年別アーカイブ: 2018年

地域医療研究会開催!「歯科診療所で備えるべき災害対策」

 災害対策、考えていますか?対策は十分されているでしょうか?

 阪神・淡路大震災、東日本大震災に続き、熊本地震、北海道胆振東部地震と大きな地震が立て続けに起こっています。また、広島や九州、西日本では洪水被害も深刻です。2018年の今年の漢字には、「災」が選ばれるほど、近年災害が多発しています。

 災害は避けられないものですが、備えることはできます。備えるためには、十分な知識と心構えが大切です。

 そこで、今回は、災害歯科保健研究の第一人者であり、「歯科医院の防災対策ガイドブック」や「災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~」「繫~災害歯科保健医療対応への執念」などを執筆されている中久木康一氏をお招きし、地域医療研究会「歯科診療所で備えるべき災害対策」を開催します。

 これまでの支援活動の実体験を基に、災害が起こった場合への備蓄品を含めた備えなくてはならないものや、考えておくべきことなどから、地域で歯科がどのように求められるか、歯科医療従事者の役割まで、幅広く災害対策についてお話しいただきます。

 災害対策は、診療所一丸、地域一体で取り組む課題です。今回は、特別に歯科診療所の災害対策に興味のある方なら、どなたでも参加費無料としました!

 皆さまでお誘いあわせの上ご参加いただき、災害対策について考えましょう♪ 

 

クリックするとダウンロードできます

日 時 2019年2月20日(水)午後7時~9時

会 場 なかのZERO 小ホール

(JRまたは東京メトロ東西線の「中野」駅南口から徒歩8分)地図は下記をご覧ください。

予約不要、どなたでも無料でご参加いただけます。

~講師のご紹介~

中久木 康一 氏

現職  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教

1998年  東京医科歯科大学卒業。歯科医師

2006年~2009年   新潟県中越地震(2004年)における支援の経験から、災害時の歯科保健医療体制の構築に関する厚労科研代表者。

2011年~  女川歯科保健チームにて被災自治体における地域歯科保健医療体制の再構築に関わっている。

2014年  日本災害歯科公衆衛生研究会立ち上げ。

2016年  熊本地震日本歯科医師会災害歯科コーディネーター。

  そのほか、知的障がい者,精神障がい者など、地域の「医療におけるマイノリティ」への支援をボランティアで行っている。

~著書~

歯科医院の防災対策ガイドブック(医歯薬出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

災害時の歯科保健医療対策~連携と標準化に向けて~(一世出版株式会社)

 

 

 

 

 

 

繫~災害歯科保健医療対策への執念~(クインテッセンス出版株式会社)

 

 

 

 

 

など

 

会場地図

 

 

 

 

 

 

 

 

消費税10%増税時の診療報酬改定率は「ネットで▲0.07%」のマイナス改定

消費税10%増税時の診療報酬改定率は「ネットで▲0.07%」のマイナス改定

政府は12月21日の閣議で、わが国史上初の100兆円超えとなる2019年度政府予算案を閣議決定した。

ところで、来年度の社会保障関係費に関しては、この閣議決定前の12月17日に厚生労働大臣と財務大臣の間で閣僚折衝が行われ、今年8月末に行われた来年度予算概算要求案の時の6000億円増を1200億円削減し、4800億円増とすることで合意に達している。圧縮分の内訳は、薬価引き下げ490億円、40~64歳の高所得者への介護保険料負担増導入をおこなう「総報酬割」拡大により610億円、生活保護費の段階的引き下げで30億円などとなっている。

さらに、17日の両大臣折衝で、来年10月の消費税増税に伴う診療報酬改定の改定率も決定。「本体」が0.41%増、「薬価」が0.51%減、「材料」が0.03%増となっており、ネットで0.07%減のマイナス改定となっている。

なお、税収については、1990年度のバブル経済末期の60兆1059億円を実に29年ぶりに上回り、過去最大となる62兆4950億円と見込み、強気の姿勢だ。しかし、新規国債発行額は9年連続で減らしたものの、32兆6598億円という高水準が続いたままで、財政悪化に歯止めがかかったとは言い難い状況だ。

上手な医療のかかり方懇談会が意見取りまとめ

上手な医療のかかり方懇談会が意見取りまとめ

厚生労働省の「第5回上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(座長:渋谷健司東大大学院国際保健政策教授)が12月17日、同省内会議室で開催された。その中では、これまで同懇談会で協議、検討された議論内容が「“いのちをまもり医療をまもる”国民プロジェクト宣言!」として取りまとめられ、提示された。

具体的には、①患者・家族の不安を解消する取り組みを最優先で実施する、②医療の現場が危機である現状を国民に広く共有する、③緊急時の相談電話やサイトを導入・周知・活用する、④信頼できる医療情報を見やすくまとめて提供する、⑤チーム医療を徹底し、患者・家族の相談体制を確立する―の5本柱を示している。なお、同懇談会は今回で終了。

与党税制大綱決定さる/「損税」は診療報酬で補填の方針

与党税制大綱決定さる/「損税」は診療報酬で補填の方針

自民党と公明党は12月14日、「2019年度与党税制改正大綱」を取りまとめ決定した。来年10月からの消費税の10%引き上げスケジュールの中で、医療界全体から最大の焦点となっていた消費税の「損税」問題は、2019年10月の消費税10%への増税時に診療報酬改定の配転方法を「精緻化」することによって「医療機関種別の補填のばらつきが是正されることとなる」とし、さらに「今後、実際の補填状況を継続的に調査するとともに、その結果を踏まえて、必要に応じて、診療報酬の配転方法の見直しなど対応していくことが望まれる」とした。そのほか、医療機関への事業税非課税措置と租税特別措置に関しては、「その在り方については検討する」と、昨年、一昨年と同様に記述にとどめている。

年末年始休診案内ポスター

年末年始休診案内ポスターをご活用ください

協会では、会員の歯科診療所の年末年始の休診日を患者さんにお伝えするための「休診ポスター」を機関紙12月号(No.585)に同封いたしました。そのポスターと同じものをダウンロードしてご利用できるようにしましたので、ご入用の方は下記表記をクリックしていただき、ダウンロードしてご利用ください。

 

年末年始休診ポスターご入用の方はここをクリック!!

歯科技工士問題懇談会が第4回会合を開催/自民党の三林氏も共感を表明

 

歯科技工士問題懇談会が第4回会合を開催/自民党の三林氏も共感を表明

第4回「歯科技工士問題を考える懇談会」が12月6日、衆院第二議員会館内で開催された。全国から130名が参加する中、国会の委員会審議中の間隙をぬって国会議員が激励にかけつけ、国会内での状況を報告する中、参加者から地域での署名活動の報告などが行われるなど、活気ある懇談会となった。

歯科技工士を巡る課題は、日本歯科技工士会ほか、関連団体からなどから指摘されているが、改めて現状認識・臨床現場からの報告が行われた。

冒頭で基調報告を行った「保険で良い歯科医療を」連絡会副会長の宮真希人氏は、日本歯科技工技術は世界に誇れる技術としたうえで、「もっと歯科技工士への理解・評価が急務。長時間労働・低収入など含めた労働環境の改善が必要。技工の委託のルール化や料金の合理的な算定など、明確化が必要。この点を、国会議員・国民にも理解していただくことが必要」と強調し、署名活動などにより、今後もより幅広い理解と問題意識の共有が必要であることを強く訴えた。

会場に駆けつけた国会議員の一人、立憲民主党衆議院議員で歯科医師でもある長谷川嘉一氏は、歯科医療の窮状に触れつつ「一番の被害者は歯科技工士」と指摘し、さらに「デンタル・ファミリーの底上げが必要」と強調した。また、自民党衆議院議員の三ツ林裕巳氏は、自身が医師であるとともに日本歯科大学の客員教授を務めている視点から「歯科医療を支えている歯科技工士の厳しい現状・課題は関係者から説明を受け理解している。安心して良質な歯科医療の提供には、技工料金、職場環境の改善などのご指摘は、本当に理解できることであり、医療人として努力していきたい」と、この懇談会への共感を表明して激励の挨拶とした。

また、日技会名のメッセージ「歯科医療を支える歯科技工士の就労環境の改善に向けて努力されていることに感謝申し上げます」が紹介された。

会場からは、「歯科医療の根幹にもかかる問題」などの発言が行われた。

12.6患者窓口負担軽減に理解を求める/同日、国会内集会を開催

協会は12月6日、衆議院の財務金融委員会、厚生労働委員会、東京選出議員、および歯科医療に理解を示している13名の衆議院議員に要請を行った。要請には中川勝洋理事、事務局が参加した。

今回の要請では、①当協会をはじめ全国の保険医協会で取り組んでいる「患者窓口負担の軽減を求める請願署名」で寄せられた〝患者さんの声″、②医療に戻し税として「ゼロ税率」の適用を求めるとともに、消費税10%への引き上げ中止を求める〝会員の声″を各国会議員へ届けた。

患者窓口負担の軽減を求める〝患者さんの声″では、「これから先、年金受給が少なくなるといわれている中で、医療費の負担が大きくなると将来が不安になる」、「受診時の負担が今より少なくなると助かる」、「今は定期的に歯科診療所に受診ができ、早期に治療することで非常に助かっている。ただ、窓口負担が増えていくと診察通院に行く回数を減らさないといけなくなるので困る」などの切実な訴えが寄せられている。それらの〝患者さんの声″を届け、「75歳以上の患者窓口負担を原則2割化」をはじめとする負担増が、患者さんの受診抑制だけでなく、疾患の重症化を生じさせる可能性が高いことを伝え、窓口負担軽減策の検討を進めるよう理解を求めた。

また、ゼロ税率の適用を求める〝会員の声″では歯科医療機関経営の窮状を訴える声が寄せられ、「診療報酬と増税(損税)は分けて考えていただきたい」、「国民の生活を机上ではなく、きちんと見てほしい」、「歯科診療報酬が低く設定されている中で、物品購入等にかかる消費税は限界に来ている」、「医療界が全体的に潤っているわけではないことを考えていただきたい」など声や訴えが届いており、各国会議員に対しこれらの〝声″への理解を強く求めた。

現在の状況での増税や窓口負担増は、国民生活・医療機関への影響は図り知れず、場合によっては医療機関の破綻に繋がりかねない。引き続き、政府・省庁で検討するよう関係議員に要請する。

要請を行った議員は以下の各氏(順不同。敬称略)。

【衆議院議員】

◆自民 加藤勝信、橋本岳、三ツ林裕巳、山田美樹、菅原一秀、高木啓

◆公明 大口善徳

◆立憲 長妻昭、逢坂誠二、尾辻かな子、辻元清美、山尾志桜里、初鹿明博

「第4回歯科技工士問題を考える懇談会」を開催

同日、「第4回歯科技工士問題を考える懇談会」、および保団連による「みんなでストップ!患者負担増 署名アピール集会」を衆議院第二議員会館で開催し、全国から150名が参加した。

歯科技工士問題を考える懇談会では、開会挨拶・基調報告に立った「保険で良い歯科医療を」全国連絡会会長の雨松真希人氏から「歯科技工士問題改善に厚生労働省も取り組みはじめて、少しずつ改善傾向にある。しかし、歯科技工料や、現在の低医療費政策など、大きな問題はおざなりになっている。歯科技工への理解・評価が急務で、長時間労働・低収入などを含む労働環境の改善が必要で、さらに技工委託のルール化や料金の合理的算定などの明確化しなければならない。この点を議員や国民にも理解いただかなければならない。これらの問題解決に向けて、この懇談会を大きな潮流にしたい」と強く訴えた。

 

 

三ツ林裕巳元厚労大臣政務官(自由民主党)

長谷川嘉一衆議院議員(立憲民主党)

東京歯科保険医協会では事務局員の新規採用を行っています

 

東京歯科保険医協会では事務局員の新規採用を行っています

東京歯科保険医協会では、事務局員の新規採用を行っています。長期勤続によるキャリア形成を図るため、2018年11月時点で35歳までの方となっています。勤務地は新宿区高田馬場。JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線の「高田馬場駅」から徒歩5分ほどです。毎週土・日曜日は休みとなっており完全週休2日制です。募集要項は下記の通りです。

ご応募をお待ちしております。

☆募集要項のダウンロードご希望の方は、ここをクリック!!

 

高齢者の保健事業と介護予防有識者会議が最終的な意見調整/歯科に関わる「フレイル」問題も

 

高齢者の保健事業と介護予防有識者会議が最終的な意見調整/歯科に関わる「フレイル」問題も

厚生労働省は11月22日、第5回「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に関する有識者会議」(座長/遠藤久夫:国立社会保障・人口問題研究所所長)を全国都市センターで開催し、報告書案に関する協議・検討を行った。同検討会は、人生100年時代を視野に入れた健康寿命の延伸を重要課題と位置づけ、歯科医療分野にでも大きく関係している介護予防やフレイル対策や生活習慣病の予防などについて、法制度や実務上の論点を検討し、社会保障審議会医療保険部会と介護保険部会の審議を側面から支援するために設置されているもの。

今回の検討内容を踏まえ最終報告書が取りまとめられ、社会保障審議会医療部会・介護保険部会に報告することになっている。

 

歯科技工士養成・確保検討会を開催/今後の協議・検討に注目

歯科技工士養成・確保検討会を開催/今後の協議・検討に注目

厚生労働省は11月19日、同省内会議室で第4回「歯科技工士の養成・確保に関する検討会」(座長/赤川安正:昭和大学客員教授)を開催した。

今回は、冒頭で法務省担当者が在留資格の法的条文の紹介・解説を行い、出入国管理及び難民認定法との関連で、歯科技工士が在留を認めてられていない資格であること。その理由は、「当該市場に影響の有無などで判断」と説明した。

その後、厚労省事務局から基本的な歯科技工士・技工所に関する環境について、①全体の就業数、②地域別就業者数、③歯科技工所規模別数、④就業時間、⑤製作技工内容―などを説明する資料の説明が行われ、メンバーから現状報告が行われるとともに、歯科技工士の養成・確保に関して検討が加えられた。

今後の協議・検討内容が注目される。

11/15国会要請

協会は11月15日、衆議院の財務金融委員会、厚生労働委員会、東京選出議員、および歯科医療に理解がある議員を中心に、11名の衆議院議員に要請を行った。要請には坪田有史会長、中川勝洋理事、橋本健一理事、事務局が参加した。
今回の要請では、医療に免税取引として「ゼロ税率」の適用を求めるともに、消費税10%への引き上げ中止を求める会員署名と、患者さんである国民の窓口負担の軽減を求める請願署名の提出するともに、医療従事者の技術料を正当に評価する診療報酬今次改定で歯科が対応すべき課題について説明を行った。
要請を行った議員(順不同。敬称略)
【衆議院議員】
◆自 民 鈴木隼人、小泉進次郎、牧島かれん、稲田朋美、越智隆雄
◆公 明 高木美智代
◆立 憲 初鹿明博、末松義規、吉田統彦
◆国 民 伊藤俊輔
◆共 産 宮本徹

医科歯科健康まつり、会員数5700名超などを話題に第71回メディア懇談会を開催

医科歯科健康まつり、会員数5700名超などを話題に第71回メディア懇談会を開催

協会は11月9日、第71回メディア懇談会を開催した。参加メディアは3社3名。協会からは、話題提供を松島良次副会長が務め、司会・運営は広報・ホームページ部長の早坂美都理事が行った。

今回の話題は、①10月28日(日)開催の「東京医科歯科健康まつり2018」の終了と取材へのお礼、②当協会会員数が5700名を超えたことの報告、③秋の活動、署名の状況、今後の予定、④2018年診療報酬改定後、9月以降の当協会の対応―など。

それらの中で、特に注目されたのが医科歯科健康まつり当日の状況と会員数。医科歯科健康まつりでは、受付数が1047名で総来場者数が1500名を超えていることを報告。多くの方が来場した理由として、①新宿駅西口広場という会場の場所がよく、さらにスタッフのオレンジ色のビブスで目立った、②参加者の健康への関心が高かく、簡単なチェックで健康状態を調べられる様々なブースが設けられている、などを挙げた。さらに、「外に向けて医科歯科で一緒に取り組んでいることをPRできたのは、非常に良かったのではないか。今後も継続することは大事だ」と意見があった。

また、参加各氏からは、会員数増加については、その維持のために役員だけでなく、事務局の働きに強い関心を示した。

レセプトの特記事項欄の記載

70歳以上の高齢受給者・後期高齢者

限度額適用認定証 確認を忘れずに

2018年8月から、70歳以上の患者(高齢受給者・後期高齢者)のうち、負担割合が3割の方の高額療養費の上限額が変更になりました。

これにより、医療機関の窓口では、70歳以上の患者が来院した場合、被保険者証や高齢受給者証に加えて、①「限度額適用認定証」又は「限度額適用・標準負担額減額認定証」があるか否か、②ある場合はその記載の内容を確認することで、患者の上限額がどれに該当するのか把握する必要があります(下表を参照。クリックしダウンロードしてご覧ください)。

70歳以上の患者レセプト 「特記事項」欄の記載が必要に

また、同月診療分から、七十歳以上の患者のレセプトを請求する場合には、上限額の区分に応じて、表のように「特記事項」欄への記載が必要になりました。11月請求分までは、不備があっても柔軟に対応される予定ですが、レセプト提出時には「特記事項」欄の記載漏れがないようにご注意ください。

なお、限度額適用認定証があるにもかかわらず窓口で提示がなかった場合には、負担割合が3割の場合は「26 区ア」、2割又は1割の場合は「29 区エ」と記載します。この場合に、上限額を超えて支払われた一部負担金については、後日患者が各保険者に払い戻しの申請を行います。

表の拡大とダウンロードはここをクリック!! PDF拡大縮小の「+」「-」ボタンをご活用ください

 

 

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」に参加しませんか/医科協会の研究会に当協会会員も参加できます

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」に参加しませんか/医科協会の研究会に当協会会員も参加できます

―テーマは「抗菌薬、使うべきか、使わざるべきか、それが問題だ!」ほか1題

当協会は、長年にわたり東京保険医協会(以下、「医科協会」)と医科歯科連携の視点から、さまざまな講習会、研究会等を開催してきました。その一心同体の成果は、本年10月28日(日)に開催しました「東京医科歯科健康まつり2018」に結実したと言えます。

ところで、このほど、医科協会が開催する「抗菌薬の適正使用を考える研究会」への参加案内がありました。当協会の会員であれば、どなたでも無料で参加することができます。抗菌薬、感染症診断試験試薬とも、歯科医療でも接する機会が多いものと思います。興味、関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

参加申し込みは医科協会へ電話、またはFAXでお申し込みください。開催要領は以下の通りです。FAXでお申し込みの場合は、下記開催要領PDFをダウンロードして、必要事項を記入のうえお申込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「抗菌薬の適正使用を考える研究会」開催要領PDFダウンロードはここをクリック

損税解消へ「ゼロ税率」の適用を求める会員署名にご協力ください

損税解消へ「ゼロ税率」の適用を求める会員署名にご協力ください

安倍首相は2019年10月から消費税を10%に引き上げることを表明しています。保険診療は消費税が非課税とされているため、患者は負担しないものの保険診療の仕入れにかかる消費税は医療機関が負担しているのが実態です。

また、診療報酬での補てん対応が行われてきましたが、7月25日の中医協分科会では、「診療報酬による損税補てん結果」に誤りがあったことが明らかとなっています。

そもそも、診療報酬での補てん対応では「損税」の抜本的解決にならないばかりか、患者さんの負担が増えることに加え、医療機関間で補てんに伴う不公平感も増幅する形となります。医療機関と患者さんの双方に負担が生じない形で、「損税」を抜本的に解消するためには「ゼロ税率」の適用による「税制での解決」が不可欠です。

そこで協会は、①医療に免税取引として「ゼロ税率」の適用、②消費税10%への引き上げ中止-を求める会員署名に取り組みます。

集められた会員署名は11月15日(木)に提出を予定しているので、多くのご協力をお願いします。

 署名用紙は今月1日、すでにFAXでお送りしています。届いていない方は協会までお問い合わせください。また、FAXがない方は、お手数ですがこちらからダウンロードして、郵送にてご返送をお願い致します。

ゼロ税率署名用紙ご入用の方はここをクリック

 

秋の待合室キャンペーン クイズハガキ・患者署名受付中

秋の待合室キャンペーン クイズハガキ・患者署名受付中

 今年も待合室キャンペーン「クイズで考える私たち医療」を通して、医療制度について学びながら、ほしかったあの商品をゲットできるチャンスです。

 患者さんはもちろん、ご家族、スタッフも、ぜひ、ご参加ください。

◆応募方法

 応募用紙にあるハガキを切りとり、クイズの答えを書き、切手を貼り、ポストに投函するだけです。

 誰でも手軽にエントリーが可能です。

 応募ハガキがほしいという方は、協会ホームページ、または希望枚数、個数を書いてFAX、メールにてお申し込みください。

◆患者署名も実施

 患者負担増によって患者さんの受診抑制することが無いように「みんなでストップ! 患者負担増」の署名を行っています。

 協会では10月から患者負担を増やさないことを求める請願署名に取り組み、多くの患者さんから貴重なご意見をいただきました。

 これらはすべて、衆参両院の国会議員を通じて国会に提出し、切実な声として届けます。

 協会では先生方、患者さん本位の医療改善が進むよう取組を行います。

 今後も、会員の先生方におかれましては、引き続きご協力をお願いしたい。

 追加希望がございましたら、協会ホームページ、または希望枚数を書いてFAXか、メールにてお申し込みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医科歯科合同イベント!「東京医科歯科健康まつり」を開催します!

医科歯科合同イベント!東京医科歯科健康まつりを開催します!

東京歯科保険医協会の主催、東京保険医協会の共催にて市民向けイベント「東京医科歯科健康まつり」を開催します。

当日は、直接「見て」「触れて」体験できるブースを多数用意しております。また物産展やスタンプラリーも企画中です。皆様お誘い合わせの上お越しください。

日 時:10月28日(日)12時~16時  

場 所:新宿駅西口広場イベントコーナー

内 容:

 ◇歯科 口臭測定・PH測定など日頃の口腔内に関する測定、睡眠時無呼吸症候群など

 ◇医科 動脈硬化測定、日頃の生活習慣に関する測定、栄養相談・禁煙相談、AED体験など

 ◇そのほかにも様々な体験コーナーや気軽に測定できるイベントもあります。

  また当日はスタンプラリーで豪華賞品をゲット!

東京医科歯科健康まつりチラシA4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来場者1500名以上!「東京医科歯科健康まつり2018)

来場者1500名以上!「東京医科歯科健康まつり2018)

協会は10月28日(日)、新宿駅西口広場で「東京医科歯科健康まつり」を開催し、来場者は1500名を超えた。

「東京医科歯科健康まつりでは、医科と歯科で直接「見て」「触れて」体験できるブースを多数用意した。来場した多くの方が各ブースで健康について学び、大盛況のうち終えた。

 

根本匠新厚生労働大臣は厚生政務次官経験者/NAISの会で元厚労大臣の塩崎氏と親交も

根本匠新厚生労働大臣は厚生政務次官経験者/NAISの会で元厚労大臣の塩崎氏と親交も

自民党の総裁選挙が終わり、安倍晋三氏が三選を果たした。その後、改造内閣の組閣と党人事が10月2日に行われ、第4次安倍内閣が発足した。医療界が注目していた厚生労働大臣には、元環境大臣でもある衆議院議員の根本匠氏(福島2区)が就任した。根本氏は1999年ころ、自民党衆議院議員4氏の政策グループ「NAISの会」を立ち上げたことで注目されたことがある(塩崎氏は、根本新大臣の2代前の厚労大臣で)。Nは根本匠氏、Aは安倍晋三氏、Iは石原伸晃氏、Sは塩﨑恭久氏のイニシャルからとっている。また、小渕恵三内閣時代に、厚生政務次官、党厚労副部会長などを務めてきた経歴がある。

◆歯系議員の副大臣・政務官就任状況

また、新改造内閣における副大臣・政務官は4日に決まり、副大臣25名、政務官27名。となった。

歯系議員の就任状況を見ると、白須賀貴樹(自民党、衆議院議員)が、文科・内閣府・復興政務官に就任した。また、日本歯科医師会推薦の山田宏氏(自民党、参議院議員)は、防衛・内閣府政務官に就任した。

また、医系議員の状況を見ると、阿部俊子(看護師、自民党、衆議院議員)が外務副大臣、高階恵美子(看護師、自民党、参議院議員)が厚労副大臣、新谷正義(医師、自民党、衆議院議員)が厚労政務官に、それぞれ就任している。

「歯科会員アンケート」や医科歯科健康まつりなどを話題に第70回メディア懇談会を開催/メディア側も強い関心

 

「歯科会員アンケート」や医科歯科健康まつりなどを話題に第70回メディア懇談会を開催/メディア側も強い関心

協会は9月14日、第70回メディア懇談会を開催した。参加メディアは4社4名のほか、フリーランスのベテラン医療ジャーナリスト2名の合わせて6名。協会からは、話題提供を山本鐵雄副会長が務め、司会・運営は広報・ホームページ部長の早坂美都理事が行った。また、今回は特に、医科歯科健康まつりの医科サイドの参加趣旨や各ブースの特色などの紹介とPRのため、東京保険医協会の事務局長も特別参加し、参加メディアにアプローチした。

今回の話題は、①10月28日(日)開催の「TOKYO医科歯科健康まつり2018」の紹介と取材案内、②当協会会員数が5600名を超えたことの報告と分析、③8月23日の理事会で確認された広報ホームページ部長談話、医事相談部長談話について、④秋の患者署名とクイズチラシの紹介、⑤10月11日開催の「憲法・いのち・社会保障まもる10.11国民集会」など秋の行事の紹介と取材案内―などとした。

それらの中で、特に注目されたのが最近の会員の新規入会の状況。本年1月1日時点の5227名が9月1日時点で5663名となり、436名(8.3%)も増加していることを報告。増加理由として、①会員の要望に対応した各種事業の実施、②社会の趨勢としてのIT活用への理解進行、などを挙げた。さらに、「かつては入会動機が講習会や研究会受講だった場合、その終了直後、退会者が続出したが、最近は退会せず、会員としてとどまっている」ことを特徴点として説明した。参加各氏は他の歯科医療関係団体等の現況も熟知していることから、新規入会者増加とその維持をめぐり、協会への強い関心が続きそうだ。

10月から本格実施する患者署名とクイズチラシについても説明。クイズチラシにはメディアも関心が高かった

 

小池百合子東京都知事に「TOKYO医科歯科健康まつり2018」後援の謝意伝える

小池百合子東京都知事に「TOKYO医科歯科健康まつり2018」後援への謝意伝える

協会の坪田有史会長、松島良次・馬場安彦の両副会長、中川勝洋・矢野正明・高山史年の各理事は8月30日、東京都庁知事室に小池百合子知事を訪問し、東京都から「TOKYO医科歯科健康まつり2018」の後援をいただいたことへの謝意を伝えた。

「TOKYO医科歯科健康まつり2018」は本年10月28日(日)に当協会と東京保険医協会により合同開催するもので、この日は、坪田会長からお礼の言葉、開催の趣旨や背景などについて説明し、ポスターを披露するなどして、しばしの間、小池知事との歓談が続いた。

 

 

 

歯科口腔保健の推進めぐり「う蝕対策ワーキンググループ」が初会合/中間報告をもとに議論

 

歯科口腔保健の推進めぐり「う蝕対策ワーキンググループ」が初会合/中間報告をもとに議論

厚生労働省医政局歯科保健課は9月12日、「第1回歯科口腔保健の推進に係るう蝕対策ワーキンググループ」(座長:三浦宏子/国立保健医療科学院国際協力研究部長)を同省内の会議室で開催し、「う蝕罹患の実態の考え方について」をめぐり議論を行った。事務局から

昨年10月18日に同省の「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」が取りまとめた中間報告「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」の概要を資料として説明を行った。

 

歯科訪問診療に踏み出そう/これから始める歯科訪問診療講習会に130名が参加

歯科訪問診療に踏み出そう/これから始める歯科訪問診療講習会に130名が参加

協会は9月12日、「これから始める歯科訪問診療講習会」を開催。参加者は約130名であったが、その大多数は、まだ、歯科訪問診療に踏み切っていない会員が占めた。

冒頭で挨拶に立った馬場安彦地域医療部担当副会長は、今次診療報酬改定における歯科訪問診療の位置づけや今後の方向などを説明しつつ、訪問診療の現状などについて報告した。

続く講演では、初めに地域医療部担当理事の横山靖弘氏が、歯科訪問診療をとりまく高齢者の現状や訪問診療の実際を解説した後、患者ニーズの摑み方へのアドバイスや訪問診療時の心構えなどについて、自身の診療所での取り組みをベースに説明した。また、参加者が歯科訪問診療のイメージを把握できるよう、実際の訪問診療現場の写真や動画など用いて、「見て分る」スタイルで紹介した。

次に、地域医療部担当理事の橋本健一氏が歯科訪問診療に関わる診療報酬と介護報酬の請求について、居宅で一名を診療した場合に絞り、症例を交えながらポイントを解説。特に、参加者の大多数が訪問診療未経験者であることに配慮し、請求の可否を明確にする形で説明を続けた。

横山靖弘理事

馬場安彦副会長

 

橋本健一理事

 

歯科口腔保健の推進めぐり「う蝕対策ワーキンググループ」が初会合/中間報告をもとに議論

歯科口腔保健の推進めぐり「う蝕対策ワーキンググループ」が初会合/中間報告をもとに議論

厚生労働省医政局歯科保健課は9月12日、「第1回歯科口腔保健の推進に係るう蝕対策ワーキンググループ」(座長:三浦宏子/国立保健医療科学院国際協力研究部長)を同省内の会議室で開催し、「う蝕罹患の実態の考え方について」をめぐり議論を行った。事務局から

昨年10月18日に同省の「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会」が取りまとめた中間報告「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」の概要を資料として説明を行った。

 

歯科診療所の「院内感染防止対策講習会」に約600名が参加

歯科診療所の「院内感染防止対策講習会」に約600名が参加

協会は9月11日(火)、なかのZERO大ホールで「院内感染防止対策講習会」を開催した。参加者は会員の歯科医師およそ600名となった。

2018年診療報酬改定では、初診料・再診料の引き上げとともに、それらの点数に「院内感染防止対策の研修」が位置付けられた。この講習会は、その施設基準の研修を満たすもの。講師は協会院内感染防止対策委員会の濱﨑啓吾理事がと止めた。

濱﨑啓吾理事