年別アーカイブ: 2013年

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

 練馬支部①DSCF0167

 6月6日に開催された東京保険医協会の練馬支部例会に、当協会からは組織部担当の森元主税副会長、濱崎啓吾理事、本橋昌宏組織部員を含む9名が参加した。医科協会の参加者は8名。医科協会の佐々木明練馬支部長のあいさつに続き、森元副会長が写真のように当協会作成のポスターを参加者に供覧した後、周術期口腔管理のポイントについて説明した。例会のテーマと講師は以下のとおりである。

 ①千葉県保険医協会の三辺正人先生による「医科歯科連携による歯周病と糖尿病スクリーニングの実施と有用性評価に関する調査研究」、

 ②東京保険医協会理事の申偉秀先生の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)における医科歯科連携」。

SASに関しては、当協会の濱崎理事からも講習会の受講者の状況と今後の予定、名簿登載の流れなどについて参加者に説明した。医科歯科両協会の会員から多くの質問が寄せられ、活発な討議が行われて充実した例会となった。

 

練馬支部③全景DSCF0149終了後、医科歯科両会員から感想をうかがうと、「近所に歯科の先生の知り合いができ、うれしい。OA装置のことなどいろいろ教えてもらいたい」「SAS連携の名簿をみて、近くに歯科の先生がいることは知っていたが、やはり、実際にこうしてお会いして、話しのやりとりをして、名刺を交換し、面識ができたほうが良いと感じた」「医科の先生が歯科のSAS治療について把握していることがわかり、今後の連携の際の参考になった」「SAS連携、歯科でのSASについて、医科サイドからいろいろな治験が紹介され、たいへん驚いた」など、さらに交流が深まり医科歯科の連携が着実に進んでいく感触が得られた。

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

 

6月6日に開催された東京保険医協会の練馬支部例会に、当協会からは組織部担当の森元主税副会長、濱崎啓吾理事、本橋昌宏組織部員を含む9名が参加した。医科協会の参加者は8名。医科協会の佐々木明練馬支部長のあいさつに続き、森元副会長が写真のように当協会作成のポスターを参加者に供覧した後、周術期口腔管理のポイントについて説明した。例会のテーマと講師は以下のとおりである。

 ①千葉県保険医協会の三辺正人先生による「医科歯科連携による歯周病と糖尿病スクリーニングの実施と有用性評価に関する調査研究」、

 ②東京保険医協会理事の申偉秀先生の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)における医科歯科連携」。

SASに関しては、当協会の濱崎理事からも講習会の受講者の状況と今後の予定、名簿登載の流れなどについて参加者に説明した。医科歯科両協会の会員から多くの質問が寄せられ、活発な討議が行われて充実した例会となった。

終了後、医科歯科両会員から感想をうかがうと、「近所に歯科の先生の知り合いができ、うれしい。OA装置のことなどいろいろ教えてもらいたい」「SAS連携の名簿をみて、近くに歯科の先生がいることは知っていたが、やはり、実際にこうしてお会いして、話しのやりとりをして、名刺を交換し、面識ができたほうが良いと感じた」「医科の先生が歯科のSAS治療について把握していることがわかり、今後の連携の際の参考になった」「SAS連携、歯科でのSASについて、医科サイドからいろいろな治験が紹介され、たいへん驚いた」など、さらに交流が深まり医科歯科の連携が着実に進んでいく感触が得られた。

2013年度第3回広報部会を開催

2013年度第3回広報部会を開催

 協会広報部は3日、今年度第3回広報部会を開催しました。部会では、この1カ月間の社会・経済、そして医療・歯科医療情勢について議論し、今後の機関紙編集の視点の一助とし、続いて機関紙7月号編集計画について協議・検討を加えました。来る6月20日(木)に、協会の第41回定期総会が開催されるため、7月号ではその報道を第1に掲げることとし、社会保険、経営・税務、各種研究会・講習会の開催報告、都議会議員選挙、参議院議員選挙などについて取り上げていく予定となりました。

そのほか、機関紙6月号の講評、5月号のアンケート結果分析なども行っています。

広報部では、協会サイドから機関紙を通じて一般会員の先生方に伝えたいこと、伝えるべきことと、一般会員が機関紙に求めるニーズの融合を図ることを常に検討しています。また、通信員として現在41名の一般会員の先生方が毎月機関紙内容についてアンケートを返信いただいているほか、通信員の先生からの投稿、インタビューへの協力などもお願いし、会員の先生方へのアプローチを重ねています。

さらに、広報部の活動は、とかく機関紙編集中心と思われがちですが、社会的に広く当協会の名称や活動内容を認識していただくため、専門誌や一般紙などの記者、編集者と連絡を取り合い、必要なやり取りも行っています。

第3回スタッフ講習会「TBI&PMTC・デブライドメント」

第3回スタッフ講習会「TBI&PMTC・デブライドメント」

毎年キャンセル待ちとなるほど人気の講習会です。

「波多野さんの講演が聞きたい!」という多くのご要望にお応えし、開催が決定いたしました!!各セミナー等でご活躍されている波多野映子さんをお招きし、セルフケア(TBI)とプロフェッショナルケア(PMTC・デブライドメント)について講演いただきます。『短時間で効率よくできない』、『器具操作が難しい部位への方法は?』『患者さんへの説明の仕方が分からない』など日常の診療で悩まれている歯科衛生士の方は多いのではないでしょうか。

当日は、講義を中心に、受講される方の悩みや疑問に講師が分かりやすくお話し致します。

ご参加お待ちしてります。

【講演内容】

〔第1部〕

◆TBIの基本とポイント ◆患者さんへの声かけのヒント ◆セルフケア関連製品の選択と処方 ◆患者さんに寄り添った口腔衛生指導

〔第2部〕

◆PMTCと根面デブライドメントの実際 ◆プロフェッショナルケアのインスツルメーション ◆歯周病とメインテナンス(SPT)

◆患者さんをみる(見る・視る・観る・診る・看る)

◆日 時:   8月4日(日) 午前10時~午後4時

 

◆講 師:波多野映子

 

◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室

     住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階

電話:03―3205―2999

 

◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、

    東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分

 

◆参加費:1人8000円

       (参加費には資料・食事代が含まれています)

定 員 50名(1診療所2名まで)

要予約 03-3205-2999(担当:スタッフ教育部)

      ※両日のご参加が原則になります

ACCJとEBCが「医療政策白書2013年版/健康寿命の延長による日本経済活性化」を発表

ACCJとEBCが「医療政策白書2013年版/健康寿命の延長による日本経済活性化」を発表

 「ACCJ」DSCF0144在日米国商工会議所(ACCJ)および欧州ビジネス協会(EBC)はこのほど、日本経済の成長を促すための「医療政策白書2013年版/健康寿命の延長による日本経済活性化」を発表した(ACCJとEBCのホームページで全文の閲覧可)。全体は、①広範囲の医療テーマ、②非感染症の疾患、③女性関連の疾患、④感染症、⑤高度な安全性と観戦管理の重要性、⑥医療従事者の安全性について求められる特別な配慮―の7項目で取りまとめられ、各種提言が盛り込まれている。

同白書は、健康寿命を延ばし、予防・早期発見・治療可能な疾病による経済的負担を軽減するための政策提言を通じ、日本の経済成長を促すことを目的としているという。内容の柱は、①健康寿命の延長による疾病の経済的負担軽減のための医療政策提言、②世界の科学的調査に基づくデータと成功事例を基に、予防と早期発見に重点を置いた150以上の政策提言、③労働者の生産性向上および病気による就業不能状態と欠勤の低減につながる36の医療分野への提言―などとなっている。

上記③この36の医療分野をみると、歯科関連としては、48ページ以降に「口腔ケア」が取り上げられている。

◆口腔ケアに関する白書の概要

歯の健康は咀嚼だけでなく、食事や会話を楽しむなど高い生活の質を維持するためにも重要。近年、口腔の異常が全身の健康状況に影響を及ぼすことを示唆する科学的な証拠が増加。人々の口腔への意識も徐々に高まり、厚生労働省が実施する6年に1回の歯科疾患実態調査の結果では1日に2~3回歯磨きをする人の割合が、年々上昇している。

 一方、日本人のオーラルケア意識向上による歯磨き習慣改善にもかかわらず、2011年の調査では20歳以上の約70%以上が歯周病に罹患。若年層・高年齢層においては、05年調査よりもその割合は増加している点を指摘。

厚生労働省のキャンペーン「健康日本21」については、歯の喪失防止と喪失原因となる虫歯と歯周病の予防に触れ、2011年10月に厚生労働省がまとめた最終評価を紹介し、13指標のうち、目標値に達した項目は80歳で20歯以上、60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の増加、過去一年間に定期歯科検診を受けた割合など5項目、改善傾向7項目、変化なし1項目であるとし、「これは健康づくりキャンペーンによる、行動変容(歯間清掃具やマウスウォッシュの使用率等)と歯磨き剤のフッ化物の効果がもたらしたもの」と評価。翌12年7月に「健康日本21」(第2次)の基本的方針を見直して全面改定を行い、歯・口腔の健康に関して、2022年度に向けた新たなる目標値を設定していることを紹介。さらに、11年8月には日本の歯科関連の法律としては56ぶりの新法として「歯科口腔保健の推進に関する法律」が公布され、歯科検診などが勧奨さていることなどを指摘している。

なお、「政策提言」として掲げられたのは、以下の4点だ。

◆政策提言

1)、歯周病の予防を一層強化するために歯科医師、歯科衛生士による従来の歯磨き指導に加え、さらに個々人の口腔状態に基づいた歯間部清掃(歯間ブラシやデンタルフロス)の指導や化学的プラークコントロール(マウスウォッシュ)の使用を推進する必要がある。

2)、若年層に多い歯肉炎の予防促進のために、児童の歯磨き教育の中に歯間部清掃(歯間ブラシやデンタルフロ ス)の指導を、追加して取り入れる必要がある。

3)、健康保険診療報酬制度は、患者に虫歯と歯周病の予防について指導をする歯科医に、より多い報酬で報いるべきである。

4)、フッ化物応用をされに進め、歯磨き剤以外の一般向けオーラルケア製品(医薬部外品のマウスウォッシュなど)にも活用できるように検討すべきである。

第3回スタッフ講習会

TBI&PMTC・デブライドメント ◆テーマ: 毎年キャンセル待ちとなるほど人気の講習会です。 「波多野さんの講演が聞きたい!」という多くのご要望にお応えし、開催が決定いたしました!!各セミナー等でご活躍されている波多野映子さんをお招きし、セルフケア(TBI)とプロフェッショナルケア(PMTC・デブライドメント)について講演いただきます。『短時間で効率よくできない』、『器具操作が難しい部位への方法は?』『患者さんへの説明の仕方が分からない』など日常の診療で悩まれている歯科衛生士の方は多いのではないでしょうか。 当日は、講義を中心に、受講される方の悩みや疑問に講師が分かりやすくお話し致します。 ご参加お待ちしてります。 【講演内容】 〔第1部〕           〔第2部〕 *TBIの基本とポイント       *PMTCと根面デブライドメントの実際 *患者さんへの声かけのヒント    *プロフェッショナルケアのインスツルメーション *セルフケア関連製品の選択と処方  *歯周病とメインテナンス(SPT) *患者さんに寄り添った口腔衛生指導 *患者さんをみる(見る・視る・観る・診る・看る)  ◆日 時:  8月4日(日) 午前10時~午後4時 ◆講 師:波多野映子 ◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室      住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階 電話:03―3205―2999 ◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、     東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分 ◆参加費:1人8000円        (参加費には資料・食事代が含まれています) 定 員 50名(1診療所2名まで) 要予約 03-3205-2999(担当:組織部)       ※両日のご参加が原則になります

新規開業医講習会

会員の先生方から「最近の新規指導について知りたい」「保険診療の内容を知りたい」「カルテ記載はどうしたらよいのか」といった声や、患者とのトラブルについてのご相談が多く寄せられています。  こうした声にお応えして、新規開業医講習会を開催いたします。新規開業の先生方がきちんとした保険診療を行い、医院を円滑に経営してくための内容が満載となっております。ぜひご参加をご検討ください。 ◆テーマ:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を 2日間にわたり開催 ◆日 時:  【1日目】6月30日(日)10時~16時     午前:審査・指導、保険点数     午後:保険点数  【2日目】7月 7日(日)10時~16時     午前:症例に基づいたカルテ記載     午後:患者トラブル対応とその予防 ◆講 師:協会講師団 ◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室      住所:新宿区高田馬場1-29-8新宿東豊ビル6階 電話:03―3205―2999 ◆交 通:JR山手線戸山口、西武新宿線戸山口、     東京メトロ東西線3番・5番出口より徒歩5分 ◆参加費:協会会員13,000円・未入会の先生30,000円        (参加費には資料・食事代が含まれています) 定 員 45名 要予約 03-3205-2999(担当:組織部)     ※両日のご参加が原則になります

シリーズ「お金の心配をせず歯科治療が受けられるように」①

シリーズ

「お金の心配をせず歯科治療が受けられるように」①

高まる歯科医療の役割

 

9月から「いつでも、どこでも、だれでもお金の心配をせず『保険でよい歯科医療の実現を求める』患者署名」に取り組む。そこで、本シリーズではその意義を考える。

 ●医科歯科1万会員「がんばろう!」コールCIMG5339

◆高い喫煙率は平均寿命を下げる

世界保健機関(WHO)が5月15日、2013年版の「世界保健統計」を発表したと共同通信が伝えました。11年の男女合わせた日本の平均寿命は八十三歳で、イタリア中部にある内陸国サンマリノ、スイスとともに首位となり、WHO当局者によると、日本は20年以上連続で首位を維持しているそうです。しかし、喫煙率が高いことから、日本に追いつく国は今後も増えるとし、引き続き長寿世界一の座を保てるかは危うい状況ともいいます。

◆喫煙は歯周病の危険因子でもある

喫煙は、「肺がんだけでなく、口腔、咽頭、喉頭、食道、胃、大腸、膵臓、肝臓、腎臓、尿路、膀胱、子宮頚部、鼻腔、副鼻腔、卵巣のがん及び、骨髄性白血病に対して発がん性があることが“確実”と評価」され、禁煙した人は「吸い続けた人と比べて、口腔、喉頭、食道、胃、肺、膵臓、子宮頚部のがんのリスクが低いことが“確実”と評価されています」(国立がん研究センター「研究班によるパンフレット2013年版」より)。喫煙はまた、糖尿病など全身疾患や歯周病の大きなリスクファクターであることが明らかになっています。

◆医科歯科連携に国もやっと乗り出す

一方、日経電子版は5月14日付で、「厚労省は、病院での通常治療に歯周病などの歯科治療を組み合わせてがんや糖尿病の治療効果を高める『医科歯科連携』の普及に乗り出す。連携に取り組む地方自治体向けの助成制度をつくり、今年度から全国十数カ所でモデル事業を開始。数年で約百カ所へ広げる。薬の使用量や入院日数を減らし、医療費の抑制につなげる」と報じました。「具体的には糖尿病の患者やがん治療で入院する患者に対し、歯科医師が口内を診察して歯周病などを治療する」というもので、歯科が設けられていない病院でも外部の歯科診療所と連携して入院患者が歯科治療を受けられるよう助成制度をテコに医科歯科連携の取り組みを推進する意向のようです。

厚労省もようやく、歯科医療の重要な役割に気づきはじめたと言えますが、この足取りをより確実にしていくためには、私たち歯科医師の一致した運動が重要です。

Midnight in Paris~ミッドナイト・イン・パリ~

Midnight in Paris

~ミッドナイト・イン・パリ~

2011年米国・スペイン合作/ウディ・アレン監督

 

「本当に信じられないよ」

「パリに来ているなんて」

「何度も来ているじゃない」

「見える?うっとりするほど美しい雨のパリ」

「1920年代を想像してみてよ」

「芸術家たちが、雨のパリ で…」

「何でいちいち雨なの?」

「濡れるだけじゃない」

「僕たち、結婚したら」

「パリに住もうよ」

 かもめ①修正版:宮戸島150pix2013-03-17_14-33-13_289

 この映画はエッフェル塔、サンジェルマン・ドゥ・プレー、ルクサンブルグ公園、セーヌ河畔、凱旋門、シャンゼリーゼ通り、コンコルド広場そしてヴェルサイユ宮殿など、美しいパリの街々をさながら観光客がめぐるように、魅惑的なスライドショーで始まります。

 主人公の男は、物欲や俗物的趣向に取りつかれ、夢や希望を喪失した現実や恋人に失望し、自分のことをマンネリ映画の脚本書きと卑下している男、ウッディ・アレン自身がタイムスリップものの体裁を取りながら、彼の憧れの「1920年代パリ」と現実の間を行き来します。目が覚めると夢遊病者のように自分のベッドの中に舞い戻っている…。という設定です。

 1920年代のパリは、アメリカの作家ヘミングウェイや作曲家コール・ポーターらが暮らし、ピカソ、ダリ、マチス、ゴーギャン、モジリアニー、ゴッホ、アンリー・ルソーなど新人画家が新しい表現を模索している場所でした。

 モンターニュ・サント・ジュヌヴィエーヴ通りの教会の時計台の鐘が午前零時を告げると、魔法がかかったようにオレンジ色のクラッシック高級車・プジョーが細いカーブの坂道の路地に現れ、「アレ、アレ」と「1920年代のパリ」の世界に男をいざないます。

 ジャン・コクトー主催の社交クラブで、スコット・ジェラルド夫妻、ピアノを弾くコール・ポーター、ヘミングウェイと遭遇し、魅惑的な時間を過ごします。

 毎晩零時、「1920年代のパリ」に繰り出し、やがて、パブロフ・ピカソの恋人、アドリアーナの魅力の<RUBY CHAR=”虜”,”とりこ”>になってしまいます。

 惹かれ合っていく2人。セーヌ河畔をアドリアーナと2人で散歩する夢のような夢を見ます。

 映画では、登場する人物は本物そっくりの俳優を使い、この時代のアール・デコの風物や芸術をさりげなく写し出しています。アドリアーナに扮するマリオン・コティヤールは映画「ピアフ」や「ナイン」などでお馴染みのその美しさは際立ち、多くの観客を魅了してしまいます。

 1920年代の芸術をあらかじめ知っていると面白みはさらに深まり、あまり知らなくても、なにか新鮮な知識をウッディ・アレンの夢の世界からくみ取ることができます。

 2011年、第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞し、これまでのウッディ・アレンの作品の中でも高い評価を受けました。この映画は、抑圧された夢の映像化という原則をあらためて教えてもらえる作品です。 (竹田正史/協会理事)

新規開業医講習会を開催します:6/30と7/7の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を2日にわたり開催

新規開業医講習会を開催します

6/30と7/7の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を2日にわたり開催

 新規講習:加藤先生IMG_6693

会員の先生方から「最近の新規指導について知りたい」「保険診療の内容を知りたい」「カルテ記載はどうしたらよいのか」といった声や、患者とのトラブルについてのご相談が多く寄せられています。こうした声にお応えして、新規開業医講習会を開催いたします。新規開業の先生方がきちんとした保険診療を行い、医院を円滑に経営してくための内容が満載となっております。

 

 

 

新規講習:田賀先生IMG_6668ぜひご参加をご検討ください。

 

     2日間

     コース

6月30日(日)

7月7日(日)

10時~16時

10時~16時

講義

内容

 (午前)

  ○審査・指導

  ○保険点数

   ○症例に基づいたカルテ記載

講義

内容

 (午後)

  ○保険点数

  ○患者トラブル対応とその予防

 

参加費

 (2日分)

  協会会員 13,000円 未入会の先生30,000円

   ※両日のご参加が原則となります。

   ※参加費には資料・食事代が含まれております。

会場

東京歯科保険医協会・会議室

JR・地下鉄東西線 高田馬場駅下車 徒歩5分

申込

東京歯科保険医協会   担当:組織部(℡:03-3205-2999)

定員45名/定員に達し次第締め切り

 

 

 

新規開業医講習会を開催します/6月30日と7月7日の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義

新規開業医講習会を開催します

6/30と7/7の両日:指導相談・患者トラブル等の相談に対応した協会ならではの講義を2日にわたり開催

 

会員の先生方から「最近の新規指導について知りたい」「保険診療の内容を知りたい」「カルテ記載はどうしたらよいのか」といった声や、患者とのトラブルについてのご相談が多く寄せられています。こうした声にお応えして、新規開業医講習会を開催いたします。新規開業の先生方がきちんとした保険診療を行い、医院を円滑に経営してくための内容が満載となっております。ぜひご参加をご検討ください。

 

     2日間

     コース

6月30日(日)

7月7日(日)

10時~16時

10時~16時

講義

内容

 (午前)

  ○審査・指導

  ○保険点数

   ○症例に基づいたカルテ記載

講義

内容

 (午後)

  ○保険点数

  ○患者トラブル対応とその予防

 

参加費

 (2日分)

  協会会員 13,000円 未入会の先生30,000円

   ※両日のご参加が原則となります。

   ※参加費には資料・食事代が含まれております。

会場

東京歯科保険医協会・会議室

JR・地下鉄東西線 高田馬場駅下車 徒歩5分

申込

東京歯科保険医協会   担当:組織部(℡:03-3205-2999)

定員45名/定員に達し次第締め切り

 

 

 

新会員証を議案書とともに送付しました

新会員証を議案書とともに送付しました

みほん字入り「会員証」250ピクセル

 

現会員証の有効期限が2013年6月末に迫りました。これに伴い、新会員証をお届けします。新会員証は6月20日(木)開催の第41回定期総会議案書に同封して発送しており、6月1日前後から順次、お手元に届きます。本年7月からは旧会員証は使用できなくなりますのでご注意ください。

なお、研究会等の参加には会員証の提示が必要ですので、必ずご持参ください。

新会員証を議案書とともに送付しました

新会員証を議案書とともに送付しました 

現会員証の有効期限が2013年6月末に迫りました。これに伴い、新会員証をお届けします。新会員証は6月20日(木)開催の第41回定期総会議案書に同封して発送しており、6月1日前後から順次、お手元に届きます。本年7月からは旧会員証は使用できなくなりますのでご注意ください。

なお、研究会等の参加には会員証の提示が必要ですので、必ずご持参ください。

談話/都議選にあたって

談話/都議選にあたって

6月に東京都議会議員選挙(14日公示、23日投票)が実施される。今回の都議選は大きな争点はないと言われているが、長引くデフレ経済のもと、勤労者の所得は13年連続減少を続け、国保の滞納世帯は全世帯の23%を占めるなど、都民の生活は大変厳しいものとなっている。そうした中で必要な歯科医療も受けることができない状況が広がっている。

また「石原都政下では老人福祉手当や老人医療費の助成の廃止などを行い、それを引き継いだ猪瀬都政もそれを継承している。都の決算では老人福祉費の比率が全国でも下位に落ち込むなど高齢者の医療・福祉予算が削減されてきている。東京都内は現在、全国の中でも高齢化率が高く、しかも独居高齢者が多いのが特徴であり、今後の高齢化への対応が特段に求められている。都議選を機に在宅歯科診療への支援や歯科口腔保健法の具体化、18歳までの医療費助成制度の創設など積極的な施策提案が期待される。

都議選は、参院選直前に行われる選挙で、安倍首相も「准国政選挙」と位置付けるほど重要な選挙である。選挙結果は国政に大きな影響を与える。こうした都民と歯科開業医の要求の実現を進める機会ともなり、社会保障制度の充実を進める候補者を選択することを呼びかけたい。

 

2013年5月24日

東京歯科保険医協会政策委員長

南條芳久

ゼロ税率求め衆参国会議員へ984名分の要望書手渡す

ゼロ税率求め衆参国会議員へ984名分の要望書手渡す

 

5月16日保団連の国会行動に森元主税副会長、高山史年理事、山本道枝顧問および事務局が参加し、医療への「ゼロ税率」適用を求める会員署名984名分と寄せられた会員の声を東京選出の衆参国会議員に届け、ゼロ税率適用の必要性を訴えた。また、TPPの参加表明撤回を求める松島良次会長の談話を手渡し、交渉参加しないよう求めた。

この日は本会議が開かれ、阿部知子衆院議員と田村智子参院議員を除きすべて秘書対応となったが、会員の中には「もし、このまま消費税が10%になった場合には閉院を考えている」と明言する歯科医師がいることを説明すると、真剣に耳を傾ける秘書も多く、粘り強く訴えることが大切だと実感した。

創立40周年特別企画に300人が参加/会員の関心の高いテーマでの研究会

創立40周年特別企画に300人が参加

会員の関心の高いテーマでの研究会

レセプションでは各種景品を参加者に進呈

<雨天にもかかわらずご参加いただきありがとうございました>

 

 40周年:部会の部屋IMG_7204

◆300人以上が参加した研究会

5月11日、協会は「都市センターホテル」において創立40周年を記念したイベントとして合同研究会と記念レセプションを開催し、会員・スタッフ合わせて300人以上が参加し、大きく成功しました。合同研究会は、歯科医師・スタッフの関心に合わせた7つのテーマで同時に開催するという協会としては画期的な企画で、いずれの会場においても参加者が熱心にメモを取る姿が見られました。

写真左はスタッフ教育部担当の研究会「伝えたい 私たちのこだわり」の会場内の模様です。各研究会ともこのように好評でした。

 

40周年:ひとと先生IMG_7280

◆一青先生の軽快なトークのもとレセプションが進行しました

記念レセプションの司会は女優であり会員でもある一青妙先生が務め(写真左)、華やかな雰囲気のもとで進行しました。この中で協会の40年の歩みをスライドで紹介しました。

 

 

 

第2ロゴ◆記念ピンバッジを参加会員全員に進呈

さらに、40周年を記念した協会のロゴマークの発表を行いました。

 

このほか歯科関連企業17社が出展するデンタルショーを同時に開催し、多くの参加者が熱心に展示に見入っていました。

40周年デンタルショーIMG_7474

 

 

 

 

 

出展企業を各社を中心に提供された歯科関連器材などが当たる抽選会を開催し参加者に楽しんでいただきました。

抽選会で当選された会員の皆さんの記念撮影も行っています。

40周年:抽選当選者IMG_7469

 

 

 

 

 

40周年野菜即売IMG_7392

 

 

 

 

 

東日本大震災被災地支援の一環として宮城県産野菜の即売会を行うなど、盛りだくさんの企画内容に参加者から大変喜ばれました。

◆写真下は、レセプション会場内での乾杯のシーンです。 

 40周レセプション乾杯IMG_7370

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日はあいにくの雨でお足元の悪い中にもかかわらず、多数の方々のご参加をいただきました。ご参加いただいた方々には厚く御礼を申し上げます。40周年特別企画終了もつかの間、協会では目下、6月20日(木)に行われるます第41回定期総会の準備を進めています。ぜひ、こちらへのご参加もお願い申し上げます。

創立40周年特別企画に300人以上が参加/7つのテーマで研究会を同時開催

創立40周年特別企画に300人以上が参加

7つのテーマで研究会を同時開催

レセプションでは各種景品を参加者に進呈

<雨天にもかかわらずご参加いただきありがとうございました>

 

5月11日、協会は千代田区平河町の「都市センターホテル」において創立40周年を記念したイベントとして合同研究会と記念レセプションを開催し、会員・スタッフ合わせて300人以上が参加しました。合同研究会は、歯科医師・スタッフの関心に合わせた7つのテーマで同時に開催するという協会としては画期的な企画で、いずれの会場においても参加者が熱心にメモを取る姿が見られました。

記念レセプションの司会は女優であり会員でもある一青妙先生が務め、華やかな雰囲気のもとで進行しました。この中で協会の40年の歩みをスライドで紹介したほか、40周年を記念した協会のロゴマークの発表を行いました。

このほか歯科関連企業17社が出展するデンタルショーを同時に開催し、多くの参加者が熱心に展示に見入っていました。出展企業を中心に各社から提供された歯科関連器材などが当たる抽選会を開催し参加者に楽しんでいただいたほか、東日本大震災被災地支援の一環として宮城県産野菜の即売会を行うなど、盛りだくさんの企画内容に参加者から大変喜ばれました。

☆なお、研究会会場内の写真(スタッフ教育部主催「伝えたい 私たちのこだわり」)レセプションの司会の一青妙先生の写真と記事は「協会ニュース」「社保・学術部」「経営・税務部」「共済部」「組織部」「スタッフ教育部」「地域医療部」「政策委員会」「運動本部」「広報部」の各コーナーをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日はあいにくの雨でお足元の悪い中でしたが、ご参加いただいた方々には厚く御礼を申し上げます。40周年特別企画終了もつかの間、協会では目下、6月20日(木)に行われるます第41回定期総会の準備を進めています。ぜひこちらのご参加もお願い申し上げます。

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

5月10日、協会会議室で2013年度第1回メディア懇談会を開催。参加は4社・4名。協会からは、広報部長を務める藤野健正副会長と森元主税副会長、さらに事務局が参加した。

今回の話題は、消費税増税と協会が主張している「医療機関への消費税ゼロ税率課税」について、会員署名の状況を紹介しつつ触れたほか、翌11日開催の協会創立40周年特別企画の取材案内などを行った。さらに、TPP交渉参加への抗議の意を込めた会長談話も、改めて紹介した。

参加各メディアからは、TPPは本来の趣旨は貿易の自由化のはずだが、医療、金融、政府調達といた幅広い分野を包含しており、単なる貿易自由化協定ではない。しかも、内容がまるでアメリカンスタンダードになっていることや、医療については混合診療解禁が強く求められるのではないかといった懸念が指摘された。また、仮に日本がTPPに加盟したとしても、米国が現在日本向けに設定している製品販売価格を、TPP加盟国で販売しているのと同じ低価格(例えば、日本での価格が、某国で5分の1で販売されているようなケース)に改めることは、到底考えられないのではないかといった意見も出された。

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

TPP問題などを議論/第1回メディア懇談会を開催

5月10日、協会会議室で2013年度第1回メディア懇談会を開催。参加は4社・4名。協会からは、広報部長を務める藤野健正副会長と森元主税副会長、さらに事務局が参加した。

第1回メディア懇談会CIMG5648

今回の話題は、消費税増税と協会が主張している「医療機関への消費税ゼロ税率課税」について、会員署名の状況を紹介しつつ触れたほか、翌11日開催の協会創立40周年特別企画の取材案内などを行った。さらに、TPP交渉参加への抗議の意を込めた会長談話も、改めて紹介した。

参加各メディアからは、TPPは本来の趣旨は貿易の自由化のはずだが、医療、金融、政府調達といた幅広い分野を包含しており、単なる貿易自由化協定ではない。しかも、内容がまるでアメリカンスタンダードになっていることや、医療については混合診療解禁が強く求められるのではないかといった懸念が指摘された。また、仮に日本がTPPに加盟したとしても、米国が現在日本向けに設定している製品販売価格を、TPP加盟国で販売しているのと同じ低価格(例えば、日本での価格が、某国で5分の1で販売されているようなケース)に改めることは、到底考えられないのではないかといった意見も出された。

社保審医療保険部会が開催/保険医療機関の指定・取り消し権限の都道府県化も俎上に載る

社保審医療保険部会が開催/保険医療機関の指定・取り消し権限の都道府県化も俎上に載る

 

①厚生省DSCF0211厚生労働省は10日、社会保障審議会医療保険部会をグランドアーク半蔵門で開催した。今回の審議・検討テーマは「社会保障制度改革国民会議の議論について」で、社会保障制度改革国民会議(以下、「国民会議」)による「議論の整理」とりまとめを受けた形となり、①医療保険制度の財政基盤の安定化・保険料に係わる国民負担、②高齢者医療制度の在り方、③医療従事者、医療関連施設等の確保及び有効活用―を中心に議論が行われた。

冒頭では白川修二委員(健康保険組合連合会専務理事)から、「国民会議での議論とこの部会での議論内容が重複していることが多く、あえてこの場で議論する必要がないのではないか」と、かなり強い疑問が提起された。

 一方、国保問題に関する議論では、逼迫する財政基盤の安定化に向け、保険者を都道府県に広域化すべきとの意見が多数を占め、特に、保険医療機関の指定・取り消し権限を都道府県に与えることに関しては、現行制度では指定・取り消し権限は地方厚生局がもっており、全国統一とされた基準で判断されており、これを都道府県に付与した場合、各都道府県間で格差が生じる懸念がある―といった、反対意見が提起された。

歯科外来診療環境体制加算研究会

4月からの診療報酬改定で歯科外来診療環境体制加算が見直されこれまでの初診時のみの算定から再診料にも加算(+2点)が予定されています。  本講習会は、その届出を行う上で必要な①偶発症に対する緊急時の対応②医療事故 ③感染症対策――の医療安全対策に係わる講習会です。今回は3月9日の講習会に申込みして参加できなかった先生が優先となります。定員になり次第受付終了いたしますのでご了承下さい。 ◆テーマ:歯科医療安全・緊急時の対応はどうする? ~歯科外来診療環境体制加算~ ◆日 時:5月25日(土)午後6時30分~9時 ◆講 師:坂下英明氏 (明海大学歯学部病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学第2分野教授) ◆会 場:東京歯科保険医協会・会議室      住所:新宿区高田馬場1-29-8 いちご高田馬場ビル6階 電話:03-3205-2999 ◆交 通: ◆参加費:会員無料(同行スタッフ1名につき1,000円) ◆要予約:65名(要予約)事前電話予約をお願いします。      電話03-3205-2999(担当:斎藤・武久) *講習会受講証明書の発行を希望される方は、発行手数料1,000円をご負担下さい。なお、発行は会員ご本人限定です。 *遅れて参加された場合、また途中で帰られた場合は、受講証の発行はできません。

第1回ドクタースタッフ講習会

毎年大変ご好評をいただいておりますANA接遇セミナーです。 「楽しい!」「わかりやすい!」「明日から使える!」 医院・スタッフのレベルアップ間違いなしの講習会です。 <内容> ①遇の基本 ②身だしなみ ③言葉づかい ④心遣い ⑤電話対応 ⑥院内コミュニケーション―など。皆さまでぜひご参加下さい!! ◆テーマ:ANA接遇講習会『信頼を届ける 医療接遇セミナー』 ◆日 時:6月10日(月) 午後7時~午後9時 ◆講 師:上倉 直美氏(ANAビジネスソリューション株式会社 インストラクター) ◆会 場:文京シビック小ホール      住所:文京区春日1-16-21 電話:03-5803-1100 ◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分 ◆参加費:会員証1枚で1名のみ無料(同伴者は1,000円) ◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。  ※平成25年度日本歯科医師会生涯研修2単位の登録を予定しています。

2013年度第2回広報部会を開催

2013年度第2回広報部会を開催 

協会広報部は5月1日、2013年度第2回広報部会を開催しました。4月以降の社会・経済のほか医療・歯科医療情勢などについて議論を行った上で、機関紙6月号の編集内容について協議・検討を加えました。6月号では、5月11日に開催します協会創立40周年特別企画の模様を紹介することを第1とし、通常はモノクロのところ、40周年記念企画紹介を考慮して1・4・5・8面を簡易カラー印刷にすることとなりました。各ページとも、カラー印刷を活かすため文字よりも写真で語ることができるよう、編集に配慮することにしています。

また、今年度の第1回メディア懇談会(通算39回)を5月10日に開催することを確認しました。当日の話題は①協会創立40周年特別企画の取材案内、②第41回定期総会の紹介、③TPPへの会長談話内容の説明―などを予定しています。特に40周年企画については、メディア懇談会翌日の開催となているため、取材方法や注意点なども含めた説明を行う予定です。メディア懇談会は、専門誌や一般紙など各メディアに対して協会の活動状況、主張などを話題に意見交換、講評などを行っていただき、協会活動を正しく把握していただくとともに、医療界、歯科医療界、さらに社会に対して当協会についての認識を広め、深める機会としても役立てています。

毎回人気の講習会 今年も開催!第1回未経験スタッフ講習会

毎回人気の講習会 今年も開催!第1回未経験スタッフ講習会

4月22日、協会会議室で、協会の役員が講師を務め、「未経験スタッフのための基礎講習」が開催された。参加人数は、50名。

昨年に引き続き、これまで歯科業界での勤務経験のないスタッフの方を対象に歯科の基礎を知って頂くための講習会で、毎回人気の講習会となっている。

教材は、スライドとデンタルスタッフのための歯科保険診療ハンドブック。また、診療所で覚えておきたい語句・略語というポケットサイズの単語帳も配布している。

前半は、カルテの種類、保険証の見方、歯と歯周組織の構造や、歯式の読み方、むし歯の段階、むし歯の治療、後半は、歯周病の治療、欠損補綴(義歯、インプラント)についての講義となっている。

最後に4つのグループにわかれ、それぞれのグループごとに1人ずつ講師がつき、質疑応答を行った。質疑応答では、普段の診療で気になっている事や聞きたくても聞きづらい事など、先生に直接質問ができると好評。

アンケートでは、「とても丁寧に説明して下さっていて分かりやすかったです。半年未満の時に聞きたかったくらいです。(助手、受付 1年8か月、11か月)」「仕事中は、当たり前のことすぎて先輩に質問をしていいのかわからない内容が多々あるので、今回頂いたテキストで勉強して今後に生かしたいです。ありがとうございました。(受付1.5か月)」などの感想をいただくことができた。

40周年合同研究会 「これから求められる高齢者歯科医療」

「これから求められる高齢者歯科医療」

 

先生方、診療所に来院される高齢患者さんをどのように診ていますか?

「○○さんは、最近、足元がふらついているが、いつまで来院できるのかなぁ」「まだ治療の途中だが、来なくなったなぁ」とか、思い悩みながら診療していませんか?

 

40周年の企画では、そのような悩みに対する処方箋について、話題提供し、先生方と共に考えてみたいと思います。

外来から訪問診療への窓を開くことが、今、求められています。

【講師】

日大通り歯科医院(世田谷区)馬場安彦:理事/地域医療部長

森元歯科医院(北区)森元主税:副会長/地域医療部担当

 

【お申し込みはお済みですか?40周年記念事業】「保険と自費診療におけるメタルフリーの将来を展望する」

【お申し込みはお済みですか?40周年記念事業】

「保険と自費診療におけるメタルフリーの将来を展望する」

 坪田デンタルクリニック(文京区)

坪田有史

歯冠修復におけるメタルフリーのメリットは、審美性の回復、金属アレルギーの対策があげられる。間接法の歯冠修復において、コンポジットレジン系、セラミック系の材料が使用され、最近の金銀パラジム合金の価格高騰により代替材料としての可能性が検討されている。今回、メタルフリーについて接着を含め考察し、さらに先進医療として認可されたハイブリッド系コンポジットレジンのブリッジに触れ、メタルフリーの現在と将来を展望する。

<5月11日(土)午後6時30分より:都市センターホテルにて>

※要予約 協会40周年特別企画担当:戸井田、片岡(03―3205―2999)

【談話】 国民皆保険の形骸化をまねくTPP交渉参加表明に抗議する                      

【談話】                              

国民皆保険の形骸化をまねく

TPP交渉参加表明に抗議する

 3月15日、安倍晋三首相は環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を正式表明した。

 私たち歯科医師は、国民皆保険制度および日本の主権を守る立場から、TPP交渉参加表明に厳重に抗議し、ただちにその撤回を求めるものである。

第4回理事会2013年250ピクセルCIMG6013

 TPP交渉参加にあたっては、農業・食糧の問題ばかりではなく、医療においても①薬価決定過程への製薬企業の参加と新薬の特許保護の強化、②混合診療の全面解禁、③営利企業の病院経営への参入などを通じて、「いつでも、どこでも、だれでも」安心して医療を受けられるという素晴らしい国民皆保険制度が崩壊する危険がある。

TPP交渉への参加には先行11ヶ国の同意が必要である。そのカギを握るのは米国だが、米国は自動車・保険・知的財産権問題で日本に大幅な譲歩を求めている。すでに牛肉では米国の意に沿うように輸入基準を緩和し、自動車も米国に全面譲歩した。これが拡大したら国民生活と医療には甚大な影響を及ぼすことになる。

米国の医療は、日本のような公的医療保険が無く民間保険が基本であり、様々な保険商品が販売されている。保険会社はそのノウハウを蓄積しており日本でのシェア拡大を狙っている。いわゆる混合診療が禁止されている今でも、ガン保険のシェア第1位は米国の保険会社であり、その混合診療が全面解禁されれば、民間保険の市場規模は飛躍的に拡大しアメリカの保険会社が強みを発揮することは間違いない。そして、政府が厳しい財政を理由に新しい医療技術や医薬品を容易に保険収載せず、良い治療や薬は民間保険に頼らざるを得ない状況を創るとすれば、保険会社の収益は拡大する。民間保険に入らないと患者が望む良い治療が受けられないということになれば、国民皆保険は形骸化する。お金がなければ満足な医療が受けられない日本にして誰が喜ぶのか。

医薬品は米国企業が多くの特許を持っており、「販売好調な新薬の公定価格を下げていく日本の仕組みについても見直しを迫ってくる」(毎日)とするなら、薬剤の価格が上昇し、国民は医療も受けられず薬も買えない事態となる恐れがある。

TPP交渉参加は日本の将来に禍根を残すことになりかねない。私たちは、安倍首相と日本政府に対しただちにTPP交渉参加表明を撤回するよう強く求めるものである。

2013年4月17日

東京歯科保険医協会

会長 松島良次

【談話】国民皆保険の形骸化をまねくTPP交渉参加表明に抗議する                         

【談話】                              

国民皆保険の形骸化をまねく

TPP交渉参加表明に抗議する 

 3月15日、安倍晋三首相は環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を正式表明した。

 私たち歯科医師は、国民皆保険制度および日本の主権を守る立場から、TPP交渉参加表明に厳重に抗議し、ただちにその撤回を求めるものである。

 TPP交渉参加にあたっては、農業・食糧の問題ばかりではなく、医療においても①薬価決定過程への製薬企業の参加と新薬の特許保護の強化、②混合診療の全面解禁、③営利企業の病院経営への参入などを通じて、「いつでも、どこでも、だれでも」安心して医療を受けられるという素晴らしい国民皆保険制度が崩壊する危険がある。

TPP交渉への参加には先行11ヶ国の同意が必要である。そのカギを握るのは米国だが、米国は自動車・保険・知的財産権問題で日本に大幅な譲歩を求めている。すでに牛肉では米国の意に沿うように輸入基準を緩和し、自動車も米国に全面譲歩した。これが拡大したら国民生活と医療には甚大な影響を及ぼすことになる。

米国の医療は、日本のような公的医療保険が無く民間保険が基本であり、様々な保険商品が販売されている。保険会社はそのノウハウを蓄積しており日本でのシェア拡大を狙っている。いわゆる混合診療が禁止されている今でも、ガン保険のシェア第1位は米国の保険会社であり、その混合診療が全面解禁されれば、民間保険の市場規模は飛躍的に拡大しアメリカの保険会社が強みを発揮することは間違いない。そして、政府が厳しい財政を理由に新しい医療技術や医薬品を容易に保険収載せず、良い治療や薬は民間保険に頼らざるを得ない状況を創るとすれば、保険会社の収益は拡大する。民間保険に入らないと患者が望む良い治療が受けられないということになれば、国民皆保険は形骸化する。お金がなければ満足な医療が受けられない日本にして誰が喜ぶのか。

医薬品は米国企業が多くの特許を持っており、「販売好調な新薬の公定価格を下げていく日本の仕組みについても見直しを迫ってくる」(毎日)とするなら、薬剤の価格が上昇し、国民は医療も受けられず薬も買えない事態となる恐れがある。

TPP交渉参加は日本の将来に禍根を残すことになりかねない。私たちは、安倍首相と日本政府に対しただちにTPP交渉参加表明を撤回するよう強く求めるものである。

2013年4月17日

東京歯科保険医協会

会長 松島良次

 

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に28名が参加

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に28名が参加

 ●訪問診療講習会:地域医療部欄用4月14日、協会会議室で「これから始める!歯科訪問診療」講習会を開催し、28名の会員が参加した(写真は訪問診療を行うきっかけについて話す講師陣)。

午前は、「高齢者と歯科訪問診療の状況」と「歯科訪問診療の点数」「歯科訪問診療の症例」を解説。午後からは、「訪問の依頼を受ける工夫」「訪問診療の実際と義歯作製の注意事項」「訪問診療で抜歯を行う留意点」などについて講演を行い、その後、グループに分かれてディスカッションを行った。それぞれのグループでは、多くの質問や意見が出され時間が足りないほど盛り上がった。

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に28名が参加

「これから始める!歯科訪問診療」講習会に

28名が参加

 4月14日、協会会議室で「これから始める!歯科訪問診療」講習会を開催し、28名の会員が参加した(写真は訪問診療を行うきっかけについて話す講師陣)。

午前は、「高齢者と歯科訪問診療の状況」と「歯科訪問診療の点数」「歯科訪問診療の症例」を解説。午後からは、「訪問の依頼を受ける工夫」「訪問診療の実際と義歯作製の注意事項」「訪問診療で抜歯を行う留意点」などについて講演を行い、その後、グループに分かれてディスカッションを行った。それぞれのグループでは、多くの質問や意見が出され時間が足りないほど盛り上がった。