歯科診療報酬改定内容確認のため1600名が参加/第2回新点数説明会
協会は3月29日、文京シビック大ホールで第2回新点数説明会を開催した。27日の第1回説明会後ではあったが、今回の歯科診療報酬の内容を確かめるため詰めかけ、参加者数は第1回の約1200名を上回る約1600名に及んだ。
今回の進行は、社保・学術部の岡田部員の司会で進められ、冒頭で坪田有史会長があいさつの中で、施設基準と届出が多数に及んでいること、届出のタイミングが難しいものが多数存在していること、院内感染防止対策の施設基準は協会では全会員に届出をしてほしいと考えており関連講習会を4~6月にかけて開催することなどを指摘。さらに、少子高齢化やそれに伴う口腔疾病構造の変化など、社会変容の中で会員それぞれが置かれた環境によって、必要な選択をすることが重要だとした。また、日頃会員が考えていることを要望として取りまとめ、行政側に提示することが協会の役目であるとした。
引き続き、社保・学術部長の加藤開副会長が、今回の改定のポイント、注意点などを説明、解説した。本橋昌彦理事が症例をもとに歯管の口腔管理加算や診療情報連携共有料、高強度硬質レジンブリッジ、訪問診療の算定などについて説明を加えた。質疑応答には、島倉洋造・川本弘各社保・学術部員があたった。
なお、今回は、歯科関連専門誌3社の取材を受けている。