協会ニュース

第3・4回学術研究会のタイトルと学術ベーシック講座の日程が決まりました

第3・4回学術研究会のタイトルと学術ベーシック講座の日程が決まりました

◆学術研究会:第3・4回の学術研究会のタイトルが以下のように決定しましたのでお知らせします。ぜひ、ご参加ください。

 ・第3回:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

 ・第4回:ここだけは知りたい!有病者の歯科治療

 

◆学術ベーシック講座:また、昨年度好評だった若手歯科医師向け学術ベーシック講座を今年度も開催いたします。今年の日時、タイトルは以下の通りです。詳細は、当協会の機関紙7月号、本ホームページなどでご案内いたします。若手の先生で、歯内療法や抜歯について深く勉強されたい方は、ぜひ、こちらにもご参加ください。

 ・第1回:8月 3日(土)午後7時~9時/会場→東京歯科保険医協会会議室

      テーマ「歯内療法について(仮題)」

 ・第2回:8月24日(土)午後7時~9時/会場→東京歯科保険医協会会議室

      テーマ「抜歯について(仮題)」

 

 

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

 練馬支部①DSCF0167

 6月6日に開催された東京保険医協会の練馬支部例会に、当協会からは組織部担当の森元主税副会長、濱崎啓吾理事、本橋昌宏組織部員を含む9名が参加した。医科協会の参加者は8名。医科協会の佐々木明練馬支部長のあいさつに続き、森元副会長が写真のように当協会作成のポスターを参加者に供覧した後、周術期口腔管理のポイントについて説明した。例会のテーマと講師は以下のとおりである。

 ①千葉県保険医協会の三辺正人先生による「医科歯科連携による歯周病と糖尿病スクリーニングの実施と有用性評価に関する調査研究」、

 ②東京保険医協会理事の申偉秀先生の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)における医科歯科連携」。

SASに関しては、当協会の濱崎理事からも講習会の受講者の状況と今後の予定、名簿登載の流れなどについて参加者に説明した。医科歯科両協会の会員から多くの質問が寄せられ、活発な討議が行われて充実した例会となった。

 

練馬支部③全景DSCF0149終了後、医科歯科両会員から感想をうかがうと、「近所に歯科の先生の知り合いができ、うれしい。OA装置のことなどいろいろ教えてもらいたい」「SAS連携の名簿をみて、近くに歯科の先生がいることは知っていたが、やはり、実際にこうしてお会いして、話しのやりとりをして、名刺を交換し、面識ができたほうが良いと感じた」「医科の先生が歯科のSAS治療について把握していることがわかり、今後の連携の際の参考になった」「SAS連携、歯科でのSASについて、医科サイドからいろいろな治験が紹介され、たいへん驚いた」など、さらに交流が深まり医科歯科の連携が着実に進んでいく感触が得られた。

新規開業医講習会を開催します:6/30と7/7の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を2日にわたり開催

新規開業医講習会を開催します

6/30と7/7の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を2日にわたり開催

 新規講習:加藤先生IMG_6693

会員の先生方から「最近の新規指導について知りたい」「保険診療の内容を知りたい」「カルテ記載はどうしたらよいのか」といった声や、患者とのトラブルについてのご相談が多く寄せられています。こうした声にお応えして、新規開業医講習会を開催いたします。新規開業の先生方がきちんとした保険診療を行い、医院を円滑に経営してくための内容が満載となっております。

 

 

 

新規講習:田賀先生IMG_6668ぜひご参加をご検討ください。

 

     2日間

     コース

6月30日(日)

7月7日(日)

10時~16時

10時~16時

講義

内容

 (午前)

  ○審査・指導

  ○保険点数

   ○症例に基づいたカルテ記載

講義

内容

 (午後)

  ○保険点数

  ○患者トラブル対応とその予防

 

参加費

 (2日分)

  協会会員 13,000円 未入会の先生30,000円

   ※両日のご参加が原則となります。

   ※参加費には資料・食事代が含まれております。

会場

東京歯科保険医協会・会議室

JR・地下鉄東西線 高田馬場駅下車 徒歩5分

申込

東京歯科保険医協会   担当:組織部(℡:03-3205-2999)

定員45名/定員に達し次第締め切り

 

 

 

新会員証を議案書とともに送付しました

新会員証を議案書とともに送付しました

みほん字入り「会員証」250ピクセル

 

現会員証の有効期限が2013年6月末に迫りました。これに伴い、新会員証をお届けします。新会員証は6月20日(木)開催の第41回定期総会議案書に同封して発送しており、6月1日前後から順次、お手元に届きます。本年7月からは旧会員証は使用できなくなりますのでご注意ください。

なお、研究会等の参加には会員証の提示が必要ですので、必ずご持参ください。

談話/都議選にあたって

談話/都議選にあたって

6月に東京都議会議員選挙(14日公示、23日投票)が実施される。今回の都議選は大きな争点はないと言われているが、長引くデフレ経済のもと、勤労者の所得は13年連続減少を続け、国保の滞納世帯は全世帯の23%を占めるなど、都民の生活は大変厳しいものとなっている。そうした中で必要な歯科医療も受けることができない状況が広がっている。

また「石原都政下では老人福祉手当や老人医療費の助成の廃止などを行い、それを引き継いだ猪瀬都政もそれを継承している。都の決算では老人福祉費の比率が全国でも下位に落ち込むなど高齢者の医療・福祉予算が削減されてきている。東京都内は現在、全国の中でも高齢化率が高く、しかも独居高齢者が多いのが特徴であり、今後の高齢化への対応が特段に求められている。都議選を機に在宅歯科診療への支援や歯科口腔保健法の具体化、18歳までの医療費助成制度の創設など積極的な施策提案が期待される。

都議選は、参院選直前に行われる選挙で、安倍首相も「准国政選挙」と位置付けるほど重要な選挙である。選挙結果は国政に大きな影響を与える。こうした都民と歯科開業医の要求の実現を進める機会ともなり、社会保障制度の充実を進める候補者を選択することを呼びかけたい。

 

2013年5月24日

東京歯科保険医協会政策委員長

南條芳久

ゼロ税率求め衆参国会議員へ984名分の要望書手渡す

ゼロ税率求め衆参国会議員へ984名分の要望書手渡す

 

5月16日保団連の国会行動に森元主税副会長、高山史年理事、山本道枝顧問および事務局が参加し、医療への「ゼロ税率」適用を求める会員署名984名分と寄せられた会員の声を東京選出の衆参国会議員に届け、ゼロ税率適用の必要性を訴えた。また、TPPの参加表明撤回を求める松島良次会長の談話を手渡し、交渉参加しないよう求めた。

この日は本会議が開かれ、阿部知子衆院議員と田村智子参院議員を除きすべて秘書対応となったが、会員の中には「もし、このまま消費税が10%になった場合には閉院を考えている」と明言する歯科医師がいることを説明すると、真剣に耳を傾ける秘書も多く、粘り強く訴えることが大切だと実感した。

創立40周年特別企画に300人が参加/会員の関心の高いテーマでの研究会

創立40周年特別企画に300人が参加

会員の関心の高いテーマでの研究会

レセプションでは各種景品を参加者に進呈

<雨天にもかかわらずご参加いただきありがとうございました>

 

 40周年:部会の部屋IMG_7204

◆300人以上が参加した研究会

5月11日、協会は「都市センターホテル」において創立40周年を記念したイベントとして合同研究会と記念レセプションを開催し、会員・スタッフ合わせて300人以上が参加し、大きく成功しました。合同研究会は、歯科医師・スタッフの関心に合わせた7つのテーマで同時に開催するという協会としては画期的な企画で、いずれの会場においても参加者が熱心にメモを取る姿が見られました。

写真左はスタッフ教育部担当の研究会「伝えたい 私たちのこだわり」の会場内の模様です。各研究会ともこのように好評でした。

 

40周年:ひとと先生IMG_7280

◆一青先生の軽快なトークのもとレセプションが進行しました

記念レセプションの司会は女優であり会員でもある一青妙先生が務め(写真左)、華やかな雰囲気のもとで進行しました。この中で協会の40年の歩みをスライドで紹介しました。

 

 

 

第2ロゴ◆記念ピンバッジを参加会員全員に進呈

さらに、40周年を記念した協会のロゴマークの発表を行いました。

 

このほか歯科関連企業17社が出展するデンタルショーを同時に開催し、多くの参加者が熱心に展示に見入っていました。

40周年デンタルショーIMG_7474

 

 

 

 

 

出展企業を各社を中心に提供された歯科関連器材などが当たる抽選会を開催し参加者に楽しんでいただきました。

抽選会で当選された会員の皆さんの記念撮影も行っています。

40周年:抽選当選者IMG_7469

 

 

 

 

 

40周年野菜即売IMG_7392

 

 

 

 

 

東日本大震災被災地支援の一環として宮城県産野菜の即売会を行うなど、盛りだくさんの企画内容に参加者から大変喜ばれました。

◆写真下は、レセプション会場内での乾杯のシーンです。 

 40周レセプション乾杯IMG_7370

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日はあいにくの雨でお足元の悪い中にもかかわらず、多数の方々のご参加をいただきました。ご参加いただいた方々には厚く御礼を申し上げます。40周年特別企画終了もつかの間、協会では目下、6月20日(木)に行われるます第41回定期総会の準備を進めています。ぜひ、こちらへのご参加もお願い申し上げます。

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

5月10日、協会会議室で2013年度第1回メディア懇談会を開催。参加は4社・4名。協会からは、広報部長を務める藤野健正副会長と森元主税副会長、さらに事務局が参加した。

第1回メディア懇談会CIMG5648

今回の話題は、消費税増税と協会が主張している「医療機関への消費税ゼロ税率課税」について、会員署名の状況を紹介しつつ触れたほか、翌11日開催の協会創立40周年特別企画の取材案内などを行った。さらに、TPP交渉参加への抗議の意を込めた会長談話も、改めて紹介した。

参加各メディアからは、TPPは本来の趣旨は貿易の自由化のはずだが、医療、金融、政府調達といた幅広い分野を包含しており、単なる貿易自由化協定ではない。しかも、内容がまるでアメリカンスタンダードになっていることや、医療については混合診療解禁が強く求められるのではないかといった懸念が指摘された。また、仮に日本がTPPに加盟したとしても、米国が現在日本向けに設定している製品販売価格を、TPP加盟国で販売しているのと同じ低価格(例えば、日本での価格が、某国で5分の1で販売されているようなケース)に改めることは、到底考えられないのではないかといった意見も出された。

歯科外来診療環境体制加算研究会

4月からの診療報酬改定で歯科外来診療環境体制加算が見直されこれまでの初診時のみの算定から再診料にも加算(+2点)が予定されています。  本講習会は、その届出を行う上で必要な①偶発症に対する緊急時の対応②医療事故 ③感染症対策――の医療安全対策に係わる講習会です。今回は3月9日の講習会に申込みして参加できなかった先生が優先となります。定員になり次第受付終了いたしますのでご了承下さい。 ◆テーマ:歯科医療安全・緊急時の対応はどうする? ~歯科外来診療環境体制加算~ ◆日 時:5月25日(土)午後6時30分~9時 ◆講 師:坂下英明氏 (明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授) ◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室      住所:新宿区高田馬場1-29-8 いちご高田馬場ビル6階 電話:03-3205-2999 ◆交 通: ◆参加費:会員無料(同行スタッフ1名につき1,000円) ◆要予約:65名(要予約)事前電話予約をお願いします。      電話03-3205-2999(担当:斎藤・武久) *講習会受講証明書の発行を希望される方は、発行手数料1,000円をご負担下さい。なお、発行は会員ご本人限定です。 *遅れて参加された場合、また途中で帰られた場合は、受講証の発行はできません。

第1回ドクタースタッフ講習会

毎年大変ご好評をいただいておりますANA接遇セミナーです。 「楽しい!」「わかりやすい!」「明日から使える!」 医院・スタッフのレベルアップ間違いなしの講習会です。 <内容> ①遇の基本 ②身だしなみ ③言葉づかい ④心遣い ⑤電話対応 ⑥院内コミュニケーション―など。皆さまでぜひご参加下さい!! ◆テーマ:ANA接遇講習会『信頼を届ける 医療接遇セミナー』 ◆日 時:6月10日(月) 午後7時~午後9時 ◆講 師:上倉 直美氏(ANAビジネスソリューション株式会社 インストラクター) ◆会 場:文京シビック小ホール      住所:文京区春日1-16-21 電話:03-5803-1100 ◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分 ◆参加費:会員証1枚で1名のみ無料(同伴者は1,000円) ◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。  ※平成25年度日本歯科医師会生涯研修2単位の登録を予定しています。

毎回人気の講習会 今年も開催!第1回未経験スタッフ講習会

毎回人気の講習会 今年も開催!第1回未経験スタッフ講習会

4月22日、協会会議室で、協会の役員が講師を務め、「未経験スタッフのための基礎講習」が開催された。参加人数は、50名。

昨年に引き続き、これまで歯科業界での勤務経験のないスタッフの方を対象に歯科の基礎を知って頂くための講習会で、毎回人気の講習会となっている。

教材は、スライドとデンタルスタッフのための歯科保険診療ハンドブック。また、診療所で覚えておきたい語句・略語というポケットサイズの単語帳も配布している。

前半は、カルテの種類、保険証の見方、歯と歯周組織の構造や、歯式の読み方、むし歯の段階、むし歯の治療、後半は、歯周病の治療、欠損補綴(義歯、インプラント)についての講義となっている。

最後に4つのグループにわかれ、それぞれのグループごとに1人ずつ講師がつき、質疑応答を行った。質疑応答では、普段の診療で気になっている事や聞きたくても聞きづらい事など、先生に直接質問ができると好評。

アンケートでは、「とても丁寧に説明して下さっていて分かりやすかったです。半年未満の時に聞きたかったくらいです。(助手、受付 1年8か月、11か月)」「仕事中は、当たり前のことすぎて先輩に質問をしていいのかわからない内容が多々あるので、今回頂いたテキストで勉強して今後に生かしたいです。ありがとうございました。(受付1.5か月)」などの感想をいただくことができた。

40周年合同研究会 「これから求められる高齢者歯科医療」

「これから求められる高齢者歯科医療」

 

先生方、診療所に来院される高齢患者さんをどのように診ていますか?

「○○さんは、最近、足元がふらついているが、いつまで来院できるのかなぁ」「まだ治療の途中だが、来なくなったなぁ」とか、思い悩みながら診療していませんか?

 

40周年の企画では、そのような悩みに対する処方箋について、話題提供し、先生方と共に考えてみたいと思います。

外来から訪問診療への窓を開くことが、今、求められています。

【講師】

日大通り歯科医院(世田谷区)馬場安彦:理事/地域医療部長

森元歯科医院(北区)森元主税:副会長/地域医療部担当

 

【お申し込みはお済みですか?40周年記念事業】「保険と自費診療におけるメタルフリーの将来を展望する」

【お申し込みはお済みですか?40周年記念事業】

「保険と自費診療におけるメタルフリーの将来を展望する」

 坪田デンタルクリニック(文京区)

坪田有史

歯冠修復におけるメタルフリーのメリットは、審美性の回復、金属アレルギーの対策があげられる。間接法の歯冠修復において、コンポジットレジン系、セラミック系の材料が使用され、最近の金銀パラジム合金の価格高騰により代替材料としての可能性が検討されている。今回、メタルフリーについて接着を含め考察し、さらに先進医療として認可されたハイブリッド系コンポジットレジンのブリッジに触れ、メタルフリーの現在と将来を展望する。

<5月11日(土)午後6時30分より:都市センターホテルにて>

※要予約 協会40周年特別企画担当:戸井田、片岡(03―3205―2999)

【談話】 国民皆保険の形骸化をまねくTPP交渉参加表明に抗議する                      

【談話】                              

国民皆保険の形骸化をまねく

TPP交渉参加表明に抗議する

 3月15日、安倍晋三首相は環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を正式表明した。

 私たち歯科医師は、国民皆保険制度および日本の主権を守る立場から、TPP交渉参加表明に厳重に抗議し、ただちにその撤回を求めるものである。

第4回理事会2013年250ピクセルCIMG6013

 TPP交渉参加にあたっては、農業・食糧の問題ばかりではなく、医療においても①薬価決定過程への製薬企業の参加と新薬の特許保護の強化、②混合診療の全面解禁、③営利企業の病院経営への参入などを通じて、「いつでも、どこでも、だれでも」安心して医療を受けられるという素晴らしい国民皆保険制度が崩壊する危険がある。

TPP交渉への参加には先行11ヶ国の同意が必要である。そのカギを握るのは米国だが、米国は自動車・保険・知的財産権問題で日本に大幅な譲歩を求めている。すでに牛肉では米国の意に沿うように輸入基準を緩和し、自動車も米国に全面譲歩した。これが拡大したら国民生活と医療には甚大な影響を及ぼすことになる。

米国の医療は、日本のような公的医療保険が無く民間保険が基本であり、様々な保険商品が販売されている。保険会社はそのノウハウを蓄積しており日本でのシェア拡大を狙っている。いわゆる混合診療が禁止されている今でも、ガン保険のシェア第1位は米国の保険会社であり、その混合診療が全面解禁されれば、民間保険の市場規模は飛躍的に拡大しアメリカの保険会社が強みを発揮することは間違いない。そして、政府が厳しい財政を理由に新しい医療技術や医薬品を容易に保険収載せず、良い治療や薬は民間保険に頼らざるを得ない状況を創るとすれば、保険会社の収益は拡大する。民間保険に入らないと患者が望む良い治療が受けられないということになれば、国民皆保険は形骸化する。お金がなければ満足な医療が受けられない日本にして誰が喜ぶのか。

医薬品は米国企業が多くの特許を持っており、「販売好調な新薬の公定価格を下げていく日本の仕組みについても見直しを迫ってくる」(毎日)とするなら、薬剤の価格が上昇し、国民は医療も受けられず薬も買えない事態となる恐れがある。

TPP交渉参加は日本の将来に禍根を残すことになりかねない。私たちは、安倍首相と日本政府に対しただちにTPP交渉参加表明を撤回するよう強く求めるものである。

2013年4月17日

東京歯科保険医協会

会長 松島良次

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に28名が参加

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に

28名が参加

 4月14日、協会会議室で「これから始める!歯科訪問診療」講習会を開催し、28名の会員が参加した(写真は訪問診療を行うきっかけについて話す講師陣)。

午前は、「高齢者と歯科訪問診療の状況」と「歯科訪問診療の点数」「歯科訪問診療の症例」を解説。午後からは、「訪問の依頼を受ける工夫」「訪問診療の実際と義歯作製の注意事項」「訪問診療で抜歯を行う留意点」などについて講演を行い、その後、グループに分かれてディスカッションを行った。それぞれのグループでは、多くの質問や意見が出され時間が足りないほど盛り上がった。

2013年度学術研究会 開催日程が決定しました

2013年度学術研究会の日程

2013年度学術研究会日程が決定しました。歯科開業医の視点に沿ったテーマで4回開催致します。どれも明日からの診療に役立つ内容ばかりです。ぜひご参加下さい。

また、昨年度に引き続き、好評であった周術期口腔管理に関する研究会も開催を予定します。詳細は、本ホームページ左下の「各部紹介」コーナーの「社保・学術部」コーナー、あるいは「イベントカレンダー」をご覧ください。なお、第3,4回につきましては、詳細が決まり次第、ホームページ、機関紙などでご案内します。

第4回学術研究会/ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療

第4回学術研究会

 ◆テーマ:ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療

◆日 時:10月27日(日) 午前10時~16時

◆講 師:野口いづみ氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医、 日本障害者歯科学会認定医、日本登山医学会理事)

     中川洋一氏(鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医)

★社会の急速な高齢化に伴い、全身的な疾患を持ついわゆる有病者が歯科医院を受診する機会が増えています。このような患者さんが歯科治療を安全かつ適切に受けられるように、しっかりした体制を整えておく必要があります。  歯科治療総合医療管理料に規定する疾患として、高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全 喘息、慢性気管支炎、糖尿病、甲状腺機能障害、副腎皮質機能不全、脳血管障害、てんかん、甲状腺機能亢進症、自律神経失調症、骨粗鬆症(BP製剤)、慢性腎不全(透析患者)があります。このような疾患を有する患者さんの歯科治療では、医科との連携が必要な場合が少なくありません。また、偶発症発生の危険も高く、その予防や対応の準備も必要です。スムースな診療連携と安全な歯科治療を行うために必要な基本的ポイントを解説します。(講師より)

◆会 場:明治大学・リバティータワー1011号室

     住所:千代田区神田駿河台1-1

      電話:03―3296―4545

◆交 通:JR中央線・総武線各駅停車・東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅下車、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車徒歩5分

◆参加費:1名につき4,000円(昼食代含む)

◆要予約:03-3205-2999(社保学術部)

◆定 員:250名(※ご参加は会員、およびそのスタッフに限ります)

第3回学術研究会/テーマ:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

第3回学術研究会

◆テーマ:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

◆日 時:9月19日(木) 午後7時~9時30分

◆講 師:五十嵐 順正 氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、 東京医科歯科大学歯学部元教授)

★歯科診療室に来院する欠損歯列患者のほとんどが保険の範囲での欠損補綴治療を希望して来る。経済的に豊かな人    たちにも、そうでない人たちにも学理的に正しい、健康回復に効果のある欠損補綴治療を行うのが我々臨床医のスタンスである。それでは、学理的に正しい治療とはどのような事項で、どんな点に留意して治療にあたるべきなのだろうか。今回はおもにクラスプ義歯をツールとする治療について最新のスタンダードを提示したい。(講師より)

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21

      電話:03-5803-1100

◆交 通:メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4b・5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビック

     センター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

第2回学術研究会

中等度以上に進行した歯周炎では、歯周基本治療後も歯周組織の改善がみられず、歯周外科手術が必要となるケースも少なくありません。しかし、手術後も改善がみられず、対応に苦慮した経験をお持ちの先生もいらっしゃるのではないかと思います。

歯周炎は歯周病菌の感染が主たる原因ではありますが、全身的および歯科的なリスクファクターの考慮が必要です。そして、歯周基本治療時には、治療に対する歯周組織の反応を観察し、原因となるリスクファクターを診断・治療することで、歯周外科手術前に歯周組織が改善し易い環境を準備する必要があります。

今回の発表では歯周基本治療と歯周外科の意義について再考してみたいと思っています。(講師より)

 

◆テーマ:「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」

 

◆日 時:7月18日(木)午後7時~9時30分

 

◆講 師: 内田剛也 氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)

 

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21

電話:03-5803-1100

 

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・ 大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、 JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

 

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

 

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

第1回学術研究会

現代のコンポジットレジン修復(以下,CR修復)には2つの役割があると考える。
まずは、MI (minimal intervention)の概念に則ったカリオロジー的側面における役割があげられる。FDIが提唱するMIの概念の要旨は

①う蝕に対する再石灰化
②う蝕病原性細菌の管理・予防
③歯質保存的な接着修復の優先である。

そのなかで、CR修復は③における不可逆的なう蝕に対する第一の処置であり、これによって(1)健全歯質の可及的な保存が可能であり、(2)歯髄への刺激を軽減できることなどから、結果として「歯の延命」が可能になると考えている。

次に、審美・機能性回復の役割がある。コンポジットレジンの性能が進化した現在では、CR修復であっても高い審美性の回復を図ることが可能となっている。

本講演では、充填テクニックを中心に、自然感のあるダイレクトボンディングを成功させるための臨床術式について解説し、クラスⅡ・クラスⅣ窩洞への充填のデモも行う。(講師より)

 

◆テーマ:「シンプルな積層充填で行うダイレクトボンディング

 ~色(明度)・形態・表面性状の調和~」

 

◆日 時:6月19日(水)午後7時~9時30分

 

◆講 師:大谷一紀 氏(台東区開業、日本補綴歯科学会専門医)

 

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21 

電話:03-5803-1100 

 

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・ 大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円) 

 

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

 

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

訪問診療ポスターをご用意しました!!

カラーは4種類♪お好みのものをお選びください☆

地域医療部には、「訪問診療のニーズがつかめない」「診療訪問を行っていることが患者さんに伝わらない」…というお悩みの声が多く寄せられています。

そこで、訪問診療を行っていることをアピールするためのポスターを作成しました!

ぜひ、プリントアウトしてご利用下さい。

カラーは4種類!ご診療所の雰囲気に合わせてお好きなカラーをお選び下さい。

ダウンロードはこちらから

訪問診療ポスター(青)

訪問診療ポスター(白)

訪問診療ポスター(緑)

訪問診療ポスター(オレンジ)

会員の方はログインをしてからダウンロードしてください。

☆医科歯科会員1万人達成祝賀会で伺いました②

都政、国政における医療・歯科医療問題に指摘多数

◆会場内でのそのほかの声

新井ともはる都議:民主CIMG5174

そのほか、会場には自民党衆議院の石原宏高議員も駆け付けた。石原議員に来年4月の次期診療報酬改定における医療と歯科医療について尋ねると、「自民党には医師、歯科医師の議員がおり、いろいろと考えています。大丈夫です」とのコメントを受けた。また、壇上からの挨拶で歯科について所見を述べた新井都議に東京都の歯科医療について尋ねると、「歯科保健条例は東京都だけが策定せず、遅れています。背景にはいろいろな問題がありますが、何とか策定するよう、頑張ります。そのほかにも解決すべき医療、歯科医療問題たくさんあります」と、医療・歯科医療問題解決への意欲を示した。

 

 

 

 

 

●会場スナップ③CIMG5073

また、共産党政策委員長で前参議院議員の小池晃氏はTPP問題、日本の医療・歯科医療問題、皆保険制度問題、集団的自衛権問題を含め、現在の日本の社会・経済・外交問題全般についてご意見を伺った(写真中央)。

歯科医師国試合格率は71.2% 歯科衛生士国試は96.2%に

歯科医師国試合格率は71.2% 歯科衛生士国試は96.2%に

厚労省が3月19日に発表した第106回歯科医師国家試験の状況によると、受験者数3321名・合格者数2366名で合格率71.2%となり、前回よりも0.1ポイント増加している。

また、同日発表された第107回医師国家試験の状況をみると、受験者数8569名、合格者数は7696名で合格率は89.8%となり、前回よりも0.4ポイント低下している。

そのほか、3月27日に発表した第22回歯科衛生士国家試験の状況によると、受験者数は6064名、合格者数5832名で、合格率は96.2%となり前年よりも0.4ポイント増加している。

☆医科歯科会員1万人達成記念祝賀会で伺いました①

各議員・関係者から国民皆保険重視の声/医療・歯科医療を重視する声も多数 

3月23日に開催した「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」には、来賓としてご参加いただいた与野党の国会議員とその経験者、都議会議員の方々の挨拶の一部を紹介する。

◆皆保険制度の大切さを改めて認識

 国会議員からのあいさつの中では、民主党参議院の大河原雅子議員は、「言うまでもなく日本の皆保険制度は大切なものであり、自民党の安倍政権がTPP交渉に入る方針を決めており、今後どのような動きをするのか注視するひつようがある」と指摘したほか、「医科歯科連携は今後の医療にとって大切であり、今後の高齢者対策にとっても重要」であることを訴えた。

また、共産党参議院の田村智子議員は、「一昨年の東日本大震災以降の被災地の医療問題、TPP問題などについて、両協会から大事な問題提起をいただいている」としたほか、両協会の『共同アピール(案)』を手に取り、「このアピールの中の、いつでも、何処でも、誰でも、全ての国民が等しく医療を受けられる国民皆保険制度は非常に重要」とし、さらに両協会による窓口負担軽減運動などを高く評価。

さらに、自民党衆院の小田原潔議員は、昨年12月の秀銀選挙期間中の街頭演説の折、歯の被せ物が取れてしまい、急遽、歯科の先生にお世話になった」とのハプニングから話題を広め、自民党には医系・歯系の議員がおり、医療問題にはきちんと取り組んでいくとした。

一方、都議会からは、都議会民主党の新井ともはる都議が、「歯科保険医協会からはいろいろと中央そして東京の医療、歯科医療のことを伺っている」とあいさつ。

同じく都議会民主党の原田大都議は「医療についてのさまざまな連携の場が必要。医療と歯科医療の重要性は国、都、区、市、どこでも同じ。東京都の都議として、医療も見据えた日本の未来を形作る活動をしていきたい」と述べた。

◆ぜひ1万人会員の力で議員の目を覚まさせてほしい

そのほか、昨年12月の衆議院選以降議員の座を離れているみどりの会の初鹿明博氏は、「議員時代に両協会の考え方に一番近かった」としたうえ、最近の情勢に触れ、「自民党は、TPP交渉では医療保険を聖域視して、万一の時には撤退するといっているが、そんなことはありえない」と訴えたほか、アメリカの生命保険会社は「日本には国民皆保険制度があるため、アメリカのがん保険が売れない」と日本に訴えてきており、TPPに日本が参入した場合、大変なことになると強調し、これを阻止するため、特に実情を知らない議員に関しては、「ぜひ会員1万人の力で議員の目を覚ませてほしい」と訴えた。

歯科医院の仕事に誇りをもって取り組んでとエール!!歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~  

歯科医院の仕事に誇りをもって取り組んでとエール!!歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~  

3月24日、協会会議室で、向 玲子氏(株式会社DBMコンサルティング株式会社取締役)を講師として招き、「歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~」と題して、歯科医院にご勤務のスタッフを対象に講習会が開催された。参加者は、定員の26名。

前半は、講師の向氏から接遇についての講義をいただき、後半は、向氏の指導のもと、電話応対、診療室への誘導方法など歯科医院の応対に即した実践的な場面を用いてロールプレイングを行った。

最後に、歯科医院は患者さん一人ひとりの人生をサポートする素晴らしい職業であり、その一員として誇りを持って取り組んでほしいと締めくくられた。

アンケート結果からは、「先生のお話をきいて自分の仕事にとても誇りをもてました。医院のために患者様のために向上したいと思いました。」など、これからの歯科医院のマナーリーダー育成につながる希望に満ちた講習会となった。

保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める院長署名にご協力を!

保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める院長署名にご協力を!

 

協会は、消費税法で保健診療が非課税になっていることから仕入に係る消費税を歯科医院が負担している「損税」を解消するため、非課税ではなく「ゼロ税率」を適用するよう求める院長署名に取り組んでいます。署名用紙が届いていない場合は、当ホームページより署名用紙をダウンロードし、署名した後、03(3205)3408 へFAX送信して下さい。

この署名は歯科医師なら会員・非会員を問わず誰でも署名できます。寄せられた署名は東京選出国会議員や関係する審議会委員へ届け、実現を働きかけますので、是非ご協力下さい。

締め切りは4月30日まで。

<問い合わせ>協会運動本部・斎藤、小杉(TEL  03―3205―2999

医療機関への「ゼロ税率」適用を求める会員署名のお願い 保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める要望書

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在 

機関紙3月1日号で既報の通り、協会は3月11日から「保険診療への消費税『ゼロ税率』を求める」会員署名に取り組んでいます。FAX登録のある3870名にFAXで署名を呼びかけたところ、10日間で564名の署名が寄せられました(送信数の15%)。これは、歯科医療機関における消費税損税の影響が深刻なものであり、「診療報酬で手当てされている」とする政府・厚労省のウソを会員は鋭く見破っていることの証左です。

協会は、引き続き会員署名を呼びかけるとともに、この会員の思いをすべての東京選出国会議員に届け、その実現をめざし、広く会内外に呼びかけています。署名用紙は協会に電話・FAXでご請求いただくか、当ホームページよりダウンロードして下さい。署名の締切は4月30日。

この署名は歯科医師なら会員・非会員を問わず誰でも署名できます。寄せられた署名は東京選出国会議員や関係する審議会委員へ届け、実現を働きかけますので、是非ご協力下さい。

なお、お寄せいただいた署名の「私の要望」から、その一部を紹介します。

【私の要望】

・仕入に消費税があり、診療は非課税のため、税率UPはとても厳しい状況です。税率UPせざるを得ないなら医療機関に対し還付は必要です。

・技工料、材料代すべてに消費税がかかればやっていけなくなります。リース料その他、先が見えません。

・日本の政治家は日本国民のことを考えた政治をして下さい。というか、当然のことなのですが、まったく国民の生活を無視しています。

・社会保険診療報酬にかかる消費税に「ゼロ税率」を適用すること。

・絶対にゼロ税率でお願いいたします。今でもぎりぎりの経営状態です。消費税アップにより廃業を考えるほどです。

<問い合わせ>協会運動本部・斎藤、小杉(電話03(3205)2999)

【40周年通信】No.2  協会は1973年7月創立です

協会は1973年7月創立です

◆1973年7月に、東京歯科保険医協会が結成されました。今年で40年迎えました。これを記念し、新たな一歩を踏み出すべく計画されたのが、5月11日の「協会創立40周年特別企画」です。同一時間帯に7つの研究会を同時開催し、パネル展示も行います。また、研究会終了後にはレセプションも準備しておりますので、あわせてご参加をお待ちしております。写真は、協会会報の第1号。

 広報部①:機関紙創刊号:昭和48年3月11日

◆この特別企画は、会員の先生方からお預かりしている大切な会費を投じて行う行事です。講師費用も節約するため協会役員が受け持ち、各役員の担当する専門部の研究活動を活かした内容で進めます。研究会後には、研究会で講師役を務めた役員のほか、ご来賓の方を多数お招きしてのレセプションを開催します。しばしの間、ご歓談をお楽しみください。