第52回定期総会をリアル方式で開催/5年ぶりに「懇親会」を開催し会員と来賓が交歓・交流深める
懇親会には会員や関係団体、企業、議員ほか74名が参加
新型コロナウイルスの影響で開催が見送られてきた定期総会懇親会が2019年以来、5年ぶりに開かれた。会場には会員や関係団体、企業、議員など74名が参加。タイミングを見計らって総会への祝電・メッセージを紹介しつつ、久しぶりの宴の席を楽しむ姿が見られた。
冒頭、坪田有史会長は懇親会の再開を喜び、「先生方とこうしてお会いできて、とてもうれしく思う」と挨拶し、来場者に謝意を伝えた。その後、全国保険医団体連合会の小澤力副会長(大阪府歯科保険医協会理事長)が挨拶に立ち、歯科技工所アンケートや学校歯科治療調査などの実施を評価し、健康保険証存続の取り組みについても「先生方にわかりやすく丁寧に呼びかけている。これなら自分でもできると考える先生も多いと思う。このような活動を組み立てる協会に敬意を表する」と挨拶した。
続いて、東京保険医協会の須田昭夫会長は、オンライン資格確認義務化撤回訴訟に触れ、「歯科・医科協会がともに訴訟の問題を提起できたことは大変良かったと思う」と、東京都内2つの協会での取り組みを評価した。
その後は関係団体や議員も祝辞を述べ、定期総会の開催を祝した。参加者は思い思いに会話や食事をしながら懇親を深め、盛況のうちに幕を閉じた。初めて定期総会に足を運んだという会員は、「緊張したが、将来的なビジョンを考えて活動するという会長の発言を頼もしく思った。若手の会員も増やしてエネルギッシュに、そして希望が持てる歯科医療界にしてほしい」と協会への思いを語った。
さらに、定期総会で質問に立った会員からは、「会員のためにがんばっている様子が伝わってきた」という声が聞かれた。