口腔機能管理推進など「骨太の方針2017」の内容を紹介/社保審の障害者部会で

口腔機能管理推進など「骨太の方針2017」の内容を紹介/社保審の障害者部会で
 
厚生労働省は6月26日、社会保障審議会障害者部会(部会長:駒村康平/慶応義塾大学教授)を全国都市会館で開催した。今回の会合では障害者総合支援法施行に関連する諸事項を取り上げ議論が展開された。
ただ、配布資料の中には、6月9日に閣議決定された「骨太の方針2017」の障害保健福祉部関係で明記された「社会保障④:健康増進・予防の推進等」のダイジェスト版が配布され、「口腔の健康は全身の健康にもつながることから、生涯を通じた歯科健診の充実、入院患者や要介護者に対する口腔機能管理の推進など歯科保健医療の充実に取り組む」のセンテンスが紹介された。
当日行われた議論は、①障害者の望む地域生活、②障害児支援のニーズの多様化へおきめ細かな対応、③サービスの質の確保・向上に向けた環境整備―の3本を柱に行われた。
なお、他の社会保障審議会傘下の専門部にも該当することであるが、この障害者部会のメンバーにも歯科医療界からの代表は含まれていない。