費税率は低いと言われているが、国税に占める割合は既に20%を超えており、諸外国と同水準となっている。社会保障財源に占める消費税(付加価値税)の割合は14.9%で、福祉国家と言われるスウェーデンの13.8%を超えている(※)。

また、消費税は国内の消費に対する税であるため、消費税率の引き上げは、必ず国内の消費を冷え込ませる。過去の税率引き上げ時には、個人消費が大幅に減少し、国内経済に大きな悪影響を与えた。国内経済が悪化すれば国の税収にも大きな影響を与える。このことから2015年10月、2017年4月に予定していた消費税率の引き上げを2度にわたり延期している。

では、日本経済の現状はどうなっているのか。大企業を中心に内部留保は400兆円を超え増加を続けているが、その反面、多くの中小企業は景況調査などの結果が示すように厳しい状況が続いている。さらに国民の実質賃金が押し下げられたままとなっていることが、不正統計問題における国会での議論を通じて、明らかになっている。バブル崩壊後の「デフレ・スパイラル」から未だに抜け出せていない状況であり、消費税を引き上げる状況とはとても言えない。

海外への輸出の割合が多い日本は世界経済の影響も大きく受ける。アメリカと中国の関税問題、英国のEU離脱などによる経済的な影響が懸念されており、1月に発表された世界通貨基金(IMF)の世界経済見通しでも下振れリスクの懸念が指摘されている。世界経済的な面においても消費税率を引き上げる状況下ではない。

以上、様々な面から2019年10月に行う予定の消費税率の引き上げの中止を求める。

 

2019年4月12日

東京歯科保険医協会  

財政部長 半田紀穂子

 

※「全世代型社会保障への転換の真の狙いは、消費税増税にある」(芝田英昭、ニュースナビ2019年3月号)より引用

 

 

政策委員長談話「入学定員などの見直しを求める」機関紙2019年4月1日号(№589)2面掲載

政策委員長談話「入学定員などの見直しを求める」機関紙2019年4月1日号(№589)2面掲載

◆歯科医師になれない学生約1,700名

本年3月に第112回歯科医師国家試験の合格発表があり、新たに2,059名の歯科医師が誕生した。今後の歯科界を担う彼ら、彼女らに、まずはお祝いの言葉を贈りたい。

しかし、今回の歯科医師国家試験の合格者2,059名に対して受験者は3232名であったとされている。つまり、その差1,173名もの学生が、国試浪人になったといえる。

さらに気になる数字がもう1つある。出願者は3723名となっており、受験者数よりも491名も多いことである。これは、留年、卒業延期、あるいは国家試験を受験できずに卒業認定のみとなった学生が五百名近くいることを示している。

トータルすると、歯学部・歯科大学を卒業しても歯科医師になれない学生や卒業生が約1,700名もいる計算である。これは、歯科医師育成のために国家予算を投入していることからみると大きな問題ではないだろうか。

◆アンバランス解消を

歯科医師になれない学生を多く生み出す原因は、入口と出口とにアンバランスがあるためだろう。国家試験の合格者数は近年約2,000人前後で推移しているが、大学の入学定員は「平成30年度各大学歯学部の入学状況及び国家試験結果」によると2018年度は2,481名となっている。つまり、過剰に学生を入学させているといえる。

歯科医師の質を担保するために、入学後もさらにふるいにかけるという考え方もあるだろうが、それは歯学部・歯科大学の入学試験において行うべきである。志を持って入学した学生の夢を奪うようなことはしてはならない。

このアンバランスと国費の無駄遣い、そして若者の大切な時間の浪費の解消をするために、大学を所管する文部科学省、国家試験を所管する厚生労働省は共同して速やかに対策を講じるべきである。

この談話は、歯科医師になれない学生の問題を解消すべく、大学の統廃合や入学定員の見直しなどの対策を強く求めるものである。

2019年4月1日

東京歯科保険医協会政策委員長

松島良次

「歯科診療所で備えるべき災害対策」いよいよ!今月20日に開催!!

 災害対策、考えていますか?対策は十分されているでしょうか?

 阪神・淡路大震災、東日本大震災に続き、熊本地震、北海道胆振東部地震と大きな地震が立て続けに起こっています。また、広島や九州、西日本では洪水被害も深刻です。2018年の今年の漢字には、「災」が選ばれるほど、近年災害が多発しています。

 災害は避けられないものですが、備えることはできます。備えるためには、十分な知識と心構えが大切です。

 そこで、今回は、災害歯科保健研究の第一人者であり、「歯科医院の防災対策ガイドブック」や「災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~」「繫~災害歯科保健医療対応への執念」などを執筆されている中久木康一氏をお招きし、地域医療研究会「歯科診療所で備えるべき災害対策」を開催します。

 これまでの支援活動の実体験を基に、災害が起こった場合への備蓄品を含めた備えなくてはならないものや、考えておくべきことなどから、地域で歯科がどのように求められるか、歯科医療従事者の役割まで、幅広く災害対策についてお話しいただきます。

 災害対策は、診療所一丸、地域一体で取り組む課題です。今回は、特別に歯科診療所の災害対策に興味のある方なら、どなたでも参加費無料としました!

 皆さまでお誘いあわせの上ご参加いただき、災害対策について考えましょう♪ 

 

クリックするとダウンロードできます

日 時 2019年2月20日(水)午後7時~9時

会 場 なかのZERO 小ホール

(JRまたは東京メトロ東西線の「中野」駅南口から徒歩8分)地図は下記をご覧ください。

予約不要、どなたでも無料でご参加いただけます。

~講師のご紹介~

中久木 康一 氏

現職  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教

1998年  東京医科歯科大学卒業。歯科医師

2006年~2009年   新潟県中越地震(2004年)における支援の経験から、災害時の歯科保健医療体制の構築に関する厚労科研代表者。

2011年~  女川歯科保健チームにて被災自治体における地域歯科保健医療体制の再構築に関わっている。

2014年  日本災害歯科公衆衛生研究会立ち上げ。

2016年  熊本地震日本歯科医師会災害歯科コーディネーター。

  そのほか、知的障がい者,精神障がい者など、地域の「医療におけるマイノリティ」への支援をボランティアで行っている。

~著書~

歯科医院の防災対策ガイドブック(医歯薬出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~(一世出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

繫~災害歯科保健医療対策への執念~(クインテッセンス出版株式会社)

 

 

 

 

 

など

 

会場地図

 

 

 

 

 

 

 

 

歯科医師資質向上等に関する検討会が第10回会合開催/歯科医師の勤務実態をめぐり議論重ねる

歯科医師資質向上等に関する検討会が第10回会合開催/歯科医師の勤務実態をめぐり議論重ねる

厚生労働省は1月30日、同省内会議室で第10回「歯科医師資質向上等に関する検討会」(座長:江藤一洋/医療系大学共用試験実施機構副理事長)を開催した。今回は、「歯科医師の勤務実態等の調査研究班」(班長:三浦宏子/国立保健科学医療院国際研究協力研究部長)の報告書を基に協議・検討を行った。

この研究班の調査対象者は、「全医療施設および当該医療施設に勤務する歯科医師」となっており、調査は昨年11月15日~21日、調査票の回収状況は、歯科医療施設:①病院は発送1632に対して回収480、回収率29.4%、②歯科診療所は発送17000に対して回収3779、回収率22.24%。⓷歯科医師については病院歯科2,915、歯科診療所5,367―となっている。

社保・学術部長談話「歯科用貴金属の安定した供給と情報開示を」機関紙2019年2月1日号(№587)3面掲載

社保・学術部長談話「歯科用貴金属の安定した供給と情報開示を」

1月16日の中医協総会は、6カ月ごとの歯科用貴金属の変動幅がプラス・マイナス5%を超えなかったため、今年四月の随時改定は行わないことを決定した。報告された資料によると、歯科鋳造用金銀パラジウム合金の今年四月の試算価格は1498円(昨年10月は1458円)で変動率2.7%に留まるなど、いずれの歯科用貴金属の価格も変動幅が五%を超えておらず、4月の随時改定を行わないこととした。

昨今の市場価格、購入価格は値上がりをしており、変動状況を見る限り、改定があってもおかしくなく、実際の感覚と乖離があるように思える。

この乖離はなぜ生まれるのか。そもそもの仕組みを紐解くと、随時改定は歯科用貴金属の素材(金、パラジウム、銀)の価格変動幅が前回の告示価格のプラス・マイナス5%を超えた場合に、診療報酬改定時以外に6カ月毎に見直しを行うもので、4月の随時改定の場合は、前年の7月から12月の6カ月間が算出期間の対象と言われている。その際には、金、銀、パラジウムの日別価格データの平均値を求め、各材料の含有率に応じて価格の上下幅を算出している。

しかし、昨年10月に5%を超える変動がなく随時改定が行われなかったため、その場合は直近で改定がされた2018年4月の告示価格を基準に2018年1月から12月の12カ月分でプラス・マイナス5%の変動が生じたのかを判断する。これがわれわれ開業医の現場感覚との乖離が生じた原因である。

ただ、根本的な問題は、投機対象であるパラジウムが保険医療材料となっているため、市場価格変動で歯科保険医療機関の経営に大きな影響が生じている点である。このようなことがないよう、厚生労働省の責任で買い取り、管理・確保し、医療機関が金パラの市場価格を気にせず安心して診療できるようにするなど、安定した価格で供給を可能とする公的な仕組みを構築することが必要である。

また、2018年4月に行われた改定は、前年の10月頃に実施された、特定保険医療材料ごとに市場価格を調査する「特定保険医療材料価格調査(非公開)」にて、材料価格を決定しており、歯科用貴金属の調査結果も同様に非公開である。

現在、大きな問題となっている「毎月勤労統計調査」の例もあるので、医療においてもブラックボックスとなっている情報を公開することも必要である。保険で良い歯科医療ができるように。

2019年1月25日

東京歯科保険医協会

社保・学術部長 

加藤 開

3/6院内感染防止対策講習会

院内感染防止対策講習会

初診料の注1の施設基準である

「院内感染防止対策講習会」を開催します。

 

第5回 院内感染防止対策講習会

◆日 時 2019年3月6日(水)午後7時30分~8時40分

◆受 付 午後7時00分~

◆会 場 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(定員535名)

                   〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21

◆講 師 東京歯科保険医協会「院内感染防止対策委員会」講師団

◆対象者 会員本人のみ(ご本人以外の参加はできません)。

    ※未入会の先生は事前に入会手続きが必要です。資料請求はこちら 

◆参加費 1,000円(修了証代込み)

講習会開始時間を過ぎての入場、途中退席の修了証は発行できませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

※修了証は、当日配布します(事前予約済みの会員の方)※開始直前のお申込みは印刷の都合上、後日郵送となります。

 

お申込みはこちらへ

 

渋谷区文化総合センター大和田アクセスマップ


徒歩でお越しの方渋谷駅から徒歩5分


お車でお越しのお客様へ

文化総合センター大和田には専用駐車場はございません。
お車でお越しのお客様は周辺の一般コインパーキングをご利用ください。

 

 

 

 

★注意事項★

講習会へのご参加は会員本人のみとなります。お連れの方、代理の方は入場することができませんので、ご注意ください。

参加費は1,000円(修了証代込み)。当日、受付でのお支払いです。

 

 

※参加申込み後、ご都合によりキャンセルになる場合は、お手数ですが協会までご連絡ください。

※既に外来環やか強診の講習会を受講し、院内感染防止対策の講習会が含まれている場合には、受講は不要です。ただし、4年以内に受講したものに限ります。

※「基本診療料の施設基準に係る届出書(別添7)」、「歯科点数表の初診料の注1に係る施設基準に係る届出添付書類(様式2の6)」を既に届け出していて、「院内感染防止対策の研修に係る届出書添付書類(様式2の8)」のみ届け出を猶予している場合は、2019年3月末までに講習会を受講して届け出をする必要があります。

※2018年5月にお届けした冊子「絵で見る 色で分かる 歯科の院内感染対策」をご持参ください。参考資料としてお使いいただけます。

【御礼】待合室キャンペーン締め切りのご案内

【御礼】待合室キャンペーン締め切りのご案内

昨年10月から行ってきました「待合室キャンペーン~クイズで考える私たちの医療~」の応募締切のご案内です。

(2019年1月15日当日消印有効)

今年度は、昨年度のキャンペーンを超えるたくさんご応募いただきまして、誠にありがとうございました。

今後、保険医団体連合会にて抽選を行いまして、当選発表につきましては、景品送付をもって代えさせていただきます。

なお、ご記入いただきました個人情報は、景品の抽選・発送以外の目的では使用いたしません。

そのほか、ご不明な点がございましたら協会事務局までお問合せください(Tel03-3205-2999)。

「糖尿病・歯周病医科歯科連携手帳」をご活用ください!

医科歯科連携の促進にご利用下さい!!

「糖尿病・歯周病医科歯科連携手帳」保団連版 発行のお知らせ

 この手帳の目的は、医科歯科双方で糖尿病及び歯周病のリスクチェックを行い、未治療、治療中断、治療不十分の患者さんの治療を促すことです。

 また、歯科で「糖尿病(治療)リスクとしての歯周病健康度評価」を、医科で「糖尿病の病状評価」を定期的に記入することで、医師、歯科医師、患者の3者で、それぞれの病状の把握に活用いただけます。

歯科記入ページ

医科記入ページ

 

 サイズはB6より少し小さい手帳サイズ、フルカラー24ページで、お薬手帳などと一緒に持ち歩けます。歯周病の症例写真や糖尿病との関係、関連する合併症などのイラストも掲載されており、歯周病と糖尿病の関係について、患者さんがイメージしやすいものとなっています。

 

 医科歯科連携の促進のため、ご希望の東京歯科保険医協会の会員には無料でお送りいたします。協会(担当:医科歯科連携委員会 TEL:03-3205-2999)までご連絡下さい。

 

 医科歯科連携手帳の活用法については、こちらの記事をご覧ください。(クリックすると記事が開きます)

年頭所感

年頭所感

「アクションを起こさず現状のままではさらに厳しい時代が」

 一年半前の20176月の総会の日に会長を拝命し、二回目の年頭所感として新年のご挨拶をさせていただきます。まず日頃から会員の先生方には当会々務に対してご理解とご協力をいただき心から感謝申し上げます。

 昨年の年頭所感で当会々員数は5277名(2017121日現在)と報告させていただきました。その後、4月の2018年診療報酬改定の施設基準の要件などを背景として、協会創立以来、過去最高の会員数5708名(18121日現在)と一年間で多くの先生方に入会していただきました。この会員増の一因には、多くの既会員の先生方からのご紹介がありました。この場を借りて先生方のご協力に、厚く御礼申し上げるとともに、引き続き宜しくお願い申し上げます。

 さて、東京歯科保険医協会の規約には、「歯科保険医の経営・生活ならびに権利を守り、国民の歯科医療と健康の充実および向上を図ること」を目的とすると明記しています。将来を展望すると、人口減少と歯科疾病の構造変化、そして政府による社会保障費の抑制、高齢者の窓口負担増などによって、歯科保険医を取り巻く環境はさらに厳しいものとなると懸念しています。東京都でも、2025年をピークに人口減少が見込まれており、全国的にみると現在約68000の歯科医療機関がその数を維持することは困難でしょう。また既に、一施設当たりの医業収入は減少し、逆に物価は上昇し、人件費などの経費も増えています。昨年末には歯科医療機関の倒産が多かったことが発表され、その傾向は今後さらに進むと分析されています。現状のまま何もアクションを起こさなければ、歯科医業にとって、さらに厳しい時代が来てしまい、その結果、患者、国民に適切な歯科保健医療を提供することが出来なくなることが懸念されます。

 当会は、会員の先生方の日常診療をサポートすること、将来に備えるための共済事業の管理・運営、また経営面の専門的なアドバイスなどは重要な会員サービスと考え、特に事務局が総力を挙げて取り組んでいます。さらに将来を考え、歯科医療費の総枠拡大、患者負担の軽減、歯科技工における問題、東京都が全国で最低値である一歯科医療機関当たりの歯科衛生士数の改善、歯科医師国家試験の合格者数とその質の問題、そして医科歯科連携の推進など、歯科医療を取り巻く諸問題に対して、国会議員、都議会議員あるいは行政側などへの要請や懇談を行っています。そして、会員の訴えや要望を各方面に届け、改善を図ることを協会活動の大きな柱と考えて積極的に行っています。そのため、八年前に発行した「二十一世紀にふさわしい歯科改革提言」を現状に合わせて改変し、協会活動でのツールとして活用するため、今春に発行する予定です。

 一方、会員無料サービスのつであるデンタルブックも順調に充実を図っており、日々の保険請求のアシストとともに、直接、会員の先生方にタイムラグのない情報を発信する目的を達成しつつあります。今後、さらに多くの会員にデンタルブックへの会員登録をしていただき、そのメリットを臨床の現場で活用していただきたい。

 また、当会々務に参画していただける会員を随時募集しております。私も初めは一会員でした。会務に少しでも興味がある方は、事務局までぜひご連絡ください。

 本年も会員の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう何卒、宜しくお願い申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   東京歯科保険医協会

    会長 坪田有史

 

 

 

 

 

地域医療研究会開催!「歯科診療所で備えるべき災害対策」

 災害対策、考えていますか?対策は十分されているでしょうか?

 阪神・淡路大震災、東日本大震災に続き、熊本地震、北海道胆振東部地震と大きな地震が立て続けに起こっています。また、広島や九州、西日本では洪水被害も深刻です。2018年の今年の漢字には、「災」が選ばれるほど、近年災害が多発しています。

 災害は避けられないものですが、備えることはできます。備えるためには、十分な知識と心構えが大切です。

 そこで、今回は、災害歯科保健研究の第一人者であり、「歯科医院の防災対策ガイドブック」や「災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~」「繫~災害歯科保健医療対応への執念」などを執筆されている中久木康一氏をお招きし、地域医療研究会「歯科診療所で備えるべき災害対策」を開催します。

 これまでの支援活動の実体験を基に、災害が起こった場合への備蓄品を含めた備えなくてはならないものや、考えておくべきことなどから、地域で歯科がどのように求められるか、歯科医療従事者の役割まで、幅広く災害対策についてお話しいただきます。

 災害対策は、診療所一丸、地域一体で取り組む課題です。今回は、特別に歯科診療所の災害対策に興味のある方なら、どなたでも参加費無料としました!

 皆さまでお誘いあわせの上ご参加いただき、災害対策について考えましょう♪ 

 

クリックするとダウンロードできます

日 時 2019年2月20日(水)午後7時~9時

会 場 なかのZERO 小ホール

(JRまたは東京メトロ東西線の「中野」駅南口から徒歩8分)地図は下記をご覧ください。

予約不要、どなたでも無料でご参加いただけます。

~講師のご紹介~

中久木 康一 氏

現職  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教

1998年  東京医科歯科大学卒業。歯科医師

2006年~2009年   新潟県中越地震(2004年)における支援の経験から、災害時の歯科保健医療体制の構築に関する厚労科研代表者。

2011年~  女川歯科保健チームにて被災自治体における地域歯科保健医療体制の再構築に関わっている。

2014年  日本災害歯科公衆衛生研究会立ち上げ。

2016年  熊本地震日本歯科医師会災害歯科コーディネーター。

  そのほか、知的障がい者,精神障がい者など、地域の「医療におけるマイノリティ」への支援をボランティアで行っている。

~著書~

歯科医院の防災対策ガイドブック(医歯薬出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~(一世出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

繫~災害歯科保健医療対策への執念~(クインテッセンス出版株式会社)

 

 

 

 

 

など

 

会場地図

 

 

 

 

 

 

 

 

年末年始休診案内ポスター

年末年始休診案内ポスターをご活用ください

協会では、会員の歯科診療所の年末年始の休診日を患者さんにお伝えするための「休診ポスター」を機関紙12月号(No.585)に同封いたしました。そのポスターと同じものをダウンロードしてご利用できるようにしましたので、ご入用の方は下記表記をクリックしていただき、ダウンロードしてご利用ください。

 

年末年始休診ポスターご入用の方はここをクリック!!

歯科技工士問題懇談会が第4回会合を開催/自民党の三林氏も共感を表明

 

歯科技工士問題懇談会が第4回会合を開催/自民党の三林氏も共感を表明

第4回「歯科技工士問題を考える懇談会」が12月6日、衆院第二議員会館内で開催された。全国から130名が参加する中、国会の委員会審議中の間隙をぬって国会議員が激励にかけつけ、国会内での状況を報告する中、参加者から地域での署名活動の報告などが行われるなど、活気ある懇談会となった。

歯科技工士を巡る課題は、日本歯科技工士会ほか、関連団体からなどから指摘されているが、改めて現状認識・臨床現場からの報告が行われた。

冒頭で基調報告を行った「保険で良い歯科医療を」連絡会副会長の宮真希人氏は、日本歯科技工技術は世界に誇れる技術としたうえで、「もっと歯科技工士への理解・評価が急務。長時間労働・低収入など含めた労働環境の改善が必要。技工の委託のルール化や料金の合理的な算定など、明確化が必要。この点を、国会議員・国民にも理解していただくことが必要」と強調し、署名活動などにより、今後もより幅広い理解と問題意識の共有が必要であることを強く訴えた。

会場に駆けつけた国会議員の一人、立憲民主党衆議院議員で歯科医師でもある長谷川嘉一氏は、歯科医療の窮状に触れつつ「一番の被害者は歯科技工士」と指摘し、さらに「デンタル・ファミリーの底上げが必要」と強調した。また、自民党衆議院議員の三ツ林裕巳氏は、自身が医師であるとともに日本歯科大学の客員教授を務めている視点から「歯科医療を支えている歯科技工士の厳しい現状・課題は関係者から説明を受け理解している。安心して良質な歯科医療の提供には、技工料金、職場環境の改善などのご指摘は、本当に理解できることであり、医療人として努力していきたい」と、この懇談会への共感を表明して激励の挨拶とした。

また、日技会名のメッセージ「歯科医療を支える歯科技工士の就労環境の改善に向けて努力されていることに感謝申し上げます」が紹介された。

会場からは、「歯科医療の根幹にもかかる問題」などの発言が行われた。

12.6患者窓口負担軽減に理解を求める/同日、国会内集会を開催

協会は12月6日、衆議院の財務金融委員会、厚生労働委員会、東京選出議員、および歯科医療に理解を示している13名の衆議院議員に要請を行った。要請には中川勝洋理事、事務局が参加した。

今回の要請では、①当協会をはじめ全国の保険医協会で取り組んでいる「患者窓口負担の軽減を求める請願署名」で寄せられた〝患者さんの声″、②医療に戻し税として「ゼロ税率」の適用を求めるとともに、消費税10%への引き上げ中止を求める〝会員の声″を各国会議員へ届けた。

患者窓口負担の軽減を求める〝患者さんの声″では、「これから先、年金受給が少なくなるといわれている中で、医療費の負担が大きくなると将来が不安になる」、「受診時の負担が今より少なくなると助かる」、「今は定期的に歯科診療所に受診ができ、早期に治療することで非常に助かっている。ただ、窓口負担が増えていくと診察通院に行く回数を減らさないといけなくなるので困る」などの切実な訴えが寄せられている。それらの〝患者さんの声″を届け、「75歳以上の患者窓口負担を原則2割化」をはじめとする負担増が、患者さんの受診抑制だけでなく、疾患の重症化を生じさせる可能性が高いことを伝え、窓口負担軽減策の検討を進めるよう理解を求めた。

また、ゼロ税率の適用を求める〝会員の声″では歯科医療機関経営の窮状を訴える声が寄せられ、「診療報酬と増税(損税)は分けて考えていただきたい」、「国民の生活を机上ではなく、きちんと見てほしい」、「歯科診療報酬が低く設定されている中で、物品購入等にかかる消費税は限界に来ている」、「医療界が全体的に潤っているわけではないことを考えていただきたい」など声や訴えが届いており、各国会議員に対しこれらの〝声″への理解を強く求めた。

現在の状況での増税や窓口負担増は、国民生活・医療機関への影響は図り知れず、場合によっては医療機関の破綻に繋がりかねない。引き続き、政府・省庁で検討するよう関係議員に要請する。

要請を行った議員は以下の各氏(順不同。敬称略)。

【衆議院議員】

◆自民 加藤勝信、橋本岳、三ツ林裕巳、山田美樹、菅原一秀、高木啓

◆公明 大口善徳

◆立憲 長妻昭、逢坂誠二、尾辻かな子、辻元清美、山尾志桜里、初鹿明博

「第4回歯科技工士問題を考える懇談会」を開催

同日、「第4回歯科技工士問題を考える懇談会」、および保団連による「みんなでストップ!患者負担増 署名アピール集会」を衆議院第二議員会館で開催し、全国から150名が参加した。

歯科技工士問題を考える懇談会では、開会挨拶・基調報告に立った「保険で良い歯科医療を」全国連絡会会長の雨松真希人氏から「歯科技工士問題改善に厚生労働省も取り組みはじめて、少しずつ改善傾向にある。しかし、歯科技工料や、現在の低医療費政策など、大きな問題はおざなりになっている。歯科技工への理解・評価が急務で、長時間労働・低収入などを含む労働環境の改善が必要で、さらに技工委託のルール化や料金の合理的算定などの明確化しなければならない。この点を議員や国民にも理解いただかなければならない。これらの問題解決に向けて、この懇談会を大きな潮流にしたい」と強く訴えた。

 

 

三ツ林裕巳元厚労大臣政務官(自由民主党)

長谷川嘉一衆議院議員(立憲民主党)

東京歯科保険医協会では事務局員の新規採用を行っています

 

東京歯科保険医協会では事務局員の新規採用を行っています

東京歯科保険医協会では、事務局員の新規採用を行っています。長期勤続によるキャリア形成を図るため、2018年11月時点で35歳までの方となっています。勤務地は新宿区高田馬場。JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線の「高田馬場駅」から徒歩5分ほどです。毎週土・日曜日は休みとなっており完全週休2日制です。募集要項は下記の通りです。

ご応募をお待ちしております。

☆募集要項のダウンロードご希望の方は、ここをクリック!!

 

11/15国会要請

協会は11月15日、衆議院の財務金融委員会、厚生労働委員会、東京選出議員、および歯科医療に理解がある議員を中心に、11名の衆議院議員に要請を行った。要請には坪田有史会長、中川勝洋理事、橋本健一理事、事務局が参加した。
今回の要請では、医療に免税取引として「ゼロ税率」の適用を求めるともに、消費税10%への引き上げ中止を求める会員署名と、患者さんである国民の窓口負担の軽減を求める請願署名の提出するともに、医療従事者の技術料を正当に評価する診療報酬今次改定で歯科が対応すべき課題について説明を行った。
要請を行った議員(順不同。敬称略)
【衆議院議員】
◆自 民 鈴木隼人、小泉進次郎、牧島かれん、稲田朋美、越智隆雄
◆公 明 高木美智代
◆立 憲 初鹿明博、末松義規、吉田統彦
◆国 民 伊藤俊輔
◆共 産 宮本徹

医科歯科健康まつり、会員数5700名超などを話題に第71回メディア懇談会を開催

医科歯科健康まつり、会員数5700名超などを話題に第71回メディア懇談会を開催

協会は11月9日、第71回メディア懇談会を開催した。参加メディアは3社3名。協会からは、話題提供を松島良次副会長が務め、司会・運営は広報・ホームページ部長の早坂美都理事が行った。

今回の話題は、①10月28日(日)開催の「東京医科歯科健康まつり2018」の終了と取材へのお礼、②当協会会員数が5700名を超えたことの報告、③秋の活動、署名の状況、今後の予定、④2018年診療報酬改定後、9月以降の当協会の対応―など。

それらの中で、特に注目されたのが医科歯科健康まつり当日の状況と会員数。医科歯科健康まつりでは、受付数が1047名で総来場者数が1500名を超えていることを報告。多くの方が来場した理由として、①新宿駅西口広場という会場の場所がよく、さらにスタッフのオレンジ色のビブスで目立った、②参加者の健康への関心が高かく、簡単なチェックで健康状態を調べられる様々なブースが設けられている、などを挙げた。さらに、「外に向けて医科歯科で一緒に取り組んでいることをPRできたのは、非常に良かったのではないか。今後も継続することは大事だ」と意見があった。

また、参加各氏からは、会員数増加については、その維持のために役員だけでなく、事務局の働きに強い関心を示した。

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」に参加しませんか/医科協会の研究会に当協会会員も参加できます

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」に参加しませんか/医科協会の研究会に当協会会員も参加できます

―テーマは「抗菌薬、使うべきか、使わざるべきか、それが問題だ!」ほか1題

当協会は、長年にわたり東京保険医協会(以下、「医科協会」)と医科歯科連携の視点から、さまざまな講習会、研究会等を開催してきました。その一心同体の成果は、本年10月28日(日)に開催しました「東京医科歯科健康まつり2018」に結実したと言えます。

ところで、このほど、医科協会が開催する「抗菌薬の適正使用を考える研究会」への参加案内がありました。当協会の会員であれば、どなたでも無料で参加することができます。抗菌薬、感染症診断試験試薬とも、歯科医療でも接する機会が多いものと思います。興味、関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

参加申し込みは医科協会へ電話、またはFAXでお申し込みください。開催要領は以下の通りです。FAXでお申し込みの場合は、下記開催要領PDFをダウンロードして、必要事項を記入のうえお申込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」開催要領PDFダウンロードはここをクリック

損税解消へ「ゼロ税率」の適用を求める会員署名にご協力ください

損税解消へ「ゼロ税率」の適用を求める会員署名にご協力ください

安倍首相は2019年10月から消費税を10%に引き上げることを表明しています。保険診療は消費税が非課税とされているため、患者は負担しないものの保険診療の仕入れにかかる消費税は医療機関が負担しているのが実態です。

また、診療報酬での補てん対応が行われてきましたが、7月25日の中医協分科会では、「診療報酬による損税補てん結果」に誤りがあったことが明らかとなっています。

そもそも、診療報酬での補てん対応では「損税」の抜本的解決にならないばかりか、患者さんの負担が増えることに加え、医療機関間で補てんに伴う不公平感も増幅する形となります。医療機関と患者さんの双方に負担が生じない形で、「損税」を抜本的に解消するためには「ゼロ税率」の適用による「税制での解決」が不可欠です。

そこで協会は、①医療に免税取引として「ゼロ税率」の適用、②消費税10%への引き上げ中止-を求める会員署名に取り組みます。

集められた会員署名は11月15日(木)に提出を予定しているので、多くのご協力をお願いします。

 署名用紙は今月1日、すでにFAXでお送りしています。届いていない方は協会までお問い合わせください。また、FAXがない方は、お手数ですがこちらからダウンロードして、郵送にてご返送をお願い致します。

ゼロ税率署名用紙ご入用の方はここをクリック

 

秋の待合室キャンペーン クイズハガキ・患者署名受付中

秋の待合室キャンペーン クイズハガキ・患者署名受付中

 今年も待合室キャンペーン「クイズで考える私たち医療」を通して、医療制度について学びながら、ほしかったあの商品をゲットできるチャンスです。

 患者さんはもちろん、ご家族、スタッフも、ぜひ、ご参加ください。

◆応募方法

 応募用紙にあるハガキを切りとり、クイズの答えを書き、切手を貼り、ポストに投函するだけです。

 誰でも手軽にエントリーが可能です。

 応募ハガキがほしいという方は、協会ホームページ、または希望枚数、個数を書いてFAX、メールにてお申し込みください。

◆患者署名も実施

 患者負担増によって患者さんの受診抑制することが無いように「みんなでストップ! 患者負担増」の署名を行っています。

 協会では10月から患者負担を増やさないことを求める請願署名に取り組み、多くの患者さんから貴重なご意見をいただきました。

 これらはすべて、衆参両院の国会議員を通じて国会に提出し、切実な声として届けます。

 協会では先生方、患者さん本位の医療改善が進むよう取組を行います。

 今後も、会員の先生方におかれましては、引き続きご協力をお願いしたい。

 追加希望がございましたら、協会ホームページ、または希望枚数を書いてFAXか、メールにてお申し込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医科歯科合同イベント!「東京医科歯科健康まつり」を開催します!

医科歯科合同イベント!東京医科歯科健康まつりを開催します!

東京歯科保険医協会の主催、東京保険医協会の共催にて市民向けイベント「東京医科歯科健康まつり」を開催します。

当日は、直接「見て」「触れて」体験できるブースを多数用意しております。また物産展やスタンプラリーも企画中です。皆様お誘い合わせの上お越しください。

日 時:10月28日(日)12時~16時  

場 所:新宿駅西口広場イベントコーナー

内 容:

 ◇歯科 口臭測定・PH測定など日頃の口腔内に関する測定、睡眠時無呼吸症候群など

 ◇医科 動脈硬化測定、日頃の生活習慣に関する測定、栄養相談・禁煙相談、AED体験など

 ◇そのほかにも様々な体験コーナーや気軽に測定できるイベントもあります。

  また当日はスタンプラリーで豪華賞品をゲット!

東京医科歯科健康まつりチラシA4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来場者1500名以上!「東京医科歯科健康まつり2018)

来場者1500名以上!「東京医科歯科健康まつり2018)

協会は10月28日(日)、新宿駅西口広場で「東京医科歯科健康まつり」を開催し、来場者は1500名を超えた。

「東京医科歯科健康まつりでは、医科と歯科で直接「見て」「触れて」体験できるブースを多数用意した。来場した多くの方が各ブースで健康について学び、大盛況のうち終えた。

 

「歯科会員アンケート」や医科歯科健康まつりなどを話題に第70回メディア懇談会を開催/メディア側も強い関心

 

「歯科会員アンケート」や医科歯科健康まつりなどを話題に第70回メディア懇談会を開催/メディア側も強い関心

協会は9月14日、第70回メディア懇談会を開催した。参加メディアは4社4名のほか、フリーランスのベテラン医療ジャーナリスト2名の合わせて6名。協会からは、話題提供を山本鐵雄副会長が務め、司会・運営は広報・ホームページ部長の早坂美都理事が行った。また、今回は特に、医科歯科健康まつりの医科サイドの参加趣旨や各ブースの特色などの紹介とPRのため、東京保険医協会の事務局長も特別参加し、参加メディアにアプローチした。

今回の話題は、①10月28日(日)開催の「TOKYO医科歯科健康まつり2018」の紹介と取材案内、②当協会会員数が5600名を超えたことの報告と分析、③8月23日の理事会で確認された広報ホームページ部長談話、医事相談部長談話について、④秋の患者署名とクイズチラシの紹介、⑤10月11日開催の「憲法・いのち・社会保障まもる10.11国民集会」など秋の行事の紹介と取材案内―などとした。

それらの中で、特に注目されたのが最近の会員の新規入会の状況。本年1月1日時点の5227名が9月1日時点で5663名となり、436名(8.3%)も増加していることを報告。増加理由として、①会員の要望に対応した各種事業の実施、②社会の趨勢としてのIT活用への理解進行、などを挙げた。さらに、「かつては入会動機が講習会や研究会受講だった場合、その終了直後、退会者が続出したが、最近は退会せず、会員としてとどまっている」ことを特徴点として説明した。参加各氏は他の歯科医療関係団体等の現況も熟知していることから、新規入会者増加とその維持をめぐり、協会への強い関心が続きそうだ。

10月から本格実施する患者署名とクイズチラシについても説明。クイズチラシにはメディアも関心が高かった