年別アーカイブ: 2013年

消費税増税で歯科医療はどうなる①(全3回)

消費税増税で歯科医療はどうなる①(全3回)

「年収の低い世帯ほど負担増で影響大に/年間10.67万円~16.7万円もの負担増」

 ◆消費税増税による国民生活への影響

昨年8月に成立した「社会保障・税一体改革関連法」によって消費税が2014年4月から8%、15年10月から10%に引き上げられるほか、復興増税や厚生年金保険料等も上がり重い負担が国民生活にのしかかる。国民の負担増は消費税増税だけで13.5兆円、ほかに年金給付額、子ども手当などの縮減、健康保険料の引き上げなど6兆円以上、合わせて20兆円以上の大幅負担増となる。これは1997年の消費税増税(3%から5%)と医療費の窓口負担引き上げ(健保本人一割から二割)による9兆円の負担増を大幅に上回り、国民生活への影響が深刻になると予想されている。

こうした大規模な国民負担増は所得弾性値が高いといわれる歯科医療に大きく影響する。大和総研・是枝俊吾氏は、世帯の消費支出が1%減少した場合、歯科診療代は1.34%~1.43%減少し、家計の消費支出の減少分以上に歯科診療代が削られると予測している(協会が行った学習会で)。ただ、97年当時と違って、今日の深刻なデフレ経済のもとで大増税が実施されればもっと受診抑制が進むのではないかと危惧される。

その根拠は、負担増計画の暮らしへの影響の大きさにある。是枝氏は5つのモデル世帯を想定した影響試算を行っているが、40歳以上、専業主婦、小学生の子ども2人の4人世帯における2011年と2016年の実質可処分所得をみると、年収300万円の世帯では24.96万円、年収500万円の世帯では32.89万円の減少となる。比率で見ると300万円の世帯で8.87%減となり、年収が低い世帯ほど増税・負担増の影響が大きいことが明らかになった。所得減少の最大の要因は消費税増税であり、300万円世帯では10.67万円、500万円世帯では16.7万円の減少となる。また、住民税の年少扶養控除の廃止、厚生年金の保険料増加、子ども手当(児童手当)の減少と所得制限(高所得世帯への)等による影響も大きい。

風しんなどの対策訴えワクチンパレード実施/子ども支援ネットワーク主催

風しんなどの対策訴えワクチンパレード実施/子ども支援ネットワーク主催

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子ども支援ネットワークの主催、NPO法人VPDを知って子どもを守ろうの会、風疹の流行を止めよう緊急会議、ポリオの会、東京保険医協会などの賛同による『風疹の流行を止めて!妊婦さんとお腹の赤ちゃんを守って!「風しんの臨時予防接種等の実現を求める7・4ワクチンパレード」』が本日午前11時から港区六本木の三河台公園から千代田区の日比谷公園にかけて実施されました。

このパレードでは、風しんの流行を抑え、成人男性を含めての風疹ワクチンの接種を訴え、政府に対しても緊急対策を求める目的で行われたもので、協会からも3名が参加。パレード参加者は100名以上に上った。

風しんなどの対策訴えワクチンパレード実施/子ども支援ネットワーク主催

風しんなどの対策訴えワクチンパレード実施/子ども支援ネットワーク主催

 

子ども支援ネットワークの主催、NPO法人VPDを知って子どもを守ろうの会、風疹の流行を止めよう緊急会議、ポリオの会、東京保険医協会などの賛同による『風疹の流行を止めて!妊婦さんとお腹の赤ちゃんを守って!「風しんの臨時予防接種等の実現を求める7・4ワクチンパレード」』が本日午前11時から港区六本木の三河台公園から千代田区の日比谷公園にかけて実施されました。

このパレードでは、風しんの流行を抑え、成人男性を含めての風疹ワクチンの接種を訴え、政府に対しても緊急対策を求める目的で行われたもので、協会からも3名が参加。パレード参加者は100名以上に上った。

国会版社会保障制度改革国民会議が「最終とりまとめ」公表

国会版社会保障制度改革国民会議が「最終とりまとめ」公表

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超党派の国会議員104名で構成している「国会版社会保障制度改革国民会議」は7月1日、「国会版社会保障制度改革国民会議最終とりまとめ」を明らかにした。これは、政府に設置されている社会保障制度改革国民会議における議論が、主に消費税引き上げに伴う財源の使途に関することになっているため、より中長期的・全体的な視点から、わが国の社会保障や財政のあり方などについての協議・検討結果を取りまとめたもの。本年4月24日には中間とりまとめを公表し、一般からの意見を求めていた。

この提言によると、社会保障制度の持続可能性を図るためには歳出拡大の抑制が不可欠」だとし、年金支給開始年齢に関しては、さらなる引き上げは「不可避」であり、「早期に決断」することを訴えている。介護保険制度では施設介護の利用料を1割から2割に引き上げるべきであるとしている。現在1割となっている70~74歳の医療費窓口負担は、早急に2割に引き上げることが「不可欠である」としている。

さらに、平成12年に旧厚生省と旧労働省を統合してつくられた現在の厚生労働省に関して、所管範囲が広すぎて大臣一人での対応は困難であるとし、厚労省から旧労働省部局を分離して「社会保障省(仮称)」を設置することなどを提案している。

そのほか、「出来高制に基づく報酬体系の抜本見直し」にも言及し、現状の出来高払い制を主とする報酬体系は、医療や介護提供者等のサービス増大や設備投資へのインセンティブを与え、地域全体や国全体で見た場合、過剰な投資が行われる結果となっており、財政的な視点を離れても抜本見直しが不可欠であるとしている。その際、診療・介護行為を全国一律に誘導するのではなく、各地域でそれぞれに工夫して質の向上と費用の節約を両立できるよう、「報酬体系の決定プロセスを地域に委ねていく方向を目指すべき」と強調している。

今後、政府の社会保障制度改革国民会議の議論とりまとめが来月8月中に行われる予定となっていることと併せ、どのような方向に進み、その内容に今回の国会版会議最終とりまとめがどのように影響するのか、充分に注視する必要があろう。

21第4回広報部会を開催

第4回広報部会を開催

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協会広報部は7月1日(月)午後7時30分~9時30分まで、第4回広報部会を開催しました。今回の部会では、先の第41回定期総会により役員に異動があり、広報部の担当の福島崇・石原正雄両理事の代わりに新たに理事に信任された坪田有史理事が担当することになりました。坪田先生は次回8月5日の第5回部会から参加いただきます。前回部会で新たなオブザーバーとして早坂美都先生をお迎えしたことと併せ、広報部に若い新しい力が投入されました。

部会ではそのほか、ホームページ等の今後の運営、機関紙8月号の編集予定、歯科保険医協会4会長対談の模様報告と機関紙9月号への掲載(8月号には報告記事のみ掲載し、9月号に詳報を掲載する段取り)、7月12日(金)に開催する第2回メディア懇談会の話題内容などについて検討しています。

第1回経営・税務研究会 8/31

★第1回経営・税務研究会★

これまでに行った経営・税務研究会等に参加した会員アンケートで、医院承継に関する講習会の開催希望が少なからず寄せられている。来年4月に予定されている消費税増税のこともあり、承継のことで悩んでいる先生も多いのではないかと思われる。そこで、歯科に詳しい公認会計士の高山昌茂氏をお招きし、もっとも効果的な医院承継のあり方を考えたい。

◆テーマ:歯科医院のための医院承継セミナー

◆日 時:8月31日(土) 午後6時30分~午後9時

◆講 師:高山昌茂 氏(公認会計士、協和監査法人・税理士法人協和会計事務所代表)

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、

    東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円)

◆要予約:定員50名

協会経営・税務部(TEL  03-3205-2999)

第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座 8/24

★第2回若手歯科医師向け学術ベーシック講座★

 

誰しも一度は、抜歯でいわゆる“ハマった”経験をお持ちではないでしょうか。抜歯は日常臨床における口腔外科手術のなかでもっとも多く行われる手技の1つです。ただ一概に抜歯といっても、鉗子やヘーベルのみで抜去が可能な単純抜歯から、歯肉切開を加えなければいけないもの、場合によっては骨開削を加えなければ抜去できない難抜歯まで、その手技は多種多様です。今回は、様々なケースを供覧しながら、いわゆる抜歯でハマることのなく、手際良くかつ安全に抜歯ができるように、抜歯の基本的手技からその勘所までをお話しできればと思っております。               (講師より)

◆テーマ:日常の口腔外科  抜歯について ~手際良く安全に抜歯を行うために~

◆日 時:8月24日(土)午後7時~9時

◆講 師:濱﨑啓吾氏(東京歯科保険医協会社保・学術部担当理事)

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、

     東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分

◆参加費:各回1名につき3,000円・定員30名(定員になり次第締切)

◆要予約:協会社保・学術部(TEL  03―3205―2999)

在宅療養支援歯科診療所の講習会 9/11

★在宅療養支援歯科診療所の講習会★

2012年の改定で「在宅療養支援歯科診療所」(以下、「歯援診」)は一段と評価され、「歯科訪問診療補助加算」の算定では、歯援診の歯科衛生士が同行した場合に限定されています。この講習会は、歯援診の届出に対応したものです。届出を行うには歯科訪問診療料算定の実績や研修の修了、歯科衛生士の配置、保険医療機関との連携などの要件が必要です。また施設基準の要件となっている研修は、届出日から4年以内のものが認められます。

◆内 容:①高齢者の心身の特性、緊急時の対応

        ②高齢者の口腔機能の管理、在り方(管理計画の立案を含む)

 ◆日 時:9月11日(水) 午後6時30分~9時40分

 ◆講 師:繁田雅弘 氏  (首都大学東京副学長、首都大学東京大学院人間健康科学研究科教授)

            茂木伸夫 氏  (がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長)

            森元主税 氏  (東京歯科保険医協会副会長)

◆会 場:中野サンプラザ7F 研修室10

     住所:中野区中野4-1-1

     電話:03-3388-1151

◆交 通:JR中央線・総武線、東京メトロ東西線中野駅北口から徒歩1分

◆参加費:会員無料・同伴者は2名まで(同伴者は1名につき1,000円)

◆要予約:定員80名

     協会地域医療部(TEL 03―3205―2999)

    ※修了証の発行(手数料1,000円)は会員ご本人に限らせていただきます。

    ※遅れて参加された場合、また途中で帰られた場合は、修了証の発行はできません。

第1回若手歯科医師向け学術ベーシック講座 8/3

★第1回若手歯科医師向け学術ベーシック講座★

一般臨床家であれば根管治療を行わない日はありません。しかしながら根管治療を成功に導くのはベテランでも難しいことです。根管充填を終えてレントゲンを見た後に、がっかりすることが多くありませんか?また、うまくいったと思っても痛みがずっと続いたり、治療を継続しても臨床症状がなかなか治まらない時もあります。そこで今回はまだ臨床に携わるようになって間もない若手の先生を対象に、簡単なデモを交えて根管治療、特に根管形成の原点、基礎的な事項について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。受講される先生方が少しでも根管治療の成功率を高め、根管治療が楽しくなって戴けると幸いです。 (講師より)

 

◆テーマ:根管治療の基礎 ~より成功率を上げるための根管形成を中心に~

◆日 時:8月3日(土) 午後7時~9時

◆講 師:本橋昌宏 氏(協会社保・学術部部員)

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、

     東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分

◆参加費:各回1名につき3,000円・定員30名(定員になり次第締切)

◆要予約:協会社保・学術部(TEL  03―3205―2999)

「歯科医院の感染症対策」に関する第3回ドクタースタッフ講習会を開催します 10/2

「歯科医院の感染症対策」に関する第3回ドクター・スタッフ講習会を開催します

2007年の医療法改正により、いま医療安全への取り組み強化が求められている。保健所の立入検査が歯科でも行われようとしており、その対策強化は急務となっている。協会は、『絵で見る 色でわかる 歯科の感染対策』というパンフレットを発行し、全会員に配布しているが、その著作に関わった茂木伸夫氏に感染対策を分かりやすく講義して頂くことにした。大勢のドクター・スタッフにご参加頂きたい。

 

【第3回ドクタースタッフ講習会】

◆テーマ:歯科医院の感染症対策

 

◆日 時:10月2日(水) 午後7時~8時30分

 

◆講 師:茂木伸夫 氏  (がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科部長)

 

◆会 場:東京ウィメンズプラザ ホール / 渋谷駅より徒歩12分、表参道駅より徒歩7分

     住所 渋谷区神宮前5-53-67

     電話 03―5467―1711

◆参加対象:歯科医師、歯科医療に従事するスタッフ

 

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

 

◆予約不要:経営・税務部(TEL 03-3205-2999)

東京ウイメンズプラザ

歯科外来診療環境体制加算研究会 9/14

歯科外来診療環境体制加算研究会

ご承知の通り、昨年4月からの診療報酬改定で歯科外来診療環境体制加算が見直され、初診時+28点、再診時+2点となりました。これは施設基準に適合し、地方厚生局長に届け出た保険医療機関に限り、算定可能です。

本講習会は、その届出を行う上で必要な①偶発症に対する緊急時の対応、②医療事故、③感染症対策-の医療安全対策に係わる講習会です。また、2007年の医療法改正により義務化された医療安全に関する職員研修としても位置づけられるものです。

 

◆内 容:

 ①偶発症に対する緊急時の対応

 ②医療事故

 ③感染症対策

 

◆日 時:9月14日(土)午後6時30分~9時

 

◆講 師:坂下英明氏(明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授)

 

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

     電話:03―3205―2999

 

◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分

 

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円)

 

◆要予約:65名

     協会経営・税務部(TEL 03―3205―2999)

    ※修了証の発行(手数料1,000円)は会員ご本人に限らせていただきます。

    ※遅れて参加された場合、また途中で帰られた場合は、修了証の発行はできません。

歯科保険医協会4会長対談を実施/各地の取り組みや課題などで交流深める

歯科保険医協会4会長対談を実施/各地の取り組みや課題などで交流深める

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協会は6月29日(土)、歯科保険医協会4会長対談を実施した。対談には、全国の保険医協会・医会のうち歯科単独で組織する4協会、すなわち4協会とは、東京歯科保険医協会(松島良次会長)、京都府歯科保険医協会(林光一理事長)、大阪府歯科保険医協会(小澤力理事長)、福岡県歯科保険医協会(大崎公司会長)の4協会の会長が参加した。

当協会の藤野健正副会長・広報部長が司会を務め、最近の医療・歯科医療、社会全般、経済などの諸問題のほか、指導・監査問題、会員拡大対策、消費税と医療機関など各協会の取り組みや課題、開業歯科医師にとって強い関心事などを話題に、約2時間にわたり思うところを語り合った。終了後に場所を変えてさらに熱い議論が重ねられた。

歯科保険医協会4会長対談を実施/各地の取り組みや課題などで交流深める

歯科保険医協会4会長対談を実施/各地の取り組みや課題などで交流深める

 

協会は6月29日(土)、歯科保険医協会4会長対談を実施した。対談には、全国の保険医協会・医会のうち歯科単独で組織する4協会、すなわち4協会とは、東京歯科保険医協会(松島良次会長)、京都府歯科保険医協会(林光一理事長)、大阪府歯科保険医協会(小澤力理事長)、福岡県歯科保険医協会(大崎公司会長)の4協会の会長が参加した。

当協会の藤野健正副会長・広報部長が司会を務め、最近の医療・歯科医療、社会全般、経済などの諸問題のほか、指導・監査問題、会員拡大対策、消費税と医療機関など各協会の取り組みや課題、開業歯科医師にとって強い関心事などを話題に、約2時間にわたり思うところを語り合った。終了後に場所を変えてさらに熱い議論が重ねられた。

新規開業医講習会を開催します/明日30日(日)午前10時

新規開業医講習会を開催します/明日30日(日)午前10時

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明日、6月30日(日)午前10時から新規開業医講習会を開催します。新規開業医講習会は明日と7月7日(日)の2回に分けて開催します。明日は、午前、午後とも社保関連の講義。7月7日は午前は社保、午後は経税関連の講義となっております。

明日の講習の準備は写真の通り完了しました。

日本学術会議が日本版NIH構築で会長談話

日本学術会議が日本版NIH構築で会長談話 

 

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6月14日に阿部内閣の成長戦略『日本再生戦略』が閣議決定され、エネルギー、環境、健康・医療、都市・インフラ、農林水産業などについて、日本の高度な技術の持つ可能性に期待した内容の戦略がイメージされている。

これに対し、日本学術会議の大西隆会長はこのほど、6月21日付で会長談話「真に成果の出る日本版NIH構築のために」を公表した。

 

 

学術会議談話pixDSCF0286

その中では、「内容が未だ明確になっていないために、いくつかの分野では懸念が生じている」とし、その具体例として特に「日本版NIH」を指摘。現段階での留意点を掲げている。

具体的には、日本でも生命科学分野の核心には科学研究費補助金等によって促進されている基礎研究と戦略的研究開発とが、車の両輪として機能する仕組みをつくることを強調。また、生命科学分野を支える人材育成にも注力する必要性を訴えている。

 

LA PIEL QUE HABITO ~私が、生きる肌 ~

LA  PIEL  QUE  HABITO  ~私が、生きる肌 ~

2011年スペイン/ペドロ・アルモドバル監督

 

「火傷の患者にとって」

「命を救われる以上に」

「顔を持つことが、重要です」

「表情筋と顔面神経をつなぎます」

 この作品は、神聖なる医術と、狂気・傲慢な形成外科医が織りなす官能をミステリータッチで描いた鮮烈な映画です。

 舞台は情熱の国スペインの古都トレド。主人公は最先端のテクノロジーを駆使し、完璧な肌の開発研究に打ち込む天才形成外科医の男です。

 映画は、いくつかのエピソードから成り立っています。1つは、形成外科医の愛する妻が義理の弟とできてしまい、2人は駆け落ち、その途中で交通事故に遭い、全身火傷を被ってしまう。妻は死を免れたものの、焼けただれた自分の顔、からだに絶望し、自殺してしまいます。

 2つは自分の娘が男にレイプされ、娘はそのトラウマから抜け出せず、精神を病み、母と同様に自殺してしまいます。

 3つは形成外科医は娘をレイプした男を誘拐し、密室に幽閉し、膣形成、乳房形成、全身の皮膚移植などあらゆる性転換を施術し、女に変えてしまいます。

 そして、もう1つはこの女を自分の妻そっくりに形成施術し、その女への偏愛とエロスの世界に堕ちていきます。

「遺伝子導入で多くの病気が治せるし」

「異常も発見できる」

 遺伝情報操作は学会の倫理委員会で禁止されています。しかし狂人と化したこの形成外科医はあらゆるモラルをうち捨てて、この禁断の医術に身を染めていきます。

「僕に何をした?」

「膣形成だ」

「まだ膣の組織が柔らかく癒着しやすい」

 どのエピソードにも巨匠アルモドバル監督の美意識と激しいエロスに満ち溢れていて、目を離すことができません。

◆医師や医療者の暴走に警笛

 映画は医師や医療者が個人的な感情や性的欲望や金銭的欲望で暴走すると、手のつけられない怪物、万能の鬼神になってしまうことに警笛を発しています。

「私に満足?」

「わたしは、あなたの創造物」

 大きな屋敷。高い天井にはシュールなダリ、裸のマハ夫人の大きな絵画。殺風景な施術室。大画面の監視モニターにはマハを想わせるボディ・ストッキングの女の容姿。スペイン的なエロスとバイオレンス、退廃と官能の世界を鮮烈に演出しています。

 この美しい女性が、実は男だと分かった時のショックは突然パンチをくらったような衝激です。

 アントニオ・バンデランスの冷たい形成外科医。エレナ・アナヤの披露したボディ・ストッキングに包まれた肌と姿態。エンディング・ロールの二重螺旋DNAの怪しい動きは示唆に富み、脳裏に焼き付く映画です。

(竹田正史/協会理事)

内田剛也氏をお招きし、7月18日(木)に学術研究会を開催します。

 内田剛也氏をお招きし、7月18日(木)に学術研究会を開催します。

 

 内田剛也氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)を講師にお招きし、7月18日(木)に文京シビック小ホールにて、第2回学術研究会を開催致します。ぜひ、ドクターだけでなく、歯科衛生士の方など診療所のスタッフみなさまでご参加下さい!

 

【テーマ】

歯周基本治療で改善しない原因と対応 -フラップするとき、しないとき-

【抄録】

中等度以上に進行した歯周炎では、歯周基本治療後も歯周組織の改善がみられず、歯周外科手術が必要となるケースも少なくありません。しかし、手術後も改善がみられず、対応に苦慮した経験をお持ちの先生もいらっしゃるのではないかと思います。

 歯周炎は歯周病菌の感染が主たる原因ではありますが、全身的および歯科的なリスクファクターの考慮が必要です。そして、歯周基本治療時には、治療に対する歯周組織の反応を観察し、原因となるリスクファクターを診断・治療することで、歯周外科手術前に歯周組織が改善し易い環境を準備する必要があります。

 今回の発表では歯周基本治療と歯周外科の意義について再考してみたいと思っています。

【講師】

内田剛也 氏 (川崎市開業、 日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)

【日程】

7月18日(木)午後7時~9時30分

【会場】

文京シビック小ホール(住所:東京都文京区春日1-16-21/電話:03-5803-1100)

【交通】

JR中央線・総武線水道橋駅徒歩8分、メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩3分

【参加費】

①東京歯科保険医・協会会員 :無料(同伴者は1名につき1,000円) 、②東京歯科保険医協会・未入会員 :8,000円

【予約】不要。当日は会員証を受付にご提示下さい。

 

厚労省の「歯科専門職の資質向上検討会」傘下の「歯科医師WG」が第4回会合開催

厚労省の「歯科専門職の資質向上検討会」傘下の「歯科医師WG」が第4回会合開催

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厚生労働省は6月24日、「歯科専門職の資質向上検討会」(座長:資本歯科教育学会の俣木志朗理事長)傘下の「歯科医師ワーキンググループ」(座長:東京医科歯科大学歯学部の俣木志朗教授)の第4回会合を開催した。

今会合では、歯科医師臨床研修を実施している①岐阜県の医療法人神明会佐藤歯科医院:佐藤尚院長、②宮城県のUクリニック五十嵐歯科:五十嵐博恵院長―の2診療所から、臨床研修の実際面についての報告が行われ、これをもとに議論・検討が加えられた。

 

「保険でよい歯を」東京連絡会/2013夏の講演会 7/7

★「保険でよい歯を」東京連絡会/2013夏の講演会★

もしかして、お口が臭うかしら?と思ったことはありませんか?今回は、東京医科歯科大学「息さわやか外来(口臭外来)」診療科長の川口陽子先生をお招きし、口臭の原因と日常的な対策、最新の治療方法などについてお話し頂きます。さわやかな息を手に入れ、いつも笑顔で過ごしましょう♪

◆テーマ:誰もが気になるお口のにおい ~口臭治療の最前線~

◆日 時:7月7日(日) 14時~16時

◆講 師:川口陽子先生(東京医科歯科大学大学院教授)

◆会 場:文京シビックホール3F・会議室

     住所:東京都文京区春日1-16-21

     電話:03―5803―1100

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅、 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅

◆参加費:無料

◆要予約:90名

     協会事務局まで(TEL 03―3205―2999)

第1回学術研究会を開催しました

第1回学術研究会を開催しました 

 大谷一紀氏(台東区第1回学術研究会HP用ピクセル開業、日本補綴歯科学会専門医)を講師に招き、第1回学術研究会を開催しました。当日は176名が参加。今回は「シンプルな積層充填で行うダイレクトボンディング~色(明度)・形態・表面性状の調和~」をテーマに、日常診療で良く行われる充填について補綴的な見地からさらに審美性を追及した講演をしていただきました。当日は充填の基本的な考え方の他、講師による充填のデモンストレーションも行われました。

 参加者からは、「今まで知らなかったテクニックも分かりやすく解説・デモをしていただき、明日から早速臨床で試してみます。」「来てよかったです。明日から役立つとてもいい講演でした。」「内容も濃く、本当に良かったです。ありがとうございました。」など声が寄せられ、大変好評であった。

 

 次回は7月18日(木)に内田剛也氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)を講師にお招きし、「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」をテーマに開催予定です。詳しくは研究会のご案内ページをご覧下さい。

 

第1回学術研究会を開催しました

第1回学術研究会を開催しました 

 大谷一紀氏(台東区開業、日本補綴歯科学会専門医)を講師に招き、第1回学術研究会を開催しました。当日は176名が参加。今回は「シンプルな積層充填で行うダイレクトボンディング~色(明度)・形態・表面性状の調和~」をテーマに、日常診療で良く行われる充填について補綴的な見地からさらに審美性を追及した講演をしていただきました。当日は充填の基本的な考え方の他、講師による充填のデモンストレーションも行われました。

 参加者からは、「今まで知らなかったテクニックも分かりやすく解説・デモをしていただき、明日から早速臨床で試してみます。」「来てよかったです。明日から役立つとてもいい講演でした。」「内容も濃く、本当に良かったです。ありがとうございました。」など声が寄せられ、大変好評であった。

 次回は7月18日(木)に内田剛也氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)を講師にお招きし、「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」をテーマに開催予定です。詳しくは研究会のご案内ページをご覧下さい。

第41回定期総会で議案6本を承認/新会長・役員全員を承認

新会長・役員全員を承認

第41回定期総会を開催し議案6本承認

 ★総会全員ピクセルCIMG6236

昨日6月20日、第41回定期総会を新宿区高田馬場の協会会議室で開催した。役員改選では、会長、副会長、理事ほか22名を選出、顧問2名と事務局長も承認された(写真左は新役員の集合写真)。

 

 

 

 

★挙手で採決ピクセルIMG_7818

今回は、去る3月23日に「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」、5月11日には当協会の「創立40周年特別企画」を開催し、今後の活動への新たな弾みがついた後に開催される総会であること、さらに2年に一度の役員改選の年に開催する総会であることから、役員はもとより一般会員からも関心の高い総会となり、メディアからも3社が取材に訪れた。

予定されていた議案6本は、担当役員の説明に基づき審議・検討が加えられ、すべて承認された。決議文全文は、当ホームページの「理事会声明」コーナーをご覧ください( 東京歯科保険医協会 ≪ 理事会声明 )。

なお、承認された役員ほかは、以下の通り。

★再選ピクセルIMG_7767

【会 長】松島良次(写真左/目黒区)

【副会長】呉橋美紀(大田区)、濱克弥(千代田区)、藤野健正(渋谷区)、森元主税(北区)、矢野正明(板橋区)

【理 事】加藤開(豊島区)、川戸二三江(渋谷区)、定永健男(中央区)、高山史年(豊島区)、竹田正史(江東区)、坪田有史(文京区)、中川勝洋(港区)、橋本健一(東村山市)、馬場安彦(世田谷区)、濱﨑啓吾(練馬区)、半田紀穂子(台東区)、茂木伸夫(文京区)、山本鐵雄(大田区)、横山靖弘(港区)

【監 事】浅井武彦(新宿区)、南條芳久(渋谷区)

【顧 問】渡辺吉明(新宿区)、山本道枝(大田区)

新会長・役員全員を承認/第41回定期総会を開催し議案6本承認

新会長・役員全員を承認

第41回定期総会を開催し議案6本承認

 

昨日6月20日、第41回定期総会を新宿区高田馬場の協会会議室で開催した。役員改選では、会長、副会長、理事ほか22名を選出、顧問2名と事務局長も承認された(写真は新役員の集合写真)。

今回は、去る3月23日に「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」、5月11日には当協会の「創立40周年特別企画」を開催し、今後の活動への新たな弾みがついた後に開催される総会であること、さらに2年に一度の役員改選の年に開催する総会であることから、役員はもとより一般会員からも関心の高い総会となり、メディアからも3社が取材に訪れた。

予定されていた議案6本は、担当役員の説明に基づき審議・検討が加えられ、すべて承認された。決議文全文は、当ホームページの「理事会声明」コーナーをご覧ください( 東京歯科保険医協会 ≪ 理事会声明 )。

なお、承認された役員ほかは、以下の通り。

★新役員一覧(順不同、敬称略)

【会 長】松島良次(目黒区)

【副会長】呉橋美紀(大田区)、濱克弥(千代田区)、藤野健正(渋谷区)、森元主税(北区)、矢野正明(板橋区)1986年3月

【理 事】加藤開(豊島区)、川戸二三江(渋谷区)、定永健男(中央区)、高山史年(豊島区)、竹田正史(江東区)、坪田有史(文京区)、中川勝洋(港区)、橋本健一(東村山市)、馬場安彦(世田谷区)、濱﨑啓吾(練馬区)、半田紀穂子(台東区)、茂木伸夫(文京区)、山本鐵雄(大田区)、横山靖弘(港区)

【監 事】浅井武彦(新宿区)、南條芳久(渋谷区)

【顧 問】渡辺吉明(新宿区)、山本道枝(大田区)

第41回定期総会決議

第41回定期総会決議

 

★挙手で採決ピクセルIMG_7818

安倍首相はTPP交渉参加を決定した。TPPは、農業だけではなく、薬価決定過程への製薬企業の参加と新薬の特許強化、混合診療や営利企業の病院経営の解禁等、医療分野についても懸念がある。我が国が世界に誇る国民皆保険制度が崩壊する危険性をはらんでいる。

 また、社会保障制度改革国民会議では、「自助・共助・公助」と社会保障の原則を変質させる論議がなされている。「消費増税に見合った社会保障改革」など、消費税増税と社会保障の縮減を両輪に国民に負担増を要求してくる。歯科医師の三人に一人がワーキングプアと言われているほど歯科医療機関の経営は深刻であり、消費税増税が行われれば、歯科医療機関は更に疲弊し、地域医療の崩壊につながることも懸念される。これらの情勢は私たちに、社会保障改悪や国民負担増の動きに反対する運動を強化することを求めている。

私たちは医療に携わる立場から、社会保障制度の理念を矮小化し、さらには医療を営利追求できる市場として開放しようとする動きに反対し、さらに国民や医療従事者が安心できる医療制度・社会保障制度を守るため、下記事項を速やかに実現するよう求めるものである。

 

            記

一、保険診療にゼロ税率を適用すること。

一、消費税率の引き上げを直ちに中止し、目的税化を行わないこと。

一、TPPへの交渉参加を直ちに撤回すること。

一、 高点数による集団的個別指導を止め、不当な個別指導、監査を改めること。

一、後期高齢者医療制度を廃止すること。

一、当面十八歳までの医療費助成を行い、速やかに患者窓口負担を『ゼロ』にすること。

一、保険診療の充実をはかること。

以上、決議する。

 

                      2013年6月20日

                      東京歯科保険医協会第41回定期総会

第41回定期総会速報②議案6本をすべて承認/決議案を採択

第41回定期総会速報②

議案6本をすべて承認/決議案を採択

 

第41回定期総会の全議案が承認されました。最終議案「第6号議案:決議採択の件」も先ほど満場一致の拍手をもって採択されました。取材に訪れていたマスコミ3社・3名にも決議を配布し、広く歯科医療界、さらに国民への発信を託しました。決議は以下の通りです。

第41回定期総会  決 議

 安倍首相はTPP交渉参加を決定した。TPPは、農業だけではなく、薬価決定過程への製薬企業の参加と新薬の特許強化、混合診療や営利企業の病院経営の解禁等、医療分野についても懸念がある。我が国が世界に誇る国民皆保険制度が崩壊する危険性をはらんでいる。

 また、社会保障制度改革国民会議では、「自助・共助・公助」と社会保障の原則を変質させる論議がなされている。「消費増税に見合った社会保障改革」など、消費税増税と社会保障の縮減を両輪に国民に負担増を要求してくる。歯科医師の3人に1人がワーキングプアと言われているほど歯科医療機関の経営は深刻であり、消費税増税が行われれば、歯科医療機関は更に疲弊し、地域医療の崩壊につながることも懸念される。これらの情勢は私たちに、社会保障改悪や国民負担増の動きに反対する運動を強化することを求めている。

私たちは医療に携わる立場から、社会保障制度の理念を矮小化し、さらには医療を営利追求できる市場として開放しようとする動きに反対し、さらに国民や医療従事者が安心できる医療制度・社会保障制度を守るため、下記事項を速やかに実現するよう求めるものである。

一、保険診療にゼロ税率を適用すること。

一、消費税率の引き上げを直ちに中止し、目的税化を行わないこと。

一、TPPへの交渉参加を直ちに撤回すること。

一、 高点数による集団的個別指導を止め、不当な個別指導、監査を改めること。

一、後期高齢者医療制度を廃止すること。

一、当面18歳までの医療費助成を行い、速やかに患者窓口負担を『ゼロ』にすること。

一、保険診療の充実をはかること。

以上、決議する。

 

2013年6月20日

東京歯科保険医協会第41回定期総会

第41回定期総会速報①/会長あいさつ

第41回定期総会速報①/会長あいさつ

当協会の第41回定期総会が午後6時から始まりました。冒頭では松島良次会長(写真)がこの2年間の任期を振り返りつつ、最初の1年間は初めてのことがたくさんあったこと、今後の方向性については、現状維持や新たなチャレンジなどについてこの総会の場で議論していただきたい―とあいさつしました。

 現在もなお審議中です。

第41回定期総会間もなく開会/午後6時~8時まで

第41回定期総会間もなく開会/午後6時から8時まで

 当協会の第41回定期総会が、間もなく午後6時から開会します。写真は会場の準備中の風景です。定期総会議案書にありますように、2012年度活動報告・決算報告の承認、2013年度活動計画案・予算案の承認のほか、役員改選などを行います。さらに、保険診療へのゼロ税率適用、消費税引き上げ注視、TPP交渉参加撤回などを求める「決議(案)」を諮ります。

今総会は、さる3月23日の「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」および5月11日の「東京歯科保険医協会創立創設40周年記念特別企画」を着実に終了させた上での開催となっており、その位置づけに着目したマスコミも4社が取材を予定しております。

スタッフ全員で共有したい医療接遇セミナー

スタッフ全員で共有したい医療接遇セミナー

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6月10日、文京シビック小ホールにてANAビジネスソリューション(株)のインストラクター上倉直美氏を講師に招き第1回ドクター・スタッフ講習会「信頼をとどける医療接遇セミナー」が、開催され、234名が参加した。

 

 

 

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講師の上倉氏は、医療接遇の基本として、第一印象の重要性、立ち居振る舞いや言葉遣いの具体例など多彩な内容をスライドにて説明された。また、講義の合間にペアーワークの時間が設けられており、参加者同士で互いに笑顔のチェック、お辞儀の仕方などを行うことで、楽しみながら実践的な接遇を学ぶことができる。アンケートからは、「明日からすぐに実践していける内容だった。」「実実践があり、メリハリがあって飽きさせない感じでした。実際の経験した話もきけて分かりやすかったです。」など多くの声が寄せられた。

 

スタッフ全員で共有したい医療接遇セミナー

スタッフ全員で共有したい医療接遇セミナー

6月10日、文京シビック小ホールにてANAビジネスソリューション(株)のインストラクター上倉直美氏を講師に招き第1回ドクター・スタッフ講習会「信頼をとどける医療接遇セミナー」が、開催され、234名が参加した。講師の上倉氏は、医療接遇の基本として、第一印象の重要性、立ち居振る舞いや言葉遣いの具体例など多彩な内容をスライドにて説明された。また、講義の合間にペアーワークの時間が設けられており、参加者同士で互いに笑顔のチェック、お辞儀の仕方などを行うことで、楽しみながら実践的な接遇を学ぶことができる。アンケートからは、「明日からすぐに実践していける内容だった。」「実実践があり、メリハリがあって飽きさせない感じでした。実際の経験した話もきけて分かりやすかったです。」など多くの声が寄せられた。

 

第3・4回学術研究会のタイトルと学術ベーシック講座の日程が決まりました

第3・4回学術研究会のタイトルと学術ベーシック講座の日程が決まりました

◆学術研究会:第3・4回の学術研究会のタイトルが以下のように決定しましたのでお知らせします。ぜひ、ご参加ください。

 ・第3回:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

 ・第4回:ここだけは知りたい!有病者の歯科治療

 

◆学術ベーシック講座:また、昨年度好評だった若手歯科医師向け学術ベーシック講座を今年度も開催いたします。今年の日時、タイトルは以下の通りです。詳細は、当協会の機関紙7月号、本ホームページなどでご案内いたします。若手の先生で、歯内療法や抜歯について深く勉強されたい方は、ぜひ、こちらにもご参加ください。

 ・第1回:8月 3日(土)午後7時~9時/会場→東京歯科保険医協会会議室

      テーマ「歯内療法について(仮題)」

 ・第2回:8月24日(土)午後7時~9時/会場→東京歯科保険医協会会議室

      テーマ「抜歯について(仮題)」