2021年10月31日に投開票が行われた衆議院議員総選挙で渡嘉敷奈緒美氏、松本純氏が落選したのに伴い、薬剤師議員は今回初当選した逢坂誠二氏のほか、参議院議員の本田顕子氏、藤井基之氏の3人となった。日本薬剤師会の山本信夫会長は、専門誌にコメントを寄せており、「薬剤師が国会で主張する声が小さくなるという意味では影響は大きい」との見方を示している。また、来年の参議院選挙では日本薬剤師連盟の組織内候補として神谷政幸氏が参院選の出馬を予定していることに関しては、「次の神谷選挙に向けて、状況をしっかりと受け止め、どうしたらうまくいくのか、何が足りなかったのかを分析したい」と述べ、準備を進める考えだ。