消費税率8%化による損税を簡易に計算/保団連がシュミレータ開発
東京都内の歯科診療所の場合、現在の消費税率5%による「損税」は、当協会の試算では約50万円となっている。もし、このまま消費税率が8%に引き上げられた場合、診療所の損税はいくらになるのか…。
協会では消費税増税に反対し、ゼロ税率を求める方針を決め、様々な活動を行っていますが、仮に「消費税率が8%に引き上げられた場合、診療所の損税はいくらになるのか」。この素朴な疑問に答えるシュミレータを保団連が開発し、ホームページに掲載しています(左写真がそのトップページ画面)。
これは、各診療所の、①1ヶ月の外来レセプト枚数、②1ヶ月の保険診療報酬―等の各データを入力するだけで、損税の具体的な金額が計算できるというものです。
協会では秋の会員院長署名として、「保険診療への“ゼロ税率”を求める要望書」を行いますが、先生方の診療所では消費税が8%になることで損税がいくら生じるのか、具体的金額を見て実感されるためにも、一度、このシュミレータにより計算されることをお勧めしたい。
以下のアドレスで保団連ホームページを開き、トップページの最下段付近の「トピックス」コーナーをご覧いただきたい。「損税額はいくら? 消費税シュミレータつくりました」として掲載されている。
◆全国保険医団体連合会:http://hodanren.doc-net.or.jp/