ステージに応じた高齢者に対する歯科医療
高齢者にみられる食の機能低下は一度発症すると負の連鎖に陥りやすく、最終的には口から食べることが困難となり、健康寿命の短縮につながる。負の連鎖のきっかけは、咬合支持の喪失など口腔の問題が挙げられる。高齢者医療における歯科医療の役割とは、一義的にこの咬合支持の崩壊の予防と再構築にあると言える。高齢者に対する歯科医療の目標設定において、患者の今おかれているステージの把握と時間軸の考慮が必要となるが、多くの現場においてこれらが考慮されているとは言い難い。
本講演では、高齢者のステージに応じた目標設定の考え方と高齢者歯科医療に有効な代償的なアプローチ法について概説する。(講師より)
日時 | 2013年1月29日(火) 午後7時~9時 |
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講師 | 菊谷 武 氏 (日本歯科大学教授、口腔リハビリテーション多摩クリニック院長) |
会場 | 文京シビック小ホール 住所:東京都文京区春日1-16-21 電話:03-5803-1100 |
交通 | 東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅4bまたは5番出口徒歩3分、 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅(文京シビックセンター前)文京シビックセンター連絡通路徒歩3分、 JR中央・総武線水道橋駅徒歩8分 |
参加費 | 会員無料(同伴者は1名につき1,000円、未入会員8,000円) |
予約不要 | 当日は会員証を受付にご提示下さい。 |
※H24年度日本歯科医師会生涯研修2単位の登録を予定しています。