第114回歯科医師国家試験の合格者は2123名
合格率は全体で64.6%、新卒は1687名を占める
厚生労働省は3月16日、第114回歯科医師国家試験の合格者を発表した。試験そのものは本年1月30~31日の2日間にわたり、全国の8会場で実施されている。
◆合格者は昨年に続き2000名の大台超える
今回の歯科医師国試は、全体では出願者数3,852名(うち、新卒者は2,615名)、受験者数3,284名(同2,103名)、合格者数2,123名(同1,687名)となっており、合格率は全体で64.6%で、新卒のみで見ると80.2%となっており、合格者数は2018年の第111回国試以来、4年続けて2000名を上回っている。ただし、全体の合格率は前回の65.6%よりも1.0ポイント低くなっている。
なお、今回の合格発表は、前回に引き続き、新型コロナウイルス対策のため、厚労省2階大講堂での名簿閲覧は中止されている。
第104回歯科医師国家試験以降の合格者数等
回数(西暦) |
受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
第104回(2011年) |
3,378 |
2,400 |
71.0% |
105 (2012) |
3,326 |
2,364 |
71.1% |
106 (2013) |
3,321 |
2,366 |
71.2% |
107 (2014) |
3,200 |
2.025 |
63.3% |
108 (2015) |
3,138 |
2,003 |
63.8% |
109 (2016) |
3,103 |
1.973 |
63.6% |
110 (2017) |
3,049 |
1,983 |
65.0% |
111 (2018) |
3,159 |
2,039 |
64.5% |
112 (2019) |
3,232 |
2,059 |
63.7% |
113 (2020) |
3,211 |
2,107 |
65.6% |
114 (2021) |
3,284 |
2,123 |
64.6% |