中等度以上に進行した歯周炎では、歯周基本治療後も歯周組織の改善がみられず、歯周外科手術が必要となるケースも少なくありません。しかし、手術後も改善がみられず、対応に苦慮した経験をお持ちの先生もいらっしゃるのではないかと思います。
歯周炎は歯周病菌の感染が主たる原因ではありますが、全身的および歯科的なリスクファクターの考慮が必要です。そして、歯周基本治療時には、治療に対する歯周組織の反応を観察し、原因となるリスクファクターを診断・治療することで、歯周外科手術前に歯周組織が改善し易い環境を準備する必要があります。
今回の発表では歯周基本治療と歯周外科の意義について再考してみたいと思っています。(講師より)
◆テーマ:「歯周基本治療で改善しない原因と対応~フラップするとき、しないとき~」
◆日 時:7月18日(木)午後7時~9時30分
◆講 師: 内田剛也 氏(川崎市開業、日本歯周病学会評議員・指導医・専門医)
◆会 場:文京シビック小ホール
住所:東京都文京区春日1-16-21
電話:03-5803-1100
◆交 通:東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、都営地下鉄三田線・ 大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、 JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分
◆参加費:会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円)
◆予約不要:当日は会員証を受付にご提示下さい。
※平成25年度日本歯科医師会生涯研修3単位の登録を予定しています。