「歯科医療:その2」を審議・検討/中医協で次期改定に向け議論煮詰める
厚生労働省は本日6日、中医協総会を開催し、2018年度診療報酬改定に向け審議・検討を加えたが、その中で懸案となっていた薬価調査や入院医療とともに「歯科医療(その2)」を取り上げ、事務局が提示した資料に基づき各委員から意見が出された。事務局が示した資料の柱は、以下の3本で、それぞれに小項目が付されている。
1.地域包括ケアシステムの構築の推進
(1)医科歯科連携
- 周術期口腔機能管理
- 医科歯科間の診療情報共有
(2)病院併設歯科の評価
(3)かかりつけ歯科医機能の評価
2.歯科外来診療における院内感染対策
3.口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応等
また、今回は特に歯科医療についての事実上、締めくくりの議論となることから、委員の遠藤秀樹氏(日本歯科医師会常務理事)が資料を提供した。この資料の柱は以下の4本となっている。
1.かりつけ歯科医
2.地域の中の歯科医療
3.地域医療連携に係るアンケート調査
4.歯科医療行為のタイムスタディー調査