年別アーカイブ: 2013年

2013年度学術研究会 開催日程が決定しました

2013年度学術研究会の日程

2013年度学術研究会日程が決定しました。歯科開業医の視点に沿ったテーマで4回開催致します。どれも明日からの診療に役立つ内容ばかりです。ぜひご参加下さい。

また、昨年度に引き続き、好評であった周術期口腔管理に関する研究会も開催を予定します。詳細は、本ホームページ左下の「各部紹介」コーナーの「社保・学術部」コーナー、あるいは「イベントカレンダー」をご覧ください。なお、第3,4回につきましては、詳細が決まり次第、ホームページ、機関紙などでご案内します。

2013年度学術研究会 開催日程が決定しました

2013年度学術研究会 開催日程が決定しました

2013年度学術研究会の日程

●学術研究会の予定(全景)

2013年度学術研究会日程が決定しました。歯科開業医の視点に沿ったテーマで4回開催致します。どれも明日からの診療に役立つ内容ばかりです。ぜひご参加下さい。

また、昨年度に引き続き、好評であった周術期口腔管理に関する研究会も開催を予定します。日程が決まり次第、HP・新聞等でご案内します。

 

 

○第1回学術研究会

「シンプルな積層充填で行うダイレクトボンディング ~色(明度)・形態・表面性状の調和~ 」

●学術研究会の予定(講師:大谷)

 現代のコンポジットレジン修復(以下,CR修復)には2つの役割があると考える。まずは、MI (minimal intervention)の概念に則ったカリオロジー的側面における役割があげられる。FDIが提唱するMIの概念の要旨は①う蝕に対する再石灰化、②う蝕病原性細菌の管理・予防、③歯質保存的な接着修復の優先である。そのなかで、CR修復は③における不可逆的なう蝕に対する第一の処置であり、これによって(1)健全歯質の可及的な保存が可能であり、(2)歯髄への刺激を軽減できることなどから、結果として「歯の延命」が可能になると考えている。

 次に、審美・機能性回復の役割がある。コンポジットレジンの性能が進化した現在では、CR修復であっても高い審美性の回復を図ることが可能となっている。

 本講演では、充填テクニックを中心に、自然感のあるダイレクトボンディングを成功させるための臨床術式について解説し、クラスⅡ・クラスⅣ窩洞への充填のデモも行う。(講師より)

◆日 時 6月19日(水)午後7時~9時30分

◆講 師 大谷一紀 氏(台東区開業、日本補綴歯科学会専門医)

◆会 場 文京シビック小ホール

    住所:東京都文京区春日1-16-21

    電話:03-5803-1100

◆交 通 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・

大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、

JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費 会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示下さい。

 ※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

 

○第2回学術研究会

「歯周基本治療で改善しない原因と対応 ~フラップするとき、しないとき~ 」

☆内田先生ウチダ

 中等度以上に進行した歯周炎では、歯周基本治療後も歯周組織の改善がみられず、歯周外科手術が必要となるケースも少なくありません。しかし、手術後も改善がみられず、対応に苦慮した経験をお持ちの先生もいらっしゃるのではないかと思います。

 歯周炎は歯周病菌の感染が主たる原因ではありますが、全身的および歯科的なリスクファクターの考慮が必要です。そして、歯周基本治療時には、治療に対する歯周組織の反応を観察し、原因となるリスクファクターを診断・治療することで、歯周外科手術前に歯周組織が改善し易い環境を準備する必要があります。

 今回の発表では歯周基本治療と歯周外科の意義について再考してみたいと思っています。(講師より)

◆日 時 7月18日(木)午後7時~9時30分

◆講 師 内田剛也 氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)

◆会 場 文京シビック小ホール

    住所:東京都文京区春日1-16-21

    電話:03-5803-1100

◆交 通 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・

大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、

JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費 会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示下さい。

 ※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

○第3回学術研究会

保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

歯科診療室に来院する欠損歯列患者のほとんどが保険の範囲での欠損補綴治療を希望して来る。経済的に豊かな人たちにも、そうでない人たちにも学理的に正しい、健康回復に効果のある欠損補綴治療を行うのが我々臨床医のスタンスである。それでは、学理的に正しい治療とはどのような事項で、どんな点に留意して治療にあたるべきなのだろうか。今回はおもにクラスプ義歯をツールとする治療について最新のスタンダードを提示したい。

◆日 時 9月19日(木) 午後7時~9時30分

◆講 師 五十嵐 順正 氏(東京医科歯科大学歯学部教授)

◆会 場 文京シビック小ホール

    住所:東京都文京区春日1-16-21

    電話:03-5803-1100

◆交 通 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・

大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、

JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費 会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要 当日は会員証を受付にご提示下さい。

○第4回学術研究会

社会の急速な高齢化に伴い、全身的な疾患を持ついわゆる有病者が歯科医院を受診する機会が増えています。このような患者さんが歯科治療を安全かつ適切に受けられるように、しっかりした体制を整えておく必要があります。  歯科治療総合医療管理料に規定する疾患として、高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全 喘息、慢性気管支炎、糖尿病、甲状腺機能障害、副腎皮質機能不全、脳血管障害、てんかん、甲状腺機能亢進症、自律神経失調症、骨粗鬆症(BP製剤)、慢性腎不全(透析患者)があります。このような疾患を有する患者さんの歯科治療では、医科との連携が必要な場合が少なくありません。また、偶発症発生の危険も高く、その予防や対応の準備も必要です。スムースな診療連携と安全な歯科治療を行うために必要な基本的ポイントを解説します。

これだけは知りたい! 有病者の歯科治療

◆日 時 10月27日(日)午前10時~16時

◆講 師 中川洋一 氏

    (鶴見大学歯学部講師、鶴見大学歯学部附属病院口腔外科ならびに口腔機能診療科)

    野口いづみ 氏

    (鶴見大学歯学部歯科麻酔学教室准教授)

◆会 場 明治大学・リバティータワー1011号室

    住所:東京都千代田区神田駿河台1-1

    電話:03-3296-4545(明治大学代表)

◆参加費 1名につき4,000円(昼食代含む)

◆定 員 250名(※ご参加は会員、およびそのスタッフに限ります)

◆要予約 03-3205-2999(社保学術部)

 

 

 

歯科医療めぐり3項目を質問/歯系議員の新原氏が衆院厚労委で

歯科医療めぐり3項目を質問/歯系議員の新原氏が衆院厚労委で 

昨年12月の衆議院選挙で、日本維新の会から歯科医師として立候補して当選を果たした新原秀人議員(しんばら・ひでと/阪大歯学部卒)は、4月3日、衆院議員厚労委員会で、質問に立ち、①「三本の矢」と社会保障費抑制を同時に実現する施策(歯科医療に言及)、②「予防医療」における歯科医療の重要性、③歯科口腔保健法の具体的な推進施策、④歯学部定員減少と歯科医師国家試験の合格基準引き上げ―などについて質問した。

第4回学術研究会/ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療

第4回学術研究会

 ◆テーマ:ここだけは知りたい! 有病者の歯科治療

◆日 時:10月27日(日) 午前10時~16時

◆講 師:野口いづみ氏(鶴見大学歯学部准教授、日本歯科麻酔学会評議員・指導医、 日本障害者歯科学会認定医、日本登山医学会理事)

     中川洋一氏(鶴見大学歯学部講師、日本歯科薬物療法学会編集委員会委員長、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医・指導医)

★社会の急速な高齢化に伴い、全身的な疾患を持ついわゆる有病者が歯科医院を受診する機会が増えています。このような患者さんが歯科治療を安全かつ適切に受けられるように、しっかりした体制を整えておく必要があります。  歯科治療総合医療管理料に規定する疾患として、高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全 喘息、慢性気管支炎、糖尿病、甲状腺機能障害、副腎皮質機能不全、脳血管障害、てんかん、甲状腺機能亢進症、自律神経失調症、骨粗鬆症(BP製剤)、慢性腎不全(透析患者)があります。このような疾患を有する患者さんの歯科治療では、医科との連携が必要な場合が少なくありません。また、偶発症発生の危険も高く、その予防や対応の準備も必要です。スムースな診療連携と安全な歯科治療を行うために必要な基本的ポイントを解説します。(講師より)

◆会 場:明治大学・リバティータワー1011号室

     住所:千代田区神田駿河台1-1

      電話:03―3296―4545

◆交 通:JR中央線・総武線各駅停車・東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅下車、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車徒歩5分

◆参加費:1名につき4,000円(昼食代含む)

◆要予約:03-3205-2999(社保学術部)

◆定 員:250名(※ご参加は会員、およびそのスタッフに限ります)

第3回学術研究会/テーマ:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

第3回学術研究会

◆テーマ:保険の範囲でもパーシャルをここまでやろう

◆日 時:9月19日(木) 午後7時~9時30分

◆講 師:五十嵐 順正 氏(日本補綴歯科学会歯科補綴専門医・指導医・名誉会員、 東京医科歯科大学歯学部元教授)

★歯科診療室に来院する欠損歯列患者のほとんどが保険の範囲での欠損補綴治療を希望して来る。経済的に豊かな人    たちにも、そうでない人たちにも学理的に正しい、健康回復に効果のある欠損補綴治療を行うのが我々臨床医のスタンスである。それでは、学理的に正しい治療とはどのような事項で、どんな点に留意して治療にあたるべきなのだろうか。今回はおもにクラスプ義歯をツールとする治療について最新のスタンダードを提示したい。(講師より)

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21

      電話:03-5803-1100

◆交 通:メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4b・5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビック

     センター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

第2回学術研究会

中等度以上に進行した歯周炎では、歯周基本治療後も歯周組織の改善がみられず、歯周外科手術が必要となるケースも少なくありません。しかし、手術後も改善がみられず、対応に苦慮した経験をお持ちの先生もいらっしゃるのではないかと思います。

歯周炎は歯周病菌の感染が主たる原因ではありますが、全身的および歯科的なリスクファクターの考慮が必要です。そして、歯周基本治療時には、治療に対する歯周組織の反応を観察し、原因となるリスクファクターを診断・治療することで、歯周外科手術前に歯周組織が改善し易い環境を準備する必要があります。

今回の発表では歯周基本治療と歯周外科の意義について再考してみたいと思っています。(講師より)

 

◆テーマ:「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」

 

◆日 時:7月18日(木)午後7時~9時30分

 

◆講 師: 内田剛也 氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)

 

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21

電話:03-5803-1100

 

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・ 大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、 JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

 

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)

 

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

第1回学術研究会

現代のコンポジットレジン修復(以下,CR修復)には2つの役割があると考える。
まずは、MI (minimal intervention)の概念に則ったカリオロジー的側面における役割があげられる。FDIが提唱するMIの概念の要旨は

①う蝕に対する再石灰化
②う蝕病原性細菌の管理・予防
③歯質保存的な接着修復の優先である。

そのなかで、CR修復は③における不可逆的なう蝕に対する第一の処置であり、これによって(1)健全歯質の可及的な保存が可能であり、(2)歯髄への刺激を軽減できることなどから、結果として「歯の延命」が可能になると考えている。

次に、審美・機能性回復の役割がある。コンポジットレジンの性能が進化した現在では、CR修復であっても高い審美性の回復を図ることが可能となっている。

本講演では、充填テクニックを中心に、自然感のあるダイレクトボンディングを成功させるための臨床術式について解説し、クラスⅡ・クラスⅣ窩洞への充填のデモも行う。(講師より)

 

◆テーマ:「シンプルな積層充填で行うダイレクトボンディング

 ~色(明度)・形態・表面性状の調和~」

 

◆日 時:6月19日(水)午後7時~9時30分

 

◆講 師:大谷一紀 氏(台東区開業、日本補綴歯科学会専門医)

 

◆会 場:文京シビック小ホール

     住所:東京都文京区春日1-16-21 

電話:03-5803-1100 

 

◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・ 大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分

◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円) 

 

◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。

 

※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。

本年3月の東京地方裁判所における歯科関連裁判の状況

本年3月の東京地方裁判所における歯科関連裁判の状況を見る

 東京地裁外観DSCF0710

本年3月4日、東京地方裁判所でインプラント手術による患者死亡事故をめぐる「I裁判」の判決が出された。ところで、このインプラント裁判に際しては、協会広報部も東京地裁815法廷を傍聴した。廷内には原告、被告関係者、一般傍聴者のほか、大学の法医学・法歯科医学関係者、学生ほかが傍聴するなど、関心の高さがうかがえた。傍聴していた法医学関係者によると、「このような患者が死亡した裁判は別格だが、今年に入り、特に3月は歯科関連の裁判が多い」とのことであった。

そこで、4月に入ったことを契機に、本年3月に行なわれた東京地裁における歯科関連裁判公判の事例を調べてみた。把握できたのは10件で、その内訳は、①損害賠償請求事件:5件、②建物明渡請求事件:1件、③売掛金支払請求事件:1件、④和解金等請求事件:1件、⑤貸金返還請求事件:1件、⑥賃金請求事件:1件―というもの。

このほか、東京地裁ではなく東京高等裁判所でも損害賠償請求1件がある。なお、以上のほかにも、公判の事例がある可能性もある点、お含みおきいただきたい。

訪問診療ポスターをご用意しました!!

カラーは4種類♪お好みのものをお選びください☆

地域医療部には、「訪問診療のニーズがつかめない」「診療訪問を行っていることが患者さんに伝わらない」…というお悩みの声が多く寄せられています。

そこで、訪問診療を行っていることをアピールするためのポスターを作成しました!

ぜひ、プリントアウトしてご利用下さい。

カラーは4種類!ご診療所の雰囲気に合わせてお好きなカラーをお選び下さい。

ダウンロードはこちらから

訪問診療ポスター(青)

訪問診療ポスター(白)

訪問診療ポスター(緑)

訪問診療ポスター(オレンジ)

会員の方はログインをしてからダウンロードしてください。

2013年度第1回広報部会を開催

2013年度第1回広報部会を開催 

協会広報部は1日、2013年度第1回公布部会を開催しました。部会では、まず、この1カ月間の社会・経済、医療・歯科医療に関する情勢を議論し、機関紙編集への参考とし、機関紙5月号では4月中に実施される国会行動と3月から実施している会員署名の状況と御礼、来たる5月11日に開催する協会創設40周年特別企画の紹介・PR、会員拡大月間に対応する広報部企画として「会員八景№5」として、通信員で本年1月にきき酒師資格を取得された早坂美都先生を取り上げることとしました。

また、40周年特別企画の陰に隠れてしまった感がある6月20日開催の第41回定期総会の紹介も順次行っていくこととしました。

さらに、機関紙4月号の講評に関しては、カラー編集の4・5面をすべて40周年特別企画に当てたことが、具体的に参加者増につながっており、社保・学術部とスタッフ教育部担当研究会については、定員を超える申し込みとなっていることなどを確認しました。

40周年特別企画では、協会役員、事務局が総力を挙げて準備に取り組んでいます。研究会7講座、ポスターセッション1件のほか、抽選会も含めた記念レセプションを企画しています。会員の先生方の積極的なご参加をお待ちしております。

特定看護師の研修制度創設に向け関連法改正の必要性を示唆

特定看護師の研修制度創設に向け関連法改正の必要性を示唆

 厚生労働省の「チーム医療推進会議」(座長:永井良三自治医科大学学長)が3月29日に開催され、報告書「特定行為に係る看護師の研修制度について」を取りまとめた。その中では、看護師が診療の補助として医師の包括的指示に基づく特定の医行為、すなわち「特定医行為」を行うための研修制度の創設には、保健師助産師看護師法の改正が必要である点を示唆している。

高橋英登氏が次期東京都歯科医師連盟会長に

高橋英登氏が次期東京都歯科医師連盟会長に

3月28日、東京都歯科医師連盟の会長選挙が行われ高橋英登氏が当選した。選挙は、評議員67人の投票によって行われた。立候補したのは、都歯会長の5選を狙う大曽根正史氏、対抗馬として立候補した高橋英登氏の2氏。投票結果は、高橋英登候補:48票、大曽根正史候補:18票、無効:1票で、高橋候補が圧勝し、都歯連盟の新会長に就任した。

今後、高橋氏は新キャビネットを構築し、4月1日から新体制でスタートする。

また、大曽根会長は3月31日に4期8年にわたる長期政権の座から降りることになる。なお、評議員票67票のうち21票は多摩地区が占めており、この多摩地区票がどう動くかで大勢が決せられとみる向きもあった。

☆医科歯科会員1万人達成祝賀会で伺いました②

都政、国政における医療・歯科医療問題に指摘多数

◆会場内でのそのほかの声

新井ともはる都議:民主CIMG5174

そのほか、会場には自民党衆議院の石原宏高議員も駆け付けた。石原議員に来年4月の次期診療報酬改定における医療と歯科医療について尋ねると、「自民党には医師、歯科医師の議員がおり、いろいろと考えています。大丈夫です」とのコメントを受けた。また、壇上からの挨拶で歯科について所見を述べた新井都議に東京都の歯科医療について尋ねると、「歯科保健条例は東京都だけが策定せず、遅れています。背景にはいろいろな問題がありますが、何とか策定するよう、頑張ります。そのほかにも解決すべき医療、歯科医療問題たくさんあります」と、医療・歯科医療問題解決への意欲を示した。

 

 

 

 

 

●会場スナップ③CIMG5073

また、共産党政策委員長で前参議院議員の小池晃氏はTPP問題、日本の医療・歯科医療問題、皆保険制度問題、集団的自衛権問題を含め、現在の日本の社会・経済・外交問題全般についてご意見を伺った(写真中央)。

☆医科歯科会員1万人達成祝賀会で伺いました②

都政、国政における医療・歯科医療問題に指摘多数

◆会場内でのそのほかの声

 

そのほか、会場には自民党衆議院の石原宏高議員も駆け付けた。石原議員に来年4月の次期診療報酬改定における医療と歯科医療について尋ねると、「自民党には医師、歯科医師の議員がおり、いろいろと考えています。大丈夫です」とのコメントを受けた。また、壇上からの挨拶で歯科について所見を述べた新井都議に東京都の歯科医療について尋ねると、「歯科保健条例は東京都だけが策定せず、遅れています。背景にはいろいろな問題がありますが、何とか策定するよう、頑張ります。そのほかにも解決すべき医療、歯科医療問題たくさんあります」と、医療・歯科医療問題解決への意欲を示した。

また、共産党政策委員長で前参議院議員の小池晃氏はTPP問題、日本の医療・歯科医療問題、皆保険制度問題、集団的自衛権問題を含め、現在の日本の社会・経済・外交問題全般についてご意見を伺った(写真中央)。

歯科医師国試合格率は71.2% 歯科衛生士国試は96.2%に

歯科医師国試合格率は71.2% 歯科衛生士国試は96.2%に

厚労省が3月19日に発表した第106回歯科医師国家試験の状況によると、受験者数3321名・合格者数2366名で合格率71.2%となり、前回よりも0.1ポイント増加している。

また、同日発表された第107回医師国家試験の状況をみると、受験者数8569名、合格者数は7696名で合格率は89.8%となり、前回よりも0.4ポイント低下している。

そのほか、3月27日に発表した第22回歯科衛生士国家試験の状況によると、受験者数は6064名、合格者数5832名で、合格率は96.2%となり前年よりも0.4ポイント増加している。

☆医科歯科会員1万人達成記念祝賀会で伺いました①

各議員・関係者から国民皆保険重視の声/医療・歯科医療を重視する声も多数 

3月23日に開催した「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」には、来賓としてご参加いただいた与野党の国会議員とその経験者、都議会議員の方々の挨拶の一部を紹介する。

◆皆保険制度の大切さを改めて認識

 国会議員からのあいさつの中では、民主党参議院の大河原雅子議員は、「言うまでもなく日本の皆保険制度は大切なものであり、自民党の安倍政権がTPP交渉に入る方針を決めており、今後どのような動きをするのか注視するひつようがある」と指摘したほか、「医科歯科連携は今後の医療にとって大切であり、今後の高齢者対策にとっても重要」であることを訴えた。

また、共産党参議院の田村智子議員は、「一昨年の東日本大震災以降の被災地の医療問題、TPP問題などについて、両協会から大事な問題提起をいただいている」としたほか、両協会の『共同アピール(案)』を手に取り、「このアピールの中の、いつでも、何処でも、誰でも、全ての国民が等しく医療を受けられる国民皆保険制度は非常に重要」とし、さらに両協会による窓口負担軽減運動などを高く評価。

さらに、自民党衆院の小田原潔議員は、昨年12月の秀銀選挙期間中の街頭演説の折、歯の被せ物が取れてしまい、急遽、歯科の先生にお世話になった」とのハプニングから話題を広め、自民党には医系・歯系の議員がおり、医療問題にはきちんと取り組んでいくとした。

一方、都議会からは、都議会民主党の新井ともはる都議が、「歯科保険医協会からはいろいろと中央そして東京の医療、歯科医療のことを伺っている」とあいさつ。

同じく都議会民主党の原田大都議は「医療についてのさまざまな連携の場が必要。医療と歯科医療の重要性は国、都、区、市、どこでも同じ。東京都の都議として、医療も見据えた日本の未来を形作る活動をしていきたい」と述べた。

◆ぜひ1万人会員の力で議員の目を覚まさせてほしい

そのほか、昨年12月の衆議院選以降議員の座を離れているみどりの会の初鹿明博氏は、「議員時代に両協会の考え方に一番近かった」としたうえ、最近の情勢に触れ、「自民党は、TPP交渉では医療保険を聖域視して、万一の時には撤退するといっているが、そんなことはありえない」と訴えたほか、アメリカの生命保険会社は「日本には国民皆保険制度があるため、アメリカのがん保険が売れない」と日本に訴えてきており、TPPに日本が参入した場合、大変なことになると強調し、これを阻止するため、特に実情を知らない議員に関しては、「ぜひ会員1万人の力で議員の目を覚ませてほしい」と訴えた。

☆医科歯科会員1万人達成祝賀会で伺いました①

各議員・関係者から国民皆保険重視の声/医療・歯科医療を重視する声も多数

 

3月23日に開催した「医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会」には、来賓としてご参加いただいた与野党の国会議員とその経験者、都議会議員の方々の挨拶の一部を紹介する。

◆皆保険制度の大切さを改めて認識

大河原議員:民主CIMG5159国会議員からのあいさつの中では、民主党参議院の大河原雅子議員は、「言うまでもなく日本の皆保険制度は大切なものであり、自民党の安倍政権がTPP交渉に入る方針を決めており、今後どのような動きをするのか注視するひつようがある」と指摘したほか、「医科歯科連携は今後の医療にとって大切であり、今後の高齢者対策にとっても重要」であることを訴えた。

 

 

 

 

 

 

 

田村議員:共産CIMG5155また、共産党参議院の田村智子議員は、「一昨年の東日本大震災以降の被災地の医療問題、TPP問題などについて、両協会から大事な問題提起をいただいている」としたほか、両協会の『共同アピール(案)』を手に取り、「このアピールの中の、いつでも、何処でも、誰でも、全ての国民が等しく医療を受けられる国民皆保険制度は非常に重要」とし、さらに両協会による窓口負担軽減運動などを高く評価。

 

 

 

 

 

 

 

小田原潔議員:自民さらに、自民党衆院の小田原潔議員は、昨年12月の秀銀選挙期間中の街頭演説の折、歯の被せ物が取れてしまい、急遽、歯科の先生にお世話になった」とのハプニングから話題を広め、自民党には医系・歯系の議員がおり、医療問題にはきちんと取り組んでいくとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

新井ともはる都議:民主CIMG5174一方、都議会からは、都議会民主党の新井ともはる都議が、「歯科保険医協会からはいろいろと中央そして東京の医療、歯科医療のことを伺っている」とあいさつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

原田大都議:民主CIMG5184同じく都議会民主党の原田大都議は「医療についてのさまざまな連携の場が必要。医療と歯科医療の重要性は国、都、区、市、どこでも同じ。東京都の都議として、医療も見据えた日本の未来を形作る活動をしていきたい」と述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ぜひ1万人会員の力で議員の目を覚まさせてほしい

初鹿氏:緑の風:前民主党衆院議員CIMG5167そのほか、昨年12月の衆議院選以降議員の座を離れているみどりの会の初鹿明博氏は、「議員時代に両協会の考え方に一番近かった」としたうえ、最近の情勢に触れ、「自民党は、TPP交渉では医療保険を聖域視して、万一の時には撤退するといっているが、そんなことはありえない」と訴えたほか、アメリカの生命保険会社は「日本には国民皆保険制度があるため、アメリカのがん保険が売れない」と日本に訴えてきており、TPPに日本が参入した場合、大変なことになると強調し、これを阻止するため、特に実情を知らない議員に関しては、「ぜひ会員1万人の力で議員の目を覚ませてほしい」と訴えた。

歯科医院の仕事に誇りをもって取り組んでとエール!!歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~  

歯科医院の仕事に誇りをもって取り組んでとエール!!歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~  

3月24日、協会会議室で、向 玲子氏(株式会社DBMコンサルティング株式会社取締役)を講師として招き、「歯科医院における接遇マナー講習会~アドバンス編~」と題して、歯科医院にご勤務のスタッフを対象に講習会が開催された。参加者は、定員の26名。

前半は、講師の向氏から接遇についての講義をいただき、後半は、向氏の指導のもと、電話応対、診療室への誘導方法など歯科医院の応対に即した実践的な場面を用いてロールプレイングを行った。

最後に、歯科医院は患者さん一人ひとりの人生をサポートする素晴らしい職業であり、その一員として誇りを持って取り組んでほしいと締めくくられた。

アンケート結果からは、「先生のお話をきいて自分の仕事にとても誇りをもてました。医院のために患者様のために向上したいと思いました。」など、これからの歯科医院のマナーリーダー育成につながる希望に満ちた講習会となった。

保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める院長署名にご協力を!

保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める院長署名にご協力を!

 

協会は、消費税法で保健診療が非課税になっていることから仕入に係る消費税を歯科医院が負担している「損税」を解消するため、非課税ではなく「ゼロ税率」を適用するよう求める院長署名に取り組んでいます。署名用紙が届いていない場合は、当ホームページより署名用紙をダウンロードし、署名した後、03(3205)3408 へFAX送信して下さい。

この署名は歯科医師なら会員・非会員を問わず誰でも署名できます。寄せられた署名は東京選出国会議員や関係する審議会委員へ届け、実現を働きかけますので、是非ご協力下さい。

締め切りは4月30日まで。

<問い合わせ>協会運動本部・斎藤、小杉(TEL  03―3205―2999

医療機関への「ゼロ税率」適用を求める会員署名のお願い 保険診療への消費税「ゼロ税率」を求める要望書

医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会を開催/両協会の「絆」が強固に

医科・歯科会員1万人達成記念祝賀会を開催/両協会の「絆」が強固に

一昨年11月25日、東京歯科保険医協会(以下「協会」)と東京保険医協会(以下「医科協会」)の会員が合せて1万人を突破したが、これを新たな一歩とするための祝賀会を3月23日、ホテルサンルートプラザ新宿で開催した。

◆国民の健康寿命を伸ばすことに1万人の力を…

 

席上、協会の松島良次会長は、「医療の質を保つには良い制度が必要であり、その制度を発展させるための団体が必要。都内1万人の医師・歯科医師が、さらなる医科歯科連携を図り、国民の健康寿命を伸ばすことに1万人の力を注ぎたい。この1万人は、患者のためにならない施策に対しては、障壁にもなる」と強調した。

また、医科協会の拝殿清名会長は、「2013年は両協会が設立、50周年、40年周年の節目を迎える。近年、医科歯科連携の重要性が高まっており、特に2011年の東日本大震災以降、歯科協会の災害地支援活動を通じ、両協会の“絆”が強くなっている。国民に大変困難な厳しい生活を強いる状況が続く中、国民皆保険を守り、患者さんに安心・安全な医療環境を提供できるように努めていく」とあいさつした。

さらに、来賓として保団連の住江憲勇会長が祝辞の中で、「保団連10万会員の中で、中心的役割をしている両協会であり、会員が合せて1万人を超えたことで、さらに保団連を引っ張っていく活躍を期待する」とあいさつ。続いて宇佐美宏歯科代表が「両協会の会員1万人は、保団連の10%を占める大きな存在。また、医科歯科連携の必要性が叫ばれているいま、まさに今後の東京保険医・東京歯科保険医協会の活動に期待する」とした。

◆「共同アピール」を採択

祝賀会の最後には、医科協会の田中眞希理事が両協会による「共同アピール」を読み上げ、「都民の命と暮らしが危機を迎えている今、これまでにもまして私たちは保険医協会の責任は重大になっています。都内1万人の医科・歯科医師の行動は、都民の健康を守る大きな力になります。東京の全ての保険医に呼びかけます。力を合わせて東京から医療を変えましょう。両協会はこれからも東京の医療改善運動に全力を尽くしてゆく決意を表明します」と訴えた。祝賀会は「がんばろう」コールを行って閉会とした(写真下)

 

 

 

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在 

機関紙3月1日号で既報の通り、協会は3月11日から「保険診療への消費税『ゼロ税率』を求める」会員署名に取り組んでいます。FAX登録のある3870名にFAXで署名を呼びかけたところ、10日間で564名の署名が寄せられました(送信数の15%)。これは、歯科医療機関における消費税損税の影響が深刻なものであり、「診療報酬で手当てされている」とする政府・厚労省のウソを会員は鋭く見破っていることの証左です。

協会は、引き続き会員署名を呼びかけるとともに、この会員の思いをすべての東京選出国会議員に届け、その実現をめざし、広く会内外に呼びかけています。署名用紙は協会に電話・FAXでご請求いただくか、当ホームページよりダウンロードして下さい。署名の締切は4月30日。

この署名は歯科医師なら会員・非会員を問わず誰でも署名できます。寄せられた署名は東京選出国会議員や関係する審議会委員へ届け、実現を働きかけますので、是非ご協力下さい。

なお、お寄せいただいた署名の「私の要望」から、その一部を紹介します。

【私の要望】

・仕入に消費税があり、診療は非課税のため、税率UPはとても厳しい状況です。税率UPせざるを得ないなら医療機関に対し還付は必要です。

・技工料、材料代すべてに消費税がかかればやっていけなくなります。リース料その他、先が見えません。

・日本の政治家は日本国民のことを考えた政治をして下さい。というか、当然のことなのですが、まったく国民の生活を無視しています。

・社会保険診療報酬にかかる消費税に「ゼロ税率」を適用すること。

・絶対にゼロ税率でお願いいたします。今でもぎりぎりの経営状態です。消費税アップにより廃業を考えるほどです。

<問い合わせ>協会運動本部・斎藤、小杉(電話03(3205)2999)

支払基金が審査情報提供事例を公表

支払基金審査情報提供事例公表

 

社会保険診療報酬支払基金(以下、「支払基金」)は、昨年の8月に引き続き、歯科の審査情報提供事例6項目を公表した。(平成25年3月18日)

公表された事例はあくまでも支払基金での取扱いとなっているので注意された。

 

25 根管充填     

取扱い

 原則として、根管充填後に、歯根破折等で抜歯に至った場合、当該根管充填の算定を認める。

取扱いを

定めた理由

歯を保存するために行った根管充填後に、歯根破折等でやむを得ず抜歯に至ることは臨床上あり得                                                                                                                         るものと考えられる。

 

26 歯周基本治療と歯周外科手術

取扱い

原則として、1日で全顎のスケーリングを実施した場合の、全歯に対するSRP、歯周外科手術に係る費用の算定を認める。

取扱いを

定めた理由

歯周病の病態はさまざまであり、1日でスケーリングを実施することは、歯科医学的にもあり得る。また、その後の歯周病検査の結果によっては、歯周病の進行の程度、根面の状況により、全歯に対するSRPや必要な部位の歯周外科手術を実施することも考えられる。

 

 27 歯冠修復物又は補綴物の除去

取扱い

原則として、同月内に「C→Pul」の移行病名で、レジン充填後に抜髄を行った場合、抜髄を行う際の除去の算定を認める。

取扱いを

定めた理由

歯髄の保存を図る目的でレジン充填を行った後、やむを得ず抜髄に至ることは臨床上あり得ることから、同月内に抜髄に伴うレジン充填の除去は考えられる。

 

 28 抜歯手術(埋伏歯)

取扱い

原則として、「智歯周囲炎(Perico)」病名で「J000 抜歯手術5埋伏歯」の算定は認めない。

取扱いを

定めた理由

「J000 抜歯手術 5埋伏歯」の算定にあたっては、算定要件が定められており、Perico病名のみでは算定要件に合致しないことから、認められない。

 

 29 う蝕歯インレー修復形成

取扱い

原則として、インレー装着後、同月内にPul症状で抜髄を行った場合、抜髄前のう蝕歯インレー修復形成、印象採得、咬合採得及びインレー装着の算定を認める。

取扱いを

定めた理由

インレー装着後に疼痛が出現し、やむを得ず抜髄となることは、臨床上あり得るものと考えられる。

 

30 咬合採得

取扱い

原則として、乳歯金属冠の装着にあたり間接法で行う場合、「M006咬合採得 1歯冠修復」の算定を認める。

取扱いを

定めた理由

乳歯金属冠の装着にあたり間接法で行う場合に、咬合採得を行うことは、歯科医学的にあり得るものと考えられる。

新規開業医が集い保険診療の基本と新規指導を学ぶ

新規開業医が集い保険診療の基本と新規指導を学ぶ

協会では、新規開業医者向けの講習会を年2~3回開催していますが、3月には17日と31日の2日コースで企画し、30名を超える参加となりました。

 ●新規講習:社保:加藤先生IMG_6692

17日の講習会は、歯科医院の経営・管理や患者トラブル・クレームの対応、審査・指導、カルテ記載の基本について解説が行われ、講師から具体的な事例を織交ぜながら説明されました。

 

参加者が心配する新規個別指導では、医療機関に届く指導通知の読み方や持参物の準備、当日の心得を丁寧に伝え、カルテ記載では患者の症状や所見、処置の根拠などポイントを絞った解説が行われ、参加者が真剣にメモを取る姿が見られました。

●新規講習:社保:山本先生IMG_6683

2日目の講習会では…。

31日には、カルテ記載について症例に沿って分かりやすく解説します。17日のおさらいも行いますので、安心して受講が可能です。質問が多かった保険点数についても時間をとり説明し、保険診療の基礎となる点数のルールや注意点を解説するほか、特に指導で指摘されやすい項目にも触れていきますのでぜひ、ご参加下さい。

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【40周年通信】No.2  協会は1973年7月創立です

協会は1973年7月創立です

◆1973年7月に、東京歯科保険医協会が結成されました。今年で40年迎えました。これを記念し、新たな一歩を踏み出すべく計画されたのが、5月11日の「協会創立40周年特別企画」です。同一時間帯に7つの研究会を同時開催し、パネル展示も行います。また、研究会終了後にはレセプションも準備しておりますので、あわせてご参加をお待ちしております。写真は、協会会報の第1号。

 広報部①:機関紙創刊号:昭和48年3月11日

◆この特別企画は、会員の先生方からお預かりしている大切な会費を投じて行う行事です。講師費用も節約するため協会役員が受け持ち、各役員の担当する専門部の研究活動を活かした内容で進めます。研究会後には、研究会で講師役を務めた役員のほか、ご来賓の方を多数お招きしてのレセプションを開催します。しばしの間、ご歓談をお楽しみください。

【40周年通信】No.1  毎週深夜まで会議を行っています

毎週深夜まで会議を行っています

 

◆ところで、協会の新聞4月号をご覧になりましたか?カラー印刷の4・5ページに見開きスタイルで「40周年記念イベント」と銘打って7つの研究会の内容やレセプションのご案内を行っています。このページは、担当の女性職員が役員の先生の様々な意見を聞き取りながら作り上げました。

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◆「40周年記念イベント」を開催するため、昨年10月から委員会が設置され、役員はもちろん、担当職員も一緒になって深夜に及ぶ会議を開き、当日の研究会や会場の配列、場内の人の誘導、さらにはトイレについても一つ一つ入念に検討・確認作業を進めています。地味な作業のため、毎週行われている会議は、深夜に及ぶこともたびたびです。

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在

「ゼロ税率」求める会員署名が564筆に/送付後10日で:3月18日現在

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機関紙3月1日号で既報の通り、協会は3月11日から「保険診療への消費税『ゼロ税率』を求める」会員署名に取り組んでいます。FAX登録のある3870名にFAXで署名を呼びかけたところ、10日間で564名の署名が寄せられました(送信数の15%)。これは、歯科医療機関における消費税損税の影響が深刻なものであり、「診療報酬で手当てされている」とする政府・厚労省のウソを会員は鋭く見破っていることの証左です。

協会は、引き続き会員署名を呼びかけるとともに、この会員の思いをすべての東京選出国会議員に届け、その実現をめざし、広く会内外に呼びかけています。署名用紙は協会に電話・FAXでご請求いただくか、当ホームページよりダウンロードして下さい。署名の締切は4月30日。

この署名は歯科医師なら会員・非会員を問わず誰でも署名できます。寄せられた署名は東京選出国会議員や関係する審議会委員へ届け、実現を働きかけますので、是非ご協力下さい。

なお、お寄せいただいた署名の「私の要望」から、その一部を紹介します。

【私の要望】

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・仕入に消費税があり、診療は非課税のため、税率UPはとても厳しい状況です。税率UPせざるを得ないなら医療機関に対し還付は必要です。

・技工料、材料代すべてに消費税がかかればやっていけなくなります。リース料その他、先が見えません。

・日本の政治家は日本国民のことを考えた政治をして下さい。というか、当然のことなのですが、まったく国民の生活を無視しています。

・社会保険診療報酬にかかる消費税に「ゼロ税率」を適用すること。

・絶対にゼロ税率でお願いいたします。今でもぎりぎりの経営状態です。消費税アップにより廃業を考えるほどです。

<問い合わせ>協会運動本部・斎藤、小杉(TEL  03―3205―2999)

1万人レセプション「共同アピール」

 1万人レセプション 共同アピール

 

昨年、私たち東京保険医協会と東京歯科保険医協会は会員1万人を達成しました。1963年に東京保険医協会が、1973年に東京歯科保険医協会が発足し、以来両協会は保険医の生活と権利を擁護し、患者・国民の保険医療を守る活動を行ってきました。

守田審査訴訟では診療報酬の報復的減点に対して歴史的勝利を収め、老人医療費助成やシルバーパスを守る取り組みでは両協会会長が都庁前で一緒に座り込みにも参加しました。昨年、両協会が取り組んだ医療改善の署名は約5万筆になります。診療内容での医科・歯科連携も取り組みがすすみ、東日本大震災への医科歯科共同の医療支援活動も行いました。医療保険制度を守り発展させてきた保険医協会の基本姿勢が、保険医や患者・国民から広く支持をされ、今日まで発展してきました。

国は50年前、憲法25条の具体化として、いつでも、何処でも、だれでも、全ての国民が等しく医療を受けられる国民皆保険制度を創りました。制度は世界一の健康寿命を支える皆保険制度として世界的に高く評価されています。しかし今日、保険料未納者の増加や受診抑制など制度の形骸化が懸念されています。

保険医協会が行ったアンケートでも、経済的理由による治療中断を半数以上の開業医が経験するなど、必要な医療が患者に行き渡ってない実態が明らかになりました。

その背景には非正規雇用で健康保険に加入出来ない、低賃金で窓口負担が払えないなどの厳しい生活を強いられている国民が増えていることにあります。

都民の命と暮らしが危機を迎えている今、これまでにもまして私たち保険医協会の責任は重大になっています。都内1万人の医師・歯科医師の行動は、都民の健康を守る大きな力になります。東京の全ての保険医に呼びかけます。力をあわせて東京から、医療を変えましょう。両協会はこれからも東京の医療改善運動に全力を尽くしてゆく決意を表明します。

                                                 2013年3月23日

東京保険医協会・東京歯科保険医協会