医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

医科協会練馬支部例会で交流深める/テーマの柱は医科歯科連携

 

6月6日に開催された東京保険医協会の練馬支部例会に、当協会からは組織部担当の森元主税副会長、濱崎啓吾理事、本橋昌宏組織部員を含む9名が参加した。医科協会の参加者は8名。医科協会の佐々木明練馬支部長のあいさつに続き、森元副会長が写真のように当協会作成のポスターを参加者に供覧した後、周術期口腔管理のポイントについて説明した。例会のテーマと講師は以下のとおりである。

 ①千葉県保険医協会の三辺正人先生による「医科歯科連携による歯周病と糖尿病スクリーニングの実施と有用性評価に関する調査研究」、

 ②東京保険医協会理事の申偉秀先生の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)における医科歯科連携」。

SASに関しては、当協会の濱崎理事からも講習会の受講者の状況と今後の予定、名簿登載の流れなどについて参加者に説明した。医科歯科両協会の会員から多くの質問が寄せられ、活発な討議が行われて充実した例会となった。

終了後、医科歯科両会員から感想をうかがうと、「近所に歯科の先生の知り合いができ、うれしい。OA装置のことなどいろいろ教えてもらいたい」「SAS連携の名簿をみて、近くに歯科の先生がいることは知っていたが、やはり、実際にこうしてお会いして、話しのやりとりをして、名刺を交換し、面識ができたほうが良いと感じた」「医科の先生が歯科のSAS治療について把握していることがわかり、今後の連携の際の参考になった」「SAS連携、歯科でのSASについて、医科サイドからいろいろな治験が紹介され、たいへん驚いた」など、さらに交流が深まり医科歯科の連携が着実に進んでいく感触が得られた。