2013/12/1 医科歯科医療連携・医療安全講習会
◆テーマと内容
①【医科講師】林泰史 氏(東京都リハビリテーション病院院長)
「BP剤と副作用…ガイドラインでは計れない使用の実際」
◆内 容:歯科領域で顎骨壊死対応にとガイドラインが作成されている骨粗鬆症 治療薬、BP剤は優れた骨折抑制効果を有することから確実な治療継続が推奨 され、剤型、種類が増えている。そこで、医師も歯科医師もBP剤投与3年後には 他剤へ変更、投与中は口腔ケアを指導、顎骨壊死のリスクを回避、テリパラチド で治癒可能、といった共通認識のもとに、骨粗鬆症罹患患者が人間として最も幸 せに過ごせるように医療提供をする必要があることを述べる。 (講師より)
②【歯科講師】白川正順 氏(前日本歯科大学附属病院・口腔外科教授)
「循環器疾患患者の歯科治療の対応-特に血圧変動ならびに抗血栓療法と抜歯について-」
◆内 容:虚血性疾患患者の歯科の日常臨床では、急激な血圧変動によって、患 者が胸痛など体調の異変や不調を訴えることや抜歯後の出血に難渋する場合が ある。また、これらの患者の中にはワ-ファリンやアスピリンなど抗凝固薬・抗血小 板薬服用患者がいるが「PT-INR値の至適治療域の中で服薬を継続し抜歯 を行う」ことで、医科・歯科ともコンセンサスが得られている。しかし、中には一時中 止して抜歯している施設もある。以上の点から、循環器疾患患者の歯科治療の対 応について全般的に触れてみたい。 (講師より)
◆日 時:12月1日(日) 午前10時~12時45分
◆会 場:飯田橋レインボービル大会議室
住所:新宿区市谷船河原町11番地
電話:03-3260-4791
◆交 通:JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線・大江戸線「飯田橋駅」から 徒歩約9分
◆参加費:会員無料(同伴者は今回に限り無料)
◆要予約:電話 03-3205-2999(担当:経営・税務・スタッフ教育部)