歯科関係者130名強が参加/保険で良い歯科医療の実現を求める国会内集会を開催
本日28日、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会の主催による衆議院議員会館内で「“保険で良い歯科医療の実現を求める”国会内集会」が開催され、歯科医療関係者130名が参加しました。当会からは、森元主税副会長、山本道枝顧問、および事務局が参加しています。
集会の中では、駆けつけた国会議員からの挨拶と中央情勢の説明が行われたほか、参加団体の代表者から、歯科医療費抑制で現場が窮地に追い込まれていること、消費税増税が行われればその傾向が一層強まること、これから70~74歳になる高齢者の自己負担を2割にすれば間違いなく受診抑制が起き口腔格差が進むことなどが訴えられました。
また、当会の森元副会長が報告に立ち、先に行った次期診療報酬改定に向けての会員緊急アンケートの全国集計結果を紹介。4400名近い会員から回答があったこと、その中の52%が「収入が減った」と回答していること、77.7%が70~74歳の窓口負担2割化は患者減につながると回答していることなどを紹介。さらに、歯科診療報酬引き上げとともに、患者窓口負担引き下げ、70~74歳窓口負担の1割継続を一体として実現する必要性を訴えました。