上手な医療のかかり方懇談会が意見取りまとめ
厚生労働省の「第5回上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」(座長:渋谷健司東大大学院国際保健政策教授)が12月17日、同省内会議室で開催された。その中では、これまで同懇談会で協議、検討された議論内容が「“いのちをまもり医療をまもる”国民プロジェクト宣言!」として取りまとめられ、提示された。
具体的には、①患者・家族の不安を解消する取り組みを最優先で実施する、②医療の現場が危機である現状を国民に広く共有する、③緊急時の相談電話やサイトを導入・周知・活用する、④信頼できる医療情報を見やすくまとめて提供する、⑤チーム医療を徹底し、患者・家族の相談体制を確立する―の5本柱を示している。なお、同懇談会は今回で終了。