2地区で地区会員懇談会を開催/大井町と北千住で
「歯管の患者に提供する管理計画書が変更されたと聞いたが、旧様式はもう使えないのか?」、「有床義歯の管理は4月からどのように変わったのか?」や「技工所からCAD/CAMの案内が来ているけど、届出をしても大丈夫?」など新点数への疑問や不安を抱く会員が地区会員懇談会に集結。それぞれの定員を超える大井町(4月5日城南地区)107名、北千住(4月12日城東地区)71名の会員が参加した。
参加者の興味は新設された「歯リハ」・「CAD/CAM」と患者に提供する文書の取扱いが変更された「歯管」の3つに集中。特に、歯リハについては、「歯リハと同日・同部位のT.コンデの請求」、CAD/CAMでは、「自院の状況から施設基準の届出が出せるのか否か」に集中。これらの解説に留まらず改定のポイントを新点数説明会の講師陣が臨床例を挙げながら参加者の疑問や不安点を一つずつ解消。アンケートでも「有意義な時間であった」と多くの声が寄せられた。
また、歯管の文書については、「患者さんが文書は不要と感じていてもそのことを記載してもらうのは難しい」とアンケートで書かれた会員が多かったことが印象深い。
協会が新点数をテーマに開催する地区懇談会は今開催で、10年目を迎えた。都心部で行う新点数説明会に参加しづらいという会員の要望に応え開催した第1回(八王子で開催)の参加はわずか33名で定員の半数にも満たなかったが、10年後の今日では、立ち見が出る程の会に成長してきたことは、主宰者としても喜ばしく思う。秋には同会場で高点数指導や医療連携などをテーマに地区懇談会を開催する。期待されたい。
協会では、地区懇談会の締め括りとして5月17日(土)に立川で多摩地区懇談会を開催する。参加を希望する多摩地区の会員はお早めのご連絡を願いたいところだ(担当/組織部:03-3205-2999)。