管理者権限が第三者に渡ると…?
前回から「Googleビジネスプロフィール」がどのようなものかお話ししていますが、今回は管理者の権限を第三者(歯科医院関係者、管理委託をしている業者以外)が取得すると、どのようなリスクが生じるのか考えます。
私が今まで受けた相談について、内容をもとに5項目に分類してみました。
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(1)誤った基本情報の表示
第三者である不正使用者が管理者登録を行うと、正確ではない基本情報(住所、電話番号、営業時間など)が表示される可能性があります。これにより、患者さんの正しい情報発見が難しくなります。
(2)予約や問い合わせの減少
誤った情報が表示されることで、患者さんが予約や問い合わせを行う際に混乱が生じ、歯科医院へのアクセスが減少する可能性があります。
(3)信頼性の損失
誤った情報や不正確なレビューなどが掲載されることで、患者さんや関係者が歯科医院に対して信頼を失う可能性があります。
(4)競合他社からの攻撃
競合する歯科医院や悪意ある第三者がビジネスプロフィールを不正に変更し、自院に不利益をもたらす可能性があります。
(5)法的な問題
不正使用は、法的な問題につながる可能性があります。商標や著作権の侵害、詐欺行為、悪意ある行為などが含まれる場合、法的手続きが検討される場合があります。
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次回は、以上のような事態に陥らないために、どうすれば良いかを考え、この項を閉じたいと思います。
クレセル株式会社
(東京歯科保険医新聞2024年3月号11面掲載)